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2009.07.17 視界良好・22
 シャツを着ると乳首が布と擦れて痛くなる、涼真は初めてそんな経験をした。
セックスを終えてシャツを着ようとしたら擦れるのだ。
以前にも唯斗に「擦れて痛くなかった?」と聞かれた場所だ。
「…マジで痛いし、なんか恥かしいし」
 そんな独り言をつぶやいて、今日はシャツの上に何か着ないといけないなと思う。
まだ隣で寝ている唯斗を起こさないように部屋を出て、自分の部屋に戻ると大学へ行く準備をした。


「この暑いのに上着なんか着るか?」
 友人の里田が驚いて「風邪でもひいた?」と心配する。
なにせ今日は35度を越える真夏日、皆が薄手の服を着ているというのに涼真は重ね着なのだ。
「見ているだけで汗をかきそう。だって今は最高に暑い昼間だぜ?どうしたんだよ」
「…なんでもないよ」
 涼真は事情を話す気にもなれないし、上着も脱げない。
乳首のこともあるが、唯斗が鎖骨にキスマークをつけたからだ。
これはとんでもないことをしてくれたと涼真が心の中で嘆いていると、
窓から覗く駐車場に見慣れた車が停車したのを見つけた。

「事務所に行ってくる」
「え?どうしたんだよ、涼真?」
 里田を置いて事務所まで賭けて行くと、はたしてそこに唯斗の姿があった。

「お、涼真だ。あれっ上着?」
 唯斗は目を丸くして涼真を眺めている。
「暑くないの?」
「もちろん暑いですけど…着ていないと大変なことになるんです!」
 涼真の言い方で気付いたらしく、唯斗が「あはは」と笑い出した。
「あそこに絆創膏でも貼ったらいいのに」
「その手がありましたか…」
 涼真が素直に応じると唯斗がまた吹き出す。
「かーわいいねー。ところで今日は何時に終れるの?」
「もう講義は終ったので帰りますけど」
「じゃあ、送ってあげるよ。今日は会社には直行直帰って連絡してあるからさ」
 涼真は「直行直帰?」と言葉の意味を尋ねた。
「会社に寄らずに自宅からお得意様のところに行って、そのまま帰宅しますってこと」
「そんなこともあるんですか…」
 会社勤めをしていない涼真には新鮮な響きだ。
「でもまだ16時ですよ?」
「いーのいーの。たまには楽をさせてもらわないとねー。息が詰まるでしょ」
「そんなことで会社員が勤まるんですか」

「俺は大丈夫なの。営業成績の良い営業マンだし」
「へえ…」

 唯斗から聞く話は別の世界のことのように思えた。
会社の仕組みを知らない涼真は、唯斗の言葉に興味すら覚える。
「じゃ、ここの納品も済んだし・帰ろうか」
「あ、はい」
 涼真は素直に従った。
気分が上向きになるのを感じながら事務員さんに頭を下げて事務所を出る。

「やっぱり躾の行き届いた子だよねー」
 事務所を出ると唯斗が涼真の髪を撫でた。
「は・恥かしいことをしないでくださいよ」
「そう?」
 唯斗は首をかしげて涼真を眺める。
「あんまり見ないでください」
「赤面症は治らないねー。そんなところも好みだけど」
 これではいじられているのか、それとも誉められているのかわからない。
唯斗にはからかわれっぱなしだと涼真は思う。
だが不快ではない。
これは距離が縮まったおかげだろうか。
 
「さ、乗って」
 涼真は素直に唯斗の車に乗り込み、シートベルトを締めた。
その姿を見て唯斗が咳払いをする。
「奥ゆかしいなー。助手席においで」
「いいんですか?」
 涼真は改めて助手席に座った。

「隣に若い子を座らせるのは初めてだなー」
「え。いつもは誰が乗っているんですか?」
「部長とかー。偉い人ばっか。運転していてもつまらん」
「これって唯斗さんの車でしょう?」
「そうだけどねー。社用車が足りないから俺だけ自家用車で仕事をしているの」
 唯斗は「行くよー」と言いながら車を発進させた。
その横顔を涼真はじっと見つめている。
「前を向いたら?俺ばかり見ていても何も出ないよ」
「…スリムなスーツ姿が映えますね」
「あれっ。誉めているの?なーんか嬉しいな」
 唯斗は口角を上げて、まんざらでもない表情だ。
涼真はその横顔を見ながら勇気を出して無防備な唯斗の膝に手を伸ばした。

