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コノエは汗と精液で濡れた自分の茂みを片手で覆い隠しながら「あの」と顔を上げた。

「僕には、祥軌サンしか見えないんだ」

入学して初めて出会った在校生は祥軌だ、
そして人見知りの激しい自分を受け入れてくれたのも祥軌だとコノエは続ける。

「いつも見守ってくれてた。いい距離を作ってくれた、だから近寄りたくなったんだ」
惚れさせようとして、そうしたわけではないのだがと祥軌は思う。

「好きに、なったんだ。…祥軌サンだけをいつも受け入れていたいんだ」

コノエの指の間からは白い精液がにじんでいた。
拭いてやろうと祥軌がテイッシュを取ろうとすると首を振り「恥かしい」と言う。

セックスをしていたときの大胆な誘いは消えている。
やはり初めてだったのだ。
セックスがなんたるかを知ったあとの羞恥心がコノエの精神を襲っているのだろう。

大胆に尻を突き出したこと。
乳首を揉まれて悶えたこと。
すべてがコノエにはたまらない出来事に違いない。

だが、祥軌はほおっておけないのだ。

「お尻だけ拭いてそこだけ残すのもおかしいから」

祥軌はコノエの股間に腕を差込み、タオルで丁寧に拭いた。
茂みも丹念に拭くと「く…」とコノエの唇から小さな喘ぎ声が漏れた。
「もっと…下をこすってほしい」
「いいの?」
「ウン」

タオル越しにコノエの男根をこすると「強く・して」とせがむ。

「わかった」
祥軌はタオルを放り、指で扱き始める。
すると待ちかねたようにコノエはその腕にしがみついた。
息を弾ませ、腰を上下に振って歓迎する。

「あっ…。祥軌サン、祥軌サン!」
「コノエ、こうでいい?」
ぐいぐいと強めに握って扱いているせいか、コノエは歓喜の声を上げていた。

「うんっ、いい!祥軌サン、…好き、好きッ」
悶えながらの告白も鼻にかかる甘い声だ。
「コノエ…いく?」

「…まだ離さないで、やだっ、もっと…アッ・く・ゥウウン!」

コノエの男根からピュッと精液が漏れる。
祥軌の指を粘り気のあるそれが濡らした。

「せっかく拭いたのになあ…」
祥軌は苦笑しながらその指でコノエの睾丸を揉んだ。
「あ、ぐ…」
ビクンと体を揺らすコノエに、祥軌は欲情しそうだ。
「可愛いよ」
「えっ…」
コノエは頬を赤くしたまま「好きってことだよね…?」と自信なさげに聞いた。

