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こんにちはです。一気にUPしました・・。
一日のひとコマ をテーマにしてみました。
あまり深く考えずに進みましたが・・どうなんだろう。
いつもみたいな感じかなあ。

今は長いおはなしを書くテンションではないのでSSがいいかも。
いろいろ試しながらすすめていけたらいいなあ。

ではでは。また次のお話で会えたら嬉しいです。
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「なにを驚いてるんだ?」仁田、おまえの言葉だよ。
「俺は・・そこまで求めていないよ。」
上づいた声を気にしながら否定した。
「ふうん?つまんないな。」
仁田は缶をゴミ箱に捨てた。
俺も今捨てられたのかな。
「それでも抱きたいといったら?」
え?
「・・・考えるよ。」
「やっぱり余地があるんだ。ふふ・そんな性格してるから彼女は心配だ。」
乗せられてる。そう気がついた。

「彼女は嫌いじゃないよ。でも仁田は気になる。・・んだ。」
「俺はときどきでいいよ。ま、そのうち。体あけといて。コーヒーのお礼と思って。」
コンビニで口説かれるとは思わなかった。
でも缶コーヒーで、こんなに距離が縮まったのは嬉しいというのか・・。
「お前が財布を落としたとき、凄いチャンスだと思った。喉が渇いたのは毛糸のせいだけじゃない。これでも緊張したんだよ。」
くくっと笑った仁田に気が緩んだ。
遊ばれてるのではないんだ。そう確信した。
「ずっと俺を見ていたお前に。ようやく話ができるんだと思って。」
「・なんていおうと思った?」
聴いてみたくなった。
「俺のこと好きでしょ?って。」ああ、そうか。

「抱いてもいい?って。」
「は?」
「あれ?まだ許してくれないのか。ふうん?時間かかりそうだな。ま、いいか。」
仁田は腕をぐうんと伸ばして、大きく伸びをした。
「だからセーターを今頃から編み出したんだな彼女は。」
仁田の言葉で自分がひとにこころを開いていない気がした。
時間かかるって、そういうこと?
「俺は性急だからね。覚悟して。」

「仁田。俺を好き・・?」
唐突に聞き返していた。
「?ああ。好きだよ。面白いから。それに俺はお前の顔も好き。そのでかい目。猫みたい。」
淡々と話されると現実じゃないみたいなんだけど。
それにほめられてるのか、けなされてるのか、よくわからない。
「前から仁田は気になってたんだ。」
遊ばれてる気もして思わず告ってしまった・・。
「へえ?」
興味深げな顔つきになった。
「・・ようやく告白する気になったか。」
え?
今なんて・・?
「市井はいつも俺を見てるからさ。多分そうなんだろうなーと。」
他人事みたいに言うけどさ・・。
「で?どうしたいの。」
「どうって。」
「付き合いたい と言うなら受験が終るまで待って欲しい。俺は器用じゃないから、おまえと付き合いながら勉強はできない。おまえと遊びたいとか、そんなことで悶々とするのはまずいから。」
「・・そこまで考えてるのか・・。」
すこしひいた・・。
「友人になってほしいなら お断り。俺もお前が好きだから、特別だから。」
「じゃあなんていえばいいのか。」
「んーーー?そうだな。」
缶コーヒーを飲み終って、その缶を指でこんこんとはじく。
その音がここちいい。

「今は、たまにセックスができれば十分かな。」
 「・・・・はああ?」
駅前のコンビニに入ると仁田がいた。
「あれ。」
「ああ市井。お前も喉が乾いたのか。」
手に缶コーヒーを持っていた。
「お前の彼女?暑苦しいものを編んでいたな。見ているだけで汗がでた。」気づいていたか。
「まだ夏にもなっていないのに。」おれも愚痴を言った。
「女はわからん。」
仁田はレジに向かった、「おごらせてよ、さっきの分で。」
あわてて声をかけたら、「じゃ、ありがたく。」
今度は受け容れられた。

「急いでるって、喉が渇いていたのか。」
さっさと飲んだ仁田にたずねた。
「そう。あの毛糸のおかげで。」
毛糸のおかげで俺は仁田と話ができた。彼女、GJ!!
「俺はあんな気持ちはわからん。自分だって暑いだろうに。おまえのために暑いのこらえてもくもくとあむんだ。・・はー。気が遠くなる。」
「まあね。」
「惚れられてる余裕?あの彼女はかわいいから大事にしろよ。」
仁田が、にっと微笑んで立ち去ろうとした。
「あのさ仁田。」
気になることがあった。それ以外は特に用事もないんだけど、呼び止めた。
「なに?」
「俺のこと知ってたの?苗字呼んだじゃん。」
「ああ・・。前から知ってたよ。俺これでも会長だし。」
あ。そうか。
「おまえのこと好きだし。」
は!?