「運転中だからおさわり厳禁」
 唯斗に注意されたが、涼真はこのスーツに隠された蝶々が気になる。
「唯斗さん自身が蝶々みたいにひらひらと捕まえにくいから、蝶々を彫ったんですか?」
「んー、そうでもないけど。あれは趣味だし。だけど俺ってそうなの?捕まえにくい?」
「そうですよ。『好き』って言われても、僕はからかわれてばかりだし」
 涼真が思いのままに話すと、唯斗は「へえー」と唇を尖らせた。
「初めて言われたかも」
「えっ。そうなんですか?」
 涼真が意外そうに声を上げると唯斗が吹き出す。
「俺自身は誰にも捕まりたくないからかわして生きてきたけどね。初めて指摘された」
「…今までの交際が浅かったからじゃないですか?」
「言えてる」
 唯斗はなにやら上機嫌でハンドルをつかみ「とうとう捕まったってわけだ」とつぶやいた。
「離しませんよ?」
「上等だね」
 涼真の啖呵を受けて、唯斗が微笑んだ。
「俺も離れる気はないから」
 
 車は国道を抜けて一路マンションへと急いだ。
「さーて、涼真?今日はどちらの部屋で寝るのかな?」
「唯斗さんの部屋がいいです」
「もう引っ越してきたら?」
「それは…」
 口ごもる涼真に「それは?」と唯斗が聞き返す。

「しばらくは通います。僕だって部屋が必要なんですから」
「へーえ?それでまた俺の部屋を覗くの?」
「しませんよ、そんなことは!」
 唯斗は顔を赤くしながら反論する涼真を見て「あはは」と笑う。
「ま、気が向いたら引越ししてきな。いつでも俺は受け入れちゃうから」
「は、はあ」
 涼真は耳まで熱くなったので顔を見られたくなくてうつむいた。
想いが届いた嬉しさと、もしかしたら数日後には一緒に住むことになる感激で目が潤む。
 あの蝶々を触るまで長かった。
そしてこの気まぐれな蝶々を捕まえるのにも時間がかかった。
しかしようやく気持ちを受け止めてくれたのだ。

「年下と付き合うのも悪くないなー」
 唯斗が涼真をちらりと見て微笑んだ。
「いつまでも初心な感じで、楽しい」
 車はマンションの前まで来た。
唯斗はスムーズに駐車させると「おいで」と涼真を誘った。
涼真がシートベルトを外して唯斗の体にしがみつくと唇が重なった。
 やはり離れたくない。
涼真はそう思いながら唯斗と長いキスをした。


終わり

読んでくださってありがとうございました
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2009.07.16 視界良好・21
 唯斗に下着の上から股間を揉まれてしまい、涼真は次第に下着が濡れていく。
「は、はあ…や、やめてくださいっ、恥かしい」
 涼真は自分の腕で顔を隠しているが、体は素直で悶えてしまう。
早くも汗を帯びた体に唯斗は満足そうに口角を上げた。
そして下着から顔を出そうとする茎よりも睾丸を揉み始め、これには涼真の体が跳ねた。

「痛いっ!…ウッ、ウウン!」
「いい声になってきたねー」
 
 唯斗は涼真の濡れた下着を下ろすと、とろんとした精液がこぼれる。
それは腿を伝い、なんとも淫猥に涼真の足を濡らした。

「やだ、なんか変な感じが…」
「どうかした?」
「なんか漏れるような感覚がするんですけど…」
「いいんじゃない?気にしないでさ。だけど、そんなことを言うなんて色気も出てきたんだ?」
 それを見ながら唯斗は涼真の勃起した茎をつかんだ。
「も、もう触らないでください!出ちゃいます!」
 切羽詰まった涼真の声に、唯斗がうなづいてみせる。
「いいじゃん。出せば?」

「顔にかかっちゃう!」
 
 もはや涼真は絶叫に近い声を上げた。
「それくらいは覚悟しているって。あれだけ我慢させたんだし?」
「汚したくないんです!」
「出せって。ほら」
 唯斗は中腰になって涼真にキスをした。
潜り込んでくる舌を受け入れると、涼真は腹に力が入らない。
こらえていたものがぴゅっと飛び出して、唯斗の腹を汚した。
その光景を見てしまった涼真は顔が熱くなり、唯斗の唇から離れた。
「すみません!」
「謝ることじゃないでしょ?元気な証拠。可愛いものだよ」
 唯斗はタンクトップを脱ぐと涼真の体勢を変えさえて、その体に圧し掛かった。
「不思議だねー。毎日しても飽きないって感じ」
「唯斗さん!」
 涼真は思いきって唯斗にしがみついた。
「こらこら。俺が動けないだろー?」
 苦笑しながら唯斗が涼真の耳を舐めると、涼真は肩を震わせて力を抜いた。

「はあ、熱い…」
 涼真の体は火照っていた。
その熱を冷ますには唯斗しかいないのだが『欲しい』の一言を躊躇してしまう。
言わなくてもわかって欲しい・涼真はそう思っていた。
 しかし相手はなかなか心をかたむけない唯斗だ。
涼真の想いを知っているのか、それとも気付かないのか、唯斗は涼真の鎖骨にキスをする。
くすぐったくて悶える涼真だが、欲しいものはこれではない。
 我慢を強いられた目には涙が浮かんでしまう。