「僕を受け入れてくれるよね」
「好きじゃなきゃ抱かないし」
「そっかー」


嬉しそうに満面の微笑を祥軌に見せると「祥軌サンといると自分が変わっていく気がしてる」と満足げだ。

「そう? どんな風に?」
「人のことを考えられる真人間」
「は…」

祥軌はコノエ自身が『今のままではいけない』と、自身の成長を遂げようともがいていると知った。

しかし、自分といて変わるものだろうかと不安がよぎる。

祥軌はコノエを可愛いと思っている。
だからこそ甘やかしてしまいそうだし、
コノエの性格からしたら周りをかえりみずに自分しか見なさそうだ。



「僕を変えて?」
コノエは真剣なまなざしを向けた。
しかし声は甘さを帯びている。
1度のセックスでこんなに色気を帯びるのかと、祥軌は驚いた。

「そうだね」
自分の体に身を預けようとするコノエの髪をやさしく撫でる。
それを「ゥウン」とくすぐったそうに受け入れる姿態もなまめかしい。

「フォローしてあげるから、コノエが望むように少しずつ変わろうか?」
「うん」

コノエは祥軌の指をちゅっと舐める。
まだ色気づいているようだ。

ちゃんと話を聞いているのか?と祥軌は不安だが、
それを払拭するようにコノエは胸にしがみついてきた。

「祥軌サン。出会えてよかった」

「ん」






翌朝は今までとなんの変化はなかった。

セックスをしたからといって、祥軌はコノエを独占しようとしないし、
コノエもしがみつこうとしなかった。

「コーヒーもらうね」

いつもとまったく同じ姿だ。
コノエは冷蔵庫から缶コーヒーを取り出して飲んでいる。

しかし夕方は違った。
コノエはショップのコーヒーを買ってきて、祥軌に1つ渡した。

「俺に気を使わなくてもいいよ」

「祥軌サンに、世の中にはもっと美味しいコーヒーがあると教えたかった」

憎まれ口を叩きながらも、人懐っこそうな笑顔は初めて見せたのだ。


祥軌は「そんな顔をみんなに見せるのはどーかな?」と笑顔を返した。

夕方の日差しが眩しい。
コノエは「そう?」と口角を上げて部屋のカーテンを閉めた。



おわり

読んでくださってありがとうございました

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祥軌は自らの男根をぐいぐいと扱き、先端を先走りで濡らした。
その粘る液体をコノエの尻にもなすりつけ、亀頭を使い小穴まで伸ばした。

「んっ…」

男根はまだ一瞬しか触れていないのにコノエは喘いだ。
我慢ならないのかむずがゆそうに腰を震わせ、大きく息を吐く。
そして小穴に指を入れて液体に触るとそれは細く糸をひき、床へ落ちていく。

「待てないよ」

コノエの懇願に祥軌は答えるべく、臀部をこじ開けた。
早くも呼吸が荒い。
頭では冷静に進めようと思うが、神経は高ぶっており、体も欲望に取り付かれて敏感だ。

先端をぐいと差し込むと「んあああッ」とコノエがのけぞる。
「熱い、熱いっ…」
壁に握りこぶしを押し付け、痛みに耐えようとするその体に祥軌は欲情した。

コノエの腰をつかむと自らの腰を打ちつける。
「んんんっ!」
再びコノエの体が大きく揺れた。
うっすらと汗を浮かべた皮膚が吸い付くようで、ぺちんと軽い音を立てる。

「コノエ」
祥軌は片手をまわすとコノエの胸をつかんで揉んだ。

「あ、う・ああ…」
コノエは口を半開きにして、ちらりと祥軌の顔を見返る。
「しょ・祥軌サン…」

「コノエのここ、感じやすいね」
「うん、ん…あ、もっと。あ、あ、そ・そう、そうして?」
祥軌がコノエの乳首を指先で突き、つまんで引っ張るとコノエは「そこ、そこ」と頷くのだ。
「あ・ああっん…、そこっ…あ、もっとして?ん、んー!もっと強くしてもいい!」

どうやら乳首を引っ張られるのが気に入ったようだ。
祥軌はそれと知ると、乳首をくいと引っ張っては離し、指先で押さえつけたりしながら、強く腰を波打った。

「ハッ…!あ、ああんッ!や、やだあ、前も後ろもなんてッ」

「コノエ、声を落とせ。隣の部屋の奴に聞かれる」

祥軌はわざと意地悪なことを言った。
隣の部屋の住人はこの時間は食事に出かけている、そうと知らないコノエを追い詰めたのだ。

「んっ!…や、いやぁ…」

力を抜いたコノエが壁に体を預けようとする。

「逃げるなよ」

祥軌は口角を上げると腰を大きく打ち付けた。
途端にコノエが両手で口を覆ったのが背中越しにも仕草でわかる。

「もっと、感じたらいいよ」
追い討ちをかける祥軌のささやきにコノエは頭を軽く振った。
「我慢できないくらい、声ださせてみようかな?」



祥軌は自分とコノエの結合部を見た。
丸く盛り上がった尻の割れ目に、自分の男根が潜り込み、その体を半分出している。


『これを全部入れてしまいたい』


祥軌は体を密着させ、両手でコノエの胸をつかんだ。
そして激しく揉みながら性急にコノエの耳たぶを舐めまわし、油断を誘う。
コノエはすぐに乗った。
「いや、いやん…」と息苦しそうに悶えるコノエを認めると、
祥軌はコノエの中にぐいと男根を押し込んだ。