「俺?」
「うん。面白そうなやつだなーと思って。彼女と一緒にいるくせに、ちっとも楽しそうじゃない。彼女はそんなおまえにやたら気を使ってる。なんだこの関係・と思ってみていたんだ・前から。」
前・・?
いつだ?いつだ?
「さっきもそう。暑いのがまんしてお前のためにセーター編んでる彼女に対してお前は顔もみようとしなくてさ。俺ばっか見てたろう。」

頭から冷水をあびせられた気がした。

「面白いなーと思ってた。」
ふふ。と仁田が笑った。
黒髪のベリーショート。毛先をワックスでちょいちょいと動かしていて、時間のかかりそうなスタイリング。
あの髪型を見て、自分も髪を切ろうかなと思った日があった。でも切らなかったのは、自分の頭の形に自信がないから。
ベリーショートは頭の形がでてしまう。きれいなら髪形もきまる。
「あ・生徒会長じゃん。」
今頃気がついたのか・・と言うか、お前は黙って編んでいなさい。
貰っても着れなさそうな。セーターになるのか不安なそれを。
生徒会長をしている仁田は俺たちに気がついていない。
さっきから携帯を見ている。
あの携帯はどこのだろう。真っ白で・・仁田の爽やかなイメージにぴったりだ・・。
仁田とは同じ学年だけど口を聞いたことがない。
接点がないんだ。
部活も違うし。クラスも違うし。共通の友人もいない。どこに住んでいるのかも知らない。でもこの地下鉄に乗っているなら帰る方向同じなんだな。初めて知ったけれど。
・・やっと電車が駅に着いてくれた。「じゃ、」手を軽く振って彼女を電車に残して降りた。
ふううううううう・。
やっと一息つけた。
「市井。財布落としたぞ。」
ぎょ?
あわてて振り返ると仁田が俺の財布を持っていた。
「あ!ありがとう。」
お礼を言うと、さっと差し出された。
「一割おごるよ?」
「そんなのいいよ。俺、急いでるし。」
じゃあ、といわれてしまった。
さっさと遠ざかる背中を見つめてしまった。
地下鉄の中で彼女が毛糸を取り出した。今は梅雨のいり。・・なにその暑苦しいアイテムは!
「なにしてんの・・。」声もひきかけ。
「今から編まないと冬に間に合わないの。」
今からー?一体どんなにでかいものを作ろうとしているんだ、この娘は。
「市井くんにセーター編んであげるからね。」
「無理するなよ・・。」
そう。俺はお気に入りのナンバーナインのセーターで十分だ。編むなんてやめてくれ、手編みは昔からなんだか女の情念が編みこまれているようでとても怖いんだ・・。
しかも・・赤い毛糸って。なに!
「赤いセーターなんだ・・。」
「そう。可愛いでしょ。」
ならお前が着なさいよ。
ああ・・お願いだからそんなのやめてよ。
みているだけでこんなに不快指数が急上昇。やけにむかむかしてくるよ。喉も渇いた。もう・・帰宅する前に駅前のコンビニに寄ろう。冷えた飲み物買おう・ああ神様お願い。この電車を早く駅に着けてくださいな。もう無理。隣をみたくない。
「市井くんて身長どのくらいだっけ。」
そういうことは編みだすまえに調べてよ・・。もうわかった。これはまともなセーターにもなりそうにないぞ。
「182CMだよ・・。」
声に怒りを落さないように気をつけながら教えてあげた。
「顔小さいからもっと背が高くみえるね。」
「そう?」
ほめてんのかけなしてんのか、この娘。
ため息つきそうな俺の視界に、同じ学校の制服を着た男子が映った。
だれだろう?
知り合いだったらなんか恥ずかしいな。そう思って顔を見ようと体の向きを変えた。横顔を見て気がついた。
<うちの生徒会長じゃん・・。>

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