「もたない感じだねー」
 ようやく唯斗が涼真の涙を指でぬぐい取り、再び股間に手を伸ばす。
「唯斗さん、唯斗さん!」
「もう少し足を開こうか?ねえ、涼真」
 穏やかな声とは逆に、唯斗は大胆に涼真の股を割る。
「ひゃっ!」
 涼真は膝を震わせながらこの恥かしい格好に頬を染めた。
勃起した茎と睾丸、そして秘部までが丸見えの状態だ。
それに汗をかいたのか、ヘアーがしっとりと濡れていて淫靡な光景でもある。

「このまま入れてもイけそう」
 唯斗は軽くうなずくと自分の隆起した茎を握り、涼真の秘部に当てた。
「アッ!」
 触れ合う感触だけで涼真は再び爆ぜてしまう。
「ところてん状態だなー。そんなに感じちゃうんだ?」
「だって、凄く待っていたんです!」
「うん、わかる」
 唯斗は涼真の想いに応えるように茎を挿入した。
そしてやさしく抜き差しを始めると、涼真が「ん、ん、そ・それが好き」と喘ぎだす。
「もっと奥に来てください、もっと・唯斗さん!」
「焦るなよー」
 欲しがる涼真の姿を見て唯斗は悪い気がしなかった。
それどころか自らも奮い立たせられ、力が入り荒っぽく抜き差しをする。
「あっ・あああ!いい、凄くいいっ!」
 涼真は次第に奥に迫る唯斗の茎を感じた。
突き上げてくるそれは腹を破ろうとするかのように暴れる。
「唯斗さんっ」
 何度も名を呼ぶ涼真は次第に恍惚とした表情になっていく。
「あ、いいかも…そこが、そこがいいっ…」
「ここね?」
 唯斗が角度を変えずに突き上げると「う、うううん!」と涼真は体を反らす。
狭いソファーの上で涼真は唯斗の送り出す衝撃を甘受して「ああん!」と叫んだ。
途端に涼真の茎から精液がぴゅっと吹き出て、自分の体はもちろん、唯斗も汚した。

「すぐにイッちゃうなー。そんなところも可愛いものだけどねー」
 唯斗は涼真と肌を合わせてなおも突き上げていた。
肌の合わさるパンパンとした小気味良い音が涼真の耳をくすぐる。
しかし何度も精液を放出したせいか涼真の体力は徐々に失われてしまい、荒い呼吸をしながら、
ただ唯斗に揺らされるままになっていた。
 涼真のだらりと伸びた腕を見ながら、唯斗は「もう少し付き合ってよ」と呼ぶ。
「唯斗さん、僕、もう…」
「その声で十分。すっごくいい感じ」
 唯斗はたたみ掛けるように素早く抜き差しをして「あっ」と珍しく声を上げた。
その声と同時に涼真はあたたかいものを感じた。
唯斗は涼真の中で爆ぜたのだ。
「あー…凄くよかった」
 唯斗は涼真の体に重なった。
「重い?」
「いえ、全然…」
「しばらくこうしていたいんだけど」
「は、はい」
 涼真は唯斗の体に手をまわした。
そしてぎゅっと抱き寄せると小声で「あなたが好きです」と言った。
「うん、知ってる」
「唯斗さんは…」
「俺も好きだから・さ」
 唯斗は涼真と唇を重ねた。
それは短いキスだったが、涼真を安心させるのに丁度よかった。
 唯斗の肩の蝶々を見ながら、涼真はようやく唯斗をつかまえたと感じたのだ。


22話に続きます
2009.07.15 視界良好・20
 涼真は相手が女の子なら、自分のペースに巻き込んでセックスができるのにと思う。
朝から恋焦がれて、ようやく会えたのに自分の体を求めない唯斗に不信感が湧いてしまうのだ。
本当に愛されているのか、わからなくなる。
うつむいたままの涼真に「おなかすいた?」と聞く唯斗が憎らしくもある。

「今は胸焼けがして、食欲がありません」
「ふーん。昼にトンカツを食べたから?」
「えっ!どうして知っているんですか!」
 涼真は驚いて顔を上げた。
「俺は出入りの業者だよ?納品ついでに学食を覗いたら、おまえがいて」
 唯斗はその光景を思い出したようで吹き出した。
「この暑い日にトンカツを食べていたからさ、笑えた」
 そして目に涙を浮かべて大笑いをするので、涼真はなんだか恥かしくなる。
「なかなかガッツがあるんだなーと思った。さすが、若いね」
「…唯斗さんだって若いじゃないですか!」
「俺は無理。こんな日は冷麦で十分」
 