「はっ…」
ぶるぶると体を震わせているコノエに、祥軌は全部入ったことを告げる。


「中に出すまで、加減しないから」


祥軌は欲望のおもむくままにぐいぐいと突き上げた。
その力強さにコノエは震え、「ァアアン」とか細く甘い声で応戦し、やがて「く・ゥウウ」と苦しそうに呻いた。

「いく、イッちゃうー!」

コノエはじたばたと足を鳴らし、祥軌の体制を無理矢理に変えさせると壁に向けて精液を放った。

「あ、はああ…」

力が抜けてぼうっとしているコノエの背中を見つめながら、子どもは果てるのが早いなと祥軌は思う。
祥軌はまだ達していないのだ。


「コノエ、おまえは自分ばっかりだ」

祥軌はコノエの濡れた股間をまさぐりながら強く突き上げる。

「俺も、よくしてよ? な、どうなんだ」
「し、祥軌サンッ…好き・ですっ…」

「え」
思いも寄らない言葉に祥軌は面食らった。

「好きだから、もっと、していい…。僕、祥軌サンが欲しいもん」

祥軌はコノエの茂みをまさぐっていた指を止めた。


「思う存分、していいのにっ…」
コノエの言葉に祥軌は目が覚めた。
乱暴にセックスを行い、欲望を昇華させようとした愚かな自分に気付いたのだ。


「ごめん、無茶をした」
祥軌はコノエを抱き締めた。
そしてそのまま腰をゆっくりと動かし、「痛くないか?」とやさしい声をかける。
「痛くないよ、ずっとこのままがいいくらい」

コノエは紅潮した頬を隠すようにうつむいた。

強気なコノエのこんな仕草を見てしまい、祥軌は動悸が激しくなる。
この子が欲しい、そう強く感じた祥軌はぐいっと大きく突き上げ、
一気に男根をコノエの中から抜き取った。

そしてあふれ出る精液をコノエの尻に放った。

祥軌はコノエが可愛いのだ、その感情をようやく思い出したのだ。
とても乱暴に中出しをすることはできず、
汚れた尻をテイッシュで丁寧にぬぐうと愛おしそうに撫でた。



8話へ続きます

「アソコを他人に触られたのは初めてだけど、すごく気持ちいい、癖になるかも…」
コノエはそう言いながら、すがりついた祥軌の腕に胸をこすりつける。

乳首は摩擦によって一皮剥けたかのように赤みを増していた。

「ね、毎日とは言わないからさ。…たまには、手でしてくれるよね?」

コノエの媚びた表情に祥軌は首をかしげた。
まさか、コノエは手コキだけで満足しているのか?と。

祥軌のくすぶり始めた衝動は、いまや隠しておけない状況だ。
早く外にさらけ出し、荒い呼吸を続けるコノエの口の中に入れてしまいたい欲望にかられている。

しかしコノエは気が付かない。
雫を腿に垂らしながら、濡れた男根を祥軌に触らせ続け、しかもそれを時折満足げに見ている。

「祥軌サン、今日はもういいのに。やさしいな、こんなときも」
すっかり固さを失った男根はゆらゆら揺れて、祥軌の皮膚に触れている。
「体温も気持ちいい」
勘違いをしているコノエは男根を祥軌の指にあてがおうと尻を浮かせて腰をひねった。
この際だからもう1度、手コキをしてもらおうと思ったのだ。

だが、祥軌はその瞬間にコノエの股に指を滑り込ませて小さな穴に指先を差し入れた。


「ひ・いいいっ?」


未知の刺激にコノエの背中が大きく震えた。

「な、なに?祥軌サン?祥軌サン?!」

コノエは見返ると腕を伸ばして自分の臀部に触れる。
ジーンズの上からも、祥軌の指が激しく動いているのがわかった。

「や、やめて?」

ぐいぐいと中に潜り込もうとする指先のもたらす違和感、そして体温の冷たさ。
コノエは今から何をされるのか見当はついているのだろう、
しかしこの期に及んで腰がひけている。