 唯斗は目元を指で拭きながらキッチンに向かい、冷蔵庫から缶ビールを取り出した。
「飲む?」
「いえ、苦手なんです」
「あ、そ」
「…ひゃっ?」
 なんと涼真の頬に唯斗が缶ビールを押し付けたのだ。
「冷たくて気持ちいいでしょ」
「びっくりしました!唯斗さんって子供の頃からいじめっ子だったんでしょう!」
「いじめていないよ?」
「絶対、嘘だ…」
 
 ひんやりする頬を抑えながら、涼真は唯斗を見上げた。
セックスができなくてもいい、こうして側にいられるだけでも十分だと思えたのだ。
 唯斗との距離は近い。
お互いが意識していないからなのか、出会った頃のような違和感を覚えない。
むしろもっと近づきたいくらいだ。

「近くにいるのに拒まないねー」
 涼真は自分の気持ちを読まれた気がした。

「ようやく俺に懐いたか」
「そんな言い方がありますか!僕は犬や猫ではありません」
「わかっているよー。俺のことが好きだって。俺もそうだけどねー」
 涼真の胸の鼓動が高鳴った。
「今日はデートしようか?」
「外に行くんですか?僕は暑いから出たくないです」
 涼真はこの鼓動が悟られないように唯斗から顔を背けるが「もう涼しいんじゃない?」と唯斗が迫る。
「陽が落ちたし、風も出ているからさ」
「ここにいたいです」
 涼真としては2人で出歩くのが恥かしいのだ。
先日のように、また知らない女性が唯斗を見て振り向く姿を見るのかと思うと、
つりあわないと言われているようで居心地の悪さを覚えるからだ。

「んー。じゃあ、どうしたい?」
「言わせるんですか」
 わかりきったことを尋ねられて、涼真は頬を赤く染める。
知らぬうちに汗をかいていたようで、じんわりとシャツが肌に貼りつく感触もする。

「ふふ。凄く可愛いなー」
 唯斗は涼真を急に抱きしめると、その頬を突いた。
「俺に溺れさせようかなーと思ったけど、俺のほうがはまったみたい」
「ええっ?」
 そんな風には見えないのだが、と涼真は目を見開いた。

「体がうずくんでしょ?」
「は、はい」

「正直だねー。そこも可愛いけどさ」
 唯斗は腕時計を見て「結構、我慢できたね」と涼真を誉めた。
「俺はセックスだけが目的じゃないからさ。涼真を連れて歩きたいし、遊びにも行きたい」
「僕の背が伸びてからにしてください」
「へえ?どうして」
「他人に比べられるみたいで嫌なんです」
 涼真は胸のうちを話したが、唯とは「そんなこと関係ないんじゃない?」と言う。
「たしかに背の高さが違うけどさ、それで萎縮することはないでしょう」
 
 唯斗は軽々と涼真を抱き上げるとソファーに座らせた。
「不服そうな顔をしない」
「だって、唯斗さん」
「俺は涼真が好きだから。それでいいじゃない?」
 そして唯斗は涼真のシャツをまくり上げると「擦れて痛くなかった?」と聞く。
「なにが…ですか」
「これ」
 唯斗は起き上がった乳首をつまんだ。
と同時に涼真が「あっ」と呻いて体を反らす。
「やだやだ、なんか痛いし、それなのに気持ちいいなんて!」
「涼真。そのまま座っていろよ?」
 唯斗は膝をつき、涼真の股を割ると自分の体を入れて再び胸元に手を伸ばす。
「アッ、やっ、やだ!」
「嫌じゃないでしょ。じっとしていなよ」
 そして唯斗は涼真の乳首を舌で舐め、口にふくむと吸った。
「ああっ!」
 涼真は体を震わせているが、無意識に胸を張っていた。
唯斗の愛撫に慣れてきた証拠だろう、自分がどう動いたら気持ちがよくなるのか知りつつある。
胸を張るのは『もっと』の意味があった。
「いやらしい体になってきたなー」
 唯斗は涼真の腰に手を這わせて、そのままジーンズを片手で下ろしてしまう。
そしてあらわになった腰を撫でると手をまわして尻を撫でる。
 その手の冷たさに涼真はぞくりとしながらも唯斗にいいようにさせていた。
「腰がくびれてきた。なーんかいい感じ」
 涼真の息はすでに上がっていた。
荒い呼吸をしながら唯斗に体をゆだねると、一瞬のけぞった。
唯斗が秘部に指を入れたからだ。
「唯斗さん、唯斗さん!」
「指じゃ嫌って感じなのかな?随分と俺に慣れたなー。そこもいいんだけど」
 唯斗は不敵な笑みを浮かべながら片手で股間を、そしてもう片方で秘部に指を入れてかき回す。

「涼真、声を出していいんだよ?」
「唯斗さんっ…」
 前と後ろを同時に攻められて、涼真は感じてしまい唾液が溢れてくる。
それを飲み込むと唯斗が微笑んだ。
「俺が触るとすぐに勃起するんだねー」
 余裕のある唯斗の表情に、涼真は恥かしくなり股間を抑えようとする。

「こんな姿を見ると止まらないな」
 唯斗は小声でつぶやいた。
「もう我慢しなくていいよ。俺がしてあげる」
 そして涼真のジーンズはかかとまで下ろされてしまった。

21話に続きます
2009.07.13 視界良好・19
 夏は女性が薄着になる季節だ、先程から涼真の目の前をキャミ姿の女性が何人も通り過ぎていく。
大抵の男はその無防備な胸元や露出した腕に目を奪われるのだろうが、
涼真は気が抜けたようにぼんやりとしていた。

「涼真ー。もう夏バテかよ」
 友人の里田が心配するが、涼真はポケットから取り出した鍵を見ながら返事もしない。
「それ、どこの鍵?」
「うーん。なんていったらいいのかな」
「もしかして彼女ができた?」
「違う…と思う」
 彼女ではない、言うなれば彼氏だ。
「なんかはっきりしないなあ。やっぱ夏バテっぽい」
「バテてはいないんだけど」
 
 そう言いながら涼真は鍵をポケットにしまった。
これを唯斗から預かったはいいが、返したくない気持ちが湧いている。
このまま自分が持っていてはいけないだろうか?そう思うたびに胸の鼓動が高鳴る。

「1人暮らしだから食事が適当でバテたんだろう。栄養のあるものを食べないと」
 里田はそう言って涼真の腕をつかんで学食に連れて行こうとする。
「トンカツでも食べればいい」
「そんなもの、暑くて食べられないって」
 文句を言いながらも里田の気遣いに安堵した涼真は、連れ立って廊下を歩いた。
そして学食に行く前に「ちょっとごめん」と言って事務所を覗く。
目当ての唯斗は来ていないようだ。
見るからに肩を落とす涼真を見て、里田は「なにかあった?」と詮索し始めた。
「なんでもないよ」
「…そうなのか?」
 里田はできた友人で、涼真が話さないならそれ以上は聞かないようだ。
「さ、トンカツを食べるぞー」
 気落ちしている涼真を引っ張って、里田は学食に向かった。

 
 選択した講義を受け、帰宅した涼真は胸焼けがひどかった。
まぎれもなくトンカツのせいなのだが、里田に知られる前に帰れてよかったと思う。
また気を使われると困るからだ。
「はー…」
 ため息をついても1人だ。
ベランダに出て唯斗の部屋を覗くが、カーテンは閉め切られたままだ。
「何時に帰ってくるんだろう」
 涼真は思わず独り言をつぶやいて、頬が熱くなった。
会いたいと思うときに会えないなんて辛いものだ。
特に涼真はどうやら我慢がきかない。
「せめて携帯の番号を聞くべきだったなー」
 しかし聞いていたとしても唯斗は仕事中なので、かけても出なかっただろう。
涼真はベランダの手摺につかまり、やや前傾姿勢で唯斗の部屋を眺めた。
 今まで恋愛経験はあるが、待ち合わせ場所などでも自分が待たせるほうだった。
なので余計に涼真は唯斗を待つ・この時間に耐えられない。
 ポケットに指を入れて合鍵を取り出した。
これは部屋にいてもいい、そういうことだろうかと涼真は悩んだ。
『涼真の分』と言って渡されたわけではないので扱いに困る。
 しかし鍵があるのならここで待つよりも唯斗の部屋で待っていたほうが早い、
そう思った涼真は部屋を出て唯斗の部屋に行くことにした。
 シャワーを浴びて汗を流すと、服を着替えて唯斗の部屋を目指した。
どうしても早く会いたいからだ。

 唯斗の部屋の前に立ち、少しためらいながらも鍵を差した。
カチャンと小気味良い音が鳴り、これでドアを開けることができる。
それなのに涼真はドアノブを持つのに躊躇した。
勝手に部屋に入って唯斗を待つなんて、唯斗に呆れられないだろうか?
もしや怒られたらどうしよう、そんなことをこの期に及んで考えてしまうのだ。

「いいや!」

 涼真は腹を決めてドアを開けた。
そして暗い部屋に入ると照明をつけて、ソファーに腰掛けた。
 時計を見るとまだ17時になったばかりだ。
唯斗は何時に帰るのだろうか、待つ時間は非常に長く感じるもので涼真には耐え難い。
「何か作ろうかな」
 涼真はキッチンに立つが、食器棚を見て愕然とした。
1人暮らしにしては食器が多いのだ。
それに唯斗がマメに自炊しているとは思えない。
「出入りする人間が多いってことなのか…?」
 唯斗の交友関係は知らないが、あれだけの男前だ、しかも華やかさがある。
女性どころか男性も来ているのではないのか、そう考え出すときりが無い。
 もしかして、こうして自分がここで待っていても友人を連れて帰ってくる可能性があるのだ、
涼真は急に自分が待っていることに後ろめたさを感じて玄関に足を向けた。
 そして唯斗が帰らないうちに部屋に戻ろうとしたらドアが開いた。