祥軌はコノエの抗いに対して苛立ちを覚えた。
自分からセックスに誘っておいて今更その態度はなんだ?といった気持ちだ。

「動けない。窮屈なんだけど、これ脱げない?」

「えっ」

「まさか、手コキがセックスのすべてだと思っていないよね?」

祥軌は挑戦的な熱いまなざしをコノエに向けた。

「俺はまだ満たされていないんだよ」

唇をかすかに震わせたコノエを見ると『自分で脱ぐ気がないな』とすぐに判断し、
片手で強引に膝までジーンズを下ろした。

そして大きく目を見開いているコノエの肩をつかんで揺さ振った。
「そんなに反抗的な目で見るなら、手加減しない」

「しょ、祥軌サン」


祥軌はぐるりとコノエの体を回転させ、顔を壁に押し付けると、あらわになっている尻を撫でる。
丸みを帯びたそれは滑らかな皮膚感で祥軌は高揚した。
手を往復させていると、コノエは両手を壁について「ああ」と大きく息を吐いた。

嫌ではないのだなと祥軌は感じた。

表面的に抵抗を試みているが、本能では求めている。
少しいじめたら足を開きそうな予感がした。

その高ぶりが祥軌を突き動かす。


「もっと突き出せって」

わざと乱暴に言ってみるとコノエはぐいと美尻を突き出してみせる。
横顔は赤く染まっているものの、その動作に迷いは感じられなかった。


「足も開くんだよ」

従順にコノエがゆっくりと足を開く。
おずおずと、だが確実にコノエは祥軌を受け入れる喜びを体で表現し始めたのだ。

しかし待つことはできないらしい。
まだ子どもだからだろう、壁についていた手を離すと祥軌のほうへかざし、空をさ迷う。

「なにがしたい?」

コノエは「んっ」とかすかに悶えていた。


「祥軌サンの、アレを、触りたいっ…」

喘ぎ声を搾り出し、その手は目的地である祥軌の股間をかすめた。

「あ、ここ…」
固くなっているものを感じ取った皮膚が迷うことなく尖ったそれをつかむ。

「熱い、あ、すごく…固い」

祥軌にしてみればジーンズの上から触られても快感はない。


「こうだろう」

祥軌もジーンズを脱いだ。
そして素早く下着もおろすと屹立した男根をコノエににぎらせた。


「あっ…、な、なにこれっ」
コノエは激しく動揺している。
「で、でかいっ!祥軌サン、すご…」

「見ていないのにわかる?」
意地悪な質問を投げかける祥軌に、コノエは荒い呼吸と手コキで答えた。

「これ、欲しい… 僕の中に入れてくれるよね」

「入るかな?穴が小さくて無理じゃないの」

「先っぽだけでもいいから、入れて?」

そう言った唇から唾液がこぼれた。
コノエも欲情しているのだ。

ぐいと突き出したコノエの尻が陰影を帯び、祥軌はますます気持ちが高ぶってきた。


7話へ続きます
ジッパーの奥でくすぶっているものは熱気とともに顔を出し、祥軌の指を求めてゆらりと揺れる。

「触って?」

まだためらう表情の祥軌の背中を押すのは、
コノエの鼻にかかる甘い声と性急に自らのシャツのボタンを外す動作だ。

次第に見えてくるコノエの体。
大人になりきれていない少年のそれは、力をこめて抱けば赤い跡が残ると容易に想像できた。

「はやく、はやく!」

コノエは祥軌の手を離したことを悔やみ、唇を噛んだ。
焦れているのは一目でわかる。

コノエは上のボタンを残したままでシャツを開いて見せると、その体を祥軌に押し付けて乳首を擦った。
まだ屹立していない男根、そして目をひくのは尖った乳首だ。
擦れるたびに赤みを帯びて丸みをなくし、先がつぶれていく。
さぞかし柔らかいだろうと祥軌は思う。
だが、つまめばコリッと固いかもしれない、
触れてみたい・その衝動とともに背中に電流が走る。