「お待たせ。ちゃんと留守番ができたのかな?」
 涼真の姿を確認しながら涼しげな顔をしたスーツ姿の唯斗が入ってきた。

「唯斗さん…」

 涼真は思わずスーツ姿の唯斗の後方を目で探る。
「何をしているの?」
「いえ、あの。誰か連れてきたのかなーと思って…」
「どうして?」
「僕の思い違いです、なんでもないです」
「ふーん?」

 唯斗は靴を脱ぐとスタスタと部屋に上がり、上着をハンガーにかけた。
そして「あー。暑かった」とネクタイを外す。
汗1つかいていなさそうな表情なのに、暑かったのかと涼真はその後ろ姿を眺める。
「定時で上がれてよかったー。今日は涼真がいるからさ、早く帰ろうと思っていたんだ」
「そ、そうなんですか!」
 涼真が思わず声を上げると「あはは、嬉しそうな声!」と唯斗が笑う。
そして振り返ると「こんな可愛い子を部屋に置いておくのもアリだなー」などと言い出した。

「1人暮らしって、部屋に帰ると孤独感を覚えるでしょ。照明がついていないからさ」
「あ、そうですね」
「涼真がいれば、そんな寂しさは感じなくてすむから俺は気分がいいんだ」
 シャツをはだけながらそんなことを言われると、涼真は顔が熱くなってしまう。

「もう少し性欲を抑えることができたら最高なんだけどね。まだ覚えたてだから仕方ないか」
「ひっ、人を動物扱いしないでください!覚えたてなんて…」
「あれ。そうでしょ?セックスが気持ちいいんでしょ?」
 手を腰に当てて前傾姿勢をとる唯斗に、涼真はまったく勝てる気がしなかった。
「はい…そうです」
「ふふ。素直な子は好きだよ?」
 そして唯斗は涼真の目の前でスラックスを脱いで下着姿になった。
痩せているのに筋肉がついて締まった体つきだ、これを見るだけで涼真は落ち着かない。
「唯斗さんっ!」
 涼真は唯斗に抱きついてその胸元に頭を擦りつけた。
「もー。お子様だなー。少し我慢しろって」
「見せ付けるように脱いだくせに!」
「俺はそういうことをするの、好きだからさ」
「…え」
「冗談。言葉をそのまま受け止めるなよ」
 唯斗は吹き出して大笑いをしているが、涼真は笑えない。
こうして抱きついていても唯斗の心をしっかりとつかんでいるとは思えないからだ。

「はい、少しどいていてねー」
 軽く体を離されて、涼真は悲しそうに見上げる。
「そんな顔をするもんじゃないよ」
「だって!側にいたいのに」
「あのな。いつでも側にいてあげるけどさ、四六時中というわけにはいかないでしょ」
「えー、だって」

「少しは大人になりなさいって」
 唯斗は脱いだシャツを涼真に渡して「洗濯機に入れておいて」とだけ言うとタンクトップを着てしまった。

20話に続きます
2009.07.11 視界良好・18
「ほら、起きろ。大学に行くんだろう?」
 涼真が目を覚ますと、シャツをはだけた唯斗に頬を触られていた。
「わ!」
 そのぬくもりに異常に反応して飛び起きると「あはは。元気だなー」と唯斗が吹き出す。
「唯斗さんがそんな格好をしているから驚いたんです!」
 裸のままの自分を恥じて、シーツを手繰り寄せながら涼真が反論する。
「これ?まだ着替えの途中だったからなー。いっそ裸で起こして欲しかった?」
「そ、それは困ります!」
 涼真は赤面症かもしれない、唯斗にからかわれるとすぐに顔が熱くなるのだ。
今も熱くてたまらない。
その姿を唯斗が楽しそうに眺めている。
「困る?嬉しそうだけど?」
「そんなことはありません!」
「りきんでいないで服を着たら?そこに置いておいたけど」
「あ」
 涼真は慌ててシャツをつかみ、それを羽織ると今度は下着を探した。
「あれっ…?」
「何が見つからないの」
「下着です。おかしいな…」
「ジーンズと一緒に脱いだんじゃね?」
「あ、そうか」
 助かった・と感じながらも、涼真は唯斗が自分の脱ぐ様を見て覚えていたことが恥かしい。
「いい脱ぎっぷりだよねー。いつも思うけど」
 まるで心の中を読まれたようだ。
涼真は言い返そうとして唯斗のほうを見たが、ネクタイを締める姿に見蕩れてしまう。
これが働く男の姿なのだと、ネクタイをしゅっと音を立てながら締める唯斗から目が離せない。

「どーかした?」
「い。いいえ、別に」
 涼真は下着を履くとジーンズも身につけ、「じゃあ、僕は部屋に帰ります」と挨拶をした。

「あれ。本当に大学に行くの?」
「講義が1つありますから」

「なーんだ。留守番でもさせようかなと思ったのに残念」
「…起こしたくせにそんなことを言わないでください」
 涼真がぼやくとその唇を塞がれた。
「ん!」
 いきなりのキスに涼真が戸惑うと、唯斗は相変わらず涼しげな表情で舌を入れてくる。
舌が絡み合い、唾液をこぼし、無意識に下半身を擦り合わせていると唇が不意に離れた。

「ここにいたら?」
「でも、唯斗さんは…会社に行くんですよね」

「留守番してよ。帰る楽しみが増えるんだから」
「…一方的だ」
 涼真がそれでも迷った表情をすると「焦れる?」と唯斗が聞く。
「発情期みたいだなー。このままじゃ外に出られないよ?」
 涼真は知らぬうちに息が上がっていた。
そして擦りあった下半身が痺れている。
体が唯斗を求めているのだ。

「俺は会社に行く。だけど5分だけ付き合ってあげる」
 唯斗は涼真のジーンズの中に手を入れて腰を撫でた。
「あ、そんな、困ります!」
「擦るくらいならしてあげるってこと」
「や、やだー…」
「ちゃんと立っていろよ」
 唯斗は下着の上から涼真の股間をまさぐって、擦った。
すると敏感な茎が頭をもたげる。

「苦しい!唯斗さん!」
 涼真が思い切って唯斗に抱きつくと「しょーがない子だなー」と言いながらも受け止めた。
「唯斗さん、僕…!」
「せっかく服を着たのに脱がす羽目になるじゃん」
 唯斗はそう言いながら涼真のジーンズのジッパーを下ろした。
「甘えん坊さん。時間がないけどイけるかな?」
「やだ、セックスがしたいんです!」
「こらこら」
 
 頬を染めて唯斗を求める涼真の前で、唯斗は片膝をつくと茎を取り出して舐めた。
「あっ!で・出ちゃう…」
「早すぎるでしょ。少し我慢しろって」
「唯斗さんっ」
「好きだよー?涼真。我慢できないのもわかるけど、それじゃ楽しみが半減しちゃうよ?」
 唯斗はそう言うと涼真の茎をくわえて出し入れを始めた。
「あっ、あっ…唯斗さん、唯斗さん!」
 涼真は足元がふらつきそうだった。
手コキよりも体温を直に感じるフェラが涼真を駆り立てていく。

「唯斗さん、も・もうダメ!」
「…じゃあ、出していいよ?」
 
 唯斗が茎を口から出して舌を見せた。
唾液で濡れた茎もそうだが、赤い舌が淫猥だ。
「俺の口の中に出せばいいじゃん」
「そんなことっ…できません!」
 涼真は恥かしさのあまりに抵抗したが、茎は素直だった。
再び唯斗がくわえると涼真は全身に電流が走ったような感覚がした。
「うっ、うんっ!くうう!」
 唸ると同時に体の力が抜けた。
ふと我にかえって唯斗を見ると「にがっ」と言いながら何かを飲み下した後だった。

「唯斗さん…?」

「気持よかった?俺も朝から涼真のイく顔が見れて嬉しいよ?」
「…ご・ごめんなさい!口に出してしまって!」
 すると唯斗は口を拭きながら「出せって言ったのは俺だから、いーの」と立ち上がる。
「そろそろ行かないと遅刻だなー。じゃあ、後はよろしく」
 唯斗は涼真に鍵を渡した。
「あ・あのっ!」
「それ、合鍵だから。失くすなよ?」
 慌しく唯斗が上着を抱えて「じゃあ、行ってきまーす」と出て行った。
残された涼真はしばらく動くことができず、呆然と立ち尽くしてしまった。

19話に続きます
2009.07.10 視界良好・17
 涼真は唯斗の隆起した股間よりも、ちらりと見える蝶々の刺青に目を奪われた。
自分の体にまたがった体勢だと、腿の蝶々がなんとも淫靡に映る。
羽ばたく前と言うよりも腿に貼りつき、涼真の様子を伺うかのようだ。

「そんなに蝶々が好き?」
 唯斗が涼真の視線を追って聞く。
「いえ、本物は逆に苦手なんですけど。絵とかなら…」

「ふうん。俺の体だからかと思った」
「え!」
「蝶々を口実に体を見たいのかなーと」
「そ、それは」
 涼真は生唾を飲んだ。
悪戯を見つけた子供のように唇に指をあてる唯斗の仕草が、涼真を狂おしく駆り立てるのだ。
その様子は涼真の勃起した茎とよがる腰使いで唯斗には明白だ。