いけないことをしようとしている、その思考が祥軌をためらわせたままだ。

しかし、目の前で続いているのはまるで自慰だ。
そして明らかに祥軌を誘っているのだ。

この光景を見ながら冷静でいられる人間はいないだろう。


祥軌はとうとうコノエの首筋に触れた。
そしてそのまま指を這わせて胸元へ降りる。

「そこじゃないよ…」

懇願するような潤んだ瞳が祥軌に訴える。

「もう、我慢できないんだって」


しかし祥軌は男根をちらりと見ただけで触らない。
まずは自分の興味をひくこの赤い乳首だ。

これに触れて、そしてコノエがどう啼くのか聞きたい、そんな欲望を膨らませてしまったのだ。

コノエが気付かないわけがなく慌てて体を離すが、祥軌はこれ幸いとばかりに両手でコノエの胸元をつかんだ。

そしてためらいを捨てた指は乳輪をなぞり、先端の乳首を軽く押す。
「アッ…」

途端に股間をひくつかせるコノエを動揺を知っても、祥軌はそのまま乳首を指先でつまんで引っ張る。
「ううううん」
大袈裟なくらいにコノエは首を振る。


「少し踏ん張れる? 寄りかかられたら楽しめないから」

祥軌はやや前屈みになるとコノエの乳首を舌先で突き、そして口に含むと数秒間吸い続けた。

「クウウッ…、あ・あ・い、いやだっ…」

「はあ」

祥軌はようやく口を離すと、吐息を吹きかける。
それだけでコノエは腰を震わせた。

「いやだ、祥軌サン。感じちゃうけど、気持ちいいけど、そこじゃないんだ…」
「でも可愛い声」

祥軌はわざと乳首をチュッと音を立てて続けて吸い、唾液を垂らす。
コノエの乳首はすっかり濡れて、張りを増した。
祥軌はこれが気に入ったが、焦らされているコノエはたまらない。

「あ、はあ、無理。祥軌サン、そこじゃない・もっと…」


吐息はますます熱を帯びる。
祥軌の髪に吹きかけながら、放置されたままの下半身の処理に困惑して身震いさえする。

祥軌が自分の体・特に乳首のようだが、ご執心なのは喜ばしいことでもある。
しかし汗を浮かべた茂みが哀れだ。


コノエはのけぞると「クウウッ」と小さく呻いた。

そして祥軌の手を乱暴につかみ、
空を見上げている自分の男根を握らせた。

「お願い・ぐっと、つかんで!はやく、早く固くしてっ」


言うが早いか、コノエの男根の先端からは透明の液体が漏れていた。
祥軌は粘りのあるそれを指先でぬぐうと「もっと?」といたずらを秘めた表情を浮かべ、
コノエの男根を扱いた。

「アッ、そこ、そこーー!」
「ふうん?もっと固くなるんだ?子どもだと思ったのに、成長してるね」

「やっ、ハンパなことはいやだ、ぎゅってして?」
「出したい?」
「出す、出す!」

コノエの腰が震えている。
そして茂みが揺れている。


「早いな。まだダメだよ」

祥軌はためらいを捨てた。
欲望ともいえる快楽の中に身を投じたのだ。


「ほら。こうすると、もっといいんじゃない?」


祥軌は片手で男根を責めながら、もう片方の手で乳首をつまむと引っ張った。
「きっ、キツイっ!」

コノエが胸を突き出し、腰をひくつかせた。
そして股間は部屋の照明に反射して輝きを増した。

祥軌はその泉をまさぐると、コノエが腕にすがりついた。


6話へ続きます






思いつめると体の1部が過敏に反応してしまう、
祥軌はこのぞくぞくとした高ぶりを持て余しつつ、自らの腰を軽く叩いた。

シャワーの水しぶきが跳ねて、バスタブへ落ちていく。

するとなんだか湯船を汚したような気になり、せっかく湯を張ったのだが一気に栓を抜いた。


祥軌はバスルームから出ると、濡れた髪を乱暴にタオルで擦りながら個人の部屋に戻った。
姿鏡に映る自分は上半身は裸で、下はジーンズ姿の普通の風呂上りの男だ。
だが、表情はどうだ。
眉が上がり、神経がぴんと張り詰めている。
飢えた獣のそれのように見える。
苛立ってしまうのは行き場の無い欲情だと気付かされると、余計に行き詰る。