「一晩で随分慣れたね」
 唯斗がわざと勃起した互いの茎を擦り合わせるように体を重ねていくと、涼真が悲鳴を上げる。
「やだ、ゴリゴリしてるっ…」
「それがいいんでしょ?」
 唯斗は腰を振って互いの茎を擦る。
「や、やだやだ!この感覚っ…!」
「俺はこれでもかなりクるけどね」
 そして唯斗は涼真の胸に手を伸ばし、赤みを帯びた乳首に触れた。
乳首は待ちかねた様子で隆起しており、汗を浮べたせいか唯斗の指にくっつく。
「体も素直」
 唯斗は乳首を指先でくるくると回し、そしてそれを口に含んで吸った。
「は!」
 涼真の体が、ぐんと反る。
「そこは…」
「昨日覚えたところ。乳首も感じるなんて可愛いものだねー」
 唯斗は再び腰を揺らしながら涼真の乳首を両手でなぶる。
「いっ!やだ、嫌だー!」
 口では逆らっても体は従順だった。
唯斗を迎え入れるために涼真は自然と膝を立てて開脚していた。

「誘い方も無駄が無い。欲しいならあげるよ?」
 唯斗は唇の隙間から舌の先をちらりと見せた。
「俺も、結構限界だし。こんな誘いなら無碍にできない」
「唯斗さん、あのっ…僕は…」
「名前を呼び続けていいよ。そのほうがもっと感じるかも」

 唯斗は自分の茎をつかむと涼真の秘部に先端を挿入した。
「…あっ!こ・これっ!」
「これが欲しいんでしょ?」
「う、ううん!」
 涼真は膝を震わせながらも自ら腰を揺らした。
「そうそう、いい子だね。わかってきている」
 唯斗は茎を進ませて、根元まで実にスムーズに挿入した。
「あっ、なんか、中で突いてる…」
 顔を赤くしながら涼真がつぶやくと「感じてるねー」と唯斗が微笑む。
「回数を重ねると、こんなに馴染むものなのかな?俺もいい感じ」
 唯斗は満足そうに前髪をかきあげた。
そして涼真の足を抱えると「動くよ」と言って荒々しく抜き差しを始めた。

「あっ、あ・あ・あ・あ・くっ、くううん!」
 よがる涼真に「名前を呼んでよ」と唯斗が誘う。
「ゆ・唯斗さんっ!は、はげし…!」
「昨日よりいいでしょ?俺もこのほうが好き」
 唯斗は余裕があるらしい、涼真を見ながら満足そうに微笑んでみせる。
「ああんっ!唯斗さん!奥まできちゃうっ!」
「それがいいんじゃないの。なっ、涼真?」
「ぁあっ、んっ、くっ・串刺しにされそう」
「だーから、名前を呼べって」
 唯斗はわざと強めに突き上げた。

「ぐっ!う・ううん!…い、意地悪だ」
「誰が?」
 
 涼真は涙目になりながら「唯斗さん」とつぶやいた。
「まだ平気そうな声だなー。もっとしてもいい?」
 唯斗は茎を抜くとつかんでいた涼真の足を持上げて抱え込んだ。
「えっ!なにをする気ですか」
「体を起こしな」
 言われるままに涼真が体を起こすと自然と唯斗の首に両手をまわす。
「しっかりつかまっているんだよ?」
 唯斗は再び挿入して、涼真の体を持上げた。
まさかの駅弁の体位に涼真は慌てた。
唯斗の鎖骨に顔を当てながら、容赦なく突き上げてくるこの衝撃を受け止めている。
「えっ!あ、や、やだ!さっきより奥に来てる!」
「密着度も角度も違うもん」
 唯斗は腰を振って涼真を揺らした。
「やっ、やっ」
「そうやって腰を揺らすといいね。感じ方が変わるでしょ」
「唯斗さんっ、や、やだっ、なんかおかしくなりそう」
「いいんじゃない?もっと乱れたら」
 なんと唯斗は突き上げながら部屋を歩き始めた。
その衝撃も涼真を直撃するので、唯斗が1歩踏み出すたびに「あああん」と喘ぐ。

「や、も・もう、変になる」
「おかしくなった姿も見せてよ?そこまで言うならさ」
 唯斗は容赦なく突き上げ続ける。
おかげで涼真は早くも爆ぜて唯斗の腹部を汚してしまった。
それが潤滑剤のように2人の体を密着させ、しかも滑らかにすべらせる。
「あ、ちょっといい感じ」
 涼真は唯斗が眉間に皺を寄せるのを見た。
「唯斗さん、イク顔が見たいっ」
 しがみつく涼真に唯斗は荒い息を吐いた。
「存分に見れば…?くっ…うううん」
 うめき声が聞こえたと思ったら涼真の秘部から茎が抜けた。
その喪失感に涼真はもはや狂いそうだったが、足を伝う精液に冷静さを取り戻すことができた。

「唯斗さん…」
「すごく、いい感じだったー」
 唯斗は涼真を床に下ろすと、力強く抱き締めた。
「ありがとう、涼真」


18話に続きます
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