隣の部屋にはコノエがいるのに自慰なんてできやしない、
しかし早急に発散しないと高ぶった感情を明日まで引きずる羽目になる。

今夜はジョギングをしたほうがよさそうだ・そう思ったとき、
ドアをノックする音に驚いた。


「今、いい?」

コノエの声がしゃがれている。
祥軌は了解する前に本能からなのか「その声、煙草を吸ったんじゃないだろうな?」と言いながらドアを開けた。

「…吸ってないし」
濡れた髪の祥軌の顔を見上げながら、コノエは明らかに動揺していた。
「本当?」
祥軌はコノエの後頭部を左手で抱え込むように引き寄せ、その黒い髪に顔を埋めた。
煙草の匂いがするかと思い、嗅いだだけなのだが、コノエの息が祥軌の胸元にかかった。

それは熱を帯びていた。

違和感を覚えた祥軌は冷静を装い「吸ってないね」と言いながら手を放そうとした。
「やだよ」
細い指が祥軌の腕を乱暴につかんだ。
「こうしていてくれないかなあ」
そして自らの頬に誘導する。

「僕は祥軌サンしか信じてない。いつも僕を守ってくれているから」
祥軌の手のひらに頬をぐいぐいと摺り寄せると、迷うことなく祥軌をまっすぐに見上げた。
この瞳に対して、獣のように高ぶった己を祥軌は恥じた。

「なに、また何か聞きたいことがある?」

祥軌は極力、穏やかな声を出したつもりだった。
しかし思考は曖昧だ。

祥軌はコノエを弟のような存在と脳に訴えかけた。
幸いにも股間は起き上がってはいない。
しかしこのまま体を密着させていたら過ちを犯しかねない状況ではある。

まだ大人になっていないコノエの体は、力をこめなくてもたやすく押し倒せてしまえる。
見た事はないが、肉付きもたいしたことがなさそうだ。
そんなことを一瞬で考えてしまい、祥軌は思わずコノエの視線から目を反らした。

しかし、コノエは逃さない。
ためらっていた言葉を口に出す決心をしたようで、小さく息を吸い込んだ。


「これ、どうしてか教えて欲しい」

「これ?」


妙な尋ね方に祥軌が再びコノエを見やる。
すると、コノエは足元を指差している。

訝しげに覗き込むと、隙だらけのその唇にコノエの唇が吸い付いた。
「んっ?」
祥軌が目を瞬かせるがコノエはひるまない。
それどころか祥軌の腿に自らの固く変化した股間をこすりつけてきたのだ。

ジーンズの奥に秘められているとはいえ、生地の擦れる音がかすかに聞こえてくる。

「…あッ」

小さく喘いだコノエが、そのまま唇を離す。
そして先ほどまで自らの股間を擦りつけた祥軌の腿に両手で触れると、涙をこらえた瞳でせつなげに見上げる。
頬が上気して赤い。
唇も熱を帯びて苦しいのか、続けて息を吐き、やがて閉じなくなった。
何かを求めて、舌の先がちらりと見えている。

「僕は祥軌サンにだけ、こうなっちゃうんだ!祥軌サンは僕を好きでもないのに…」

祥軌は身をよじるコノエの腰をつかむと、唇を求め、その舌を捉えた。
互いの歯をなぞり、唾液を掬い、飲み込むことが間に合わない分は開いたままの唇からこぼした。
「…祥軌サン、マジでキレイな顔してる」
「何ヶ月も一緒に暮らしていて、今更言う?」
「こんな近くで見たことな…」
自分しか見つめていないその瞳を祥軌は独占したくなった。
その高ぶりは止められず、むしゃぶりつくようにコノエの唇を吸った。

そして唇を舌先でなぞると、コノエは快楽に浸ったのかくすぐったそうに肩を震わせる。


「ち・力が抜ける…」

長いキスで勢いをそがれたのか、コノエは祥軌の腕の中に体をだらりと預けた。

「どうした?」
祥軌が汗を浮かべたコノエの額を手でぬぐってやると、嬉しそうに目を細める。

「そこよりも、ここだよ?」
次に手が誘導されたのは、ジーンズのジッパーだ。
「ね、下ろしてほしいんだ」
しがみついたコノエが耳元でささやく。

「セックスは、祥軌サンとしたいんだ」

5話へ続きます
「おまえの同居人、かわいくない?」
廊下で担任の教師に呼び止められた祥軌は微笑んで「かわいいですよ」と答えつつ、
胸のざわつきを覚えてしまう。


「無愛想な奴かと思ってたけど、黒目でかわいい顔してるよな」
自分の言葉に納得しているのか満足げに顎を触りながら頷いている教師に、
「手・出したら噛み付きますよ」
「誰が?あの子?」

「俺です」

1歩前に出た祥軌に教師はひるんだ。
「そんな笑顔で言われると、おまえに手を出したくなるぞ?」
「誰でもいいような人は、俺は相手にしません」
「立派な保護者だ」
太刀打ちできないと悟った教師は足早に立ち去ったが、祥軌は釈然としない。

不器用な生き方をしているコノエがまるで弟のようにかわいいのだ。
これが祥軌の長男気質かもしれない、
教師の指摘どおり保護者の気持ちになっているのだ。

しかし過保護はしない、
祥軌は男なので母親のように手厚くあれこれかまうことを良しとは思えない。
見守ることを選んでいる。

校内で偶然出くわしても、手は振らない。
目が合ったら笑顔を送る。
他人から見るとそっけないとさえ思うかもしれないこの距離感で、
祥軌はコノエに『干渉しないから』と安心させている。





そんな中で起きた椿事だ。
指を入れられたなんて呆れた事態であり、しかもコノエは隠したいようだが動揺している。

『人間を嫌いにならなければいいけどね』

この話題を避けたい様子のコノエの横顔を見ながら祥軌は思う。

「風呂、先に入ったら?」
「祥軌サン、先、いいですよ」
「じゃあ」

祥軌は立ち上がると部屋着のTシャツを脱いだ。
乱れた髪を撫で付けるように直しながら歩き始めると、背中に視線を感じる。

何気なく振り返るとコノエが見ている。

「なに?」
「体、鍛えているの?」
「あー、春までは夜中にジョギングしていたなあ」
「へえ。それで・かあ」
コノエは「引き締まっている」としきりに頷いている。
背中しか見えていないだろうにと思いながら、祥軌はバスタオルを手にしてバスルームのドアを開けるが、
コノエはまだ見ている。

「夜中にジョギングなんてすげー」
「そうか?男だから発散しないとさ」
冗談まじりに笑いながら「だろ?」と同意を求めると、コノエは「そっかー」と驚いた顔をする。

「祥軌サンでも発散しないとマズイときがあったの」
「ここは男しかいない学校でしょ。女子がいないのは、ねー」


「僕がここに来てからは走っていないね?」

「は」

「どうしてか、聞いていい?」


思わぬコノエの挑発に祥軌は言葉を失った。
今まで自分を誘ってくる後輩はいたし、強引な先輩もいた。
そういう輩はうまくかわしてきた自負がある。
しかし、コノエに対してはノーマークだった。

「いつも自分に自信がある態度で余裕かましてるのに、困ることがあるんだー」

「何を考えているか知らないけど、どう言ったら満足する?」

祥軌はドアに寄りかかると腕組をした。
コノエのいたずらが過ぎると判断したのだ。

するとたちまちコノエは頭を下げた。
「走っていないのは、たまたま・だよね。ごめんなさい」


「いいよ。コノエは疲れているんだ」
祥軌はそれだけ言うとバスルームに入り、ドアを閉めた。

コノエがあんな態度を取るなんて動揺している証拠だ・
しかしやさしい言葉をかけなかった自分が正しいのか・
祥軌はシャワーのコックを回すと背中にまだ温まらないぬるいお湯を浴びた。


見ていたのは常に自分のほうであり、走らないのはコノエを見ているからだと祥軌は気付いた。




4話に続きます

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