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2006.06.13 エゴイスト。4
携帯の向こうからしゃくりあげる妻の憤った告白の声に藤井は戦慄を覚えました。

狂気に満ちた樫木先生の契約にいたるまでを知った藤井は怒りました。
安定期とはいえ、重苦しい空気と
それこそ発狂しそうな身重の実央を安心させるには、芝居を打つこと。そして遠くへ引っ越してしまうこと。
藤井は樫木先生に会いました。
契約を締結しました。
芝居を打つつもりで。

数ヵ月後に引っ越した先の病院で実央は出産しました。
元気な男の子でした。
契約を思い出して震える実央に、藤井は
「この子は女の子だったと伝えよう。
樫木の粘質的な性格からして名前を調べるといけないから、
どちらともとれるような名前にしなければ・・。」
子供を守る。
妻も守る。
自分の築こうとする家庭を壊そうとする悪魔を追い払う。
藤井はなるべく静かに、落ち着いて名前を考えようと妻の姿を見つめながら日々を過ごしました。
「実央を助ける・・と言う意味で。実輔にしよう。」
「みほ?」
「これならわかるまい。これで・・ようやくあいつに関わらないで済むんだ・・!」
「男の子なのに・・みほ。かわいそうじゃない?」
「大丈夫。実輔は立派に育てるさ。きみと一緒に。」
これで大丈夫。
ふたりは実輔を見つめながら、ようやく夜が明けたように感じました。



それから18年が過ぎました。
樫木先生は、とっくに「実輔」が男子であることは知っていました。
騙したことを憎むどころか何故か面白がりました。
それは探偵を使って入手した実輔の隠し撮り写真を確認してから。
「・・そっくりじゃないか。実央に!これは・・たいしたものだ。」
あの・・大学で出会ったときの。華のような美しい姿。
意思の強そうな輝きを持った二重の瞳。
艶のある唇。すらりと伸びた手足、華奢な体つき。
「私の望むものだ!」
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2006.06.13 エゴイスト。3
やがて病院の事務で働く友人から意外な話が樫木先生にもたらされました。
<不妊治療>で実央が通院していること。
不妊の原因は藤井の精子の動きの鈍さと量が少ないこと。
患者のプライバシーをよくもぺらぺら話すものです、それには理由がありました。
「実央さんは精子をほしがっているよ。優秀な頭脳を持った男性の精子を。・・お前も精子を提供していたな、確か。研究用に。」
「使うのか?」
胸がざわざわとしてきました。
これは・・チャンスだ。そうだ。違いない。
「実央さんにはまだ話していないと思うよ。でも該当者のなかにお前の名前を見た。だから連絡したんだ。」
「・・いくら積めばいいんだ?」
「話が早いな。全部話さなくていいから助かるよ。」
秘密裏に進んだ実央の妊娠は、安定期を迎えた7ヶ月頃に真実を知らされたのです。


「お久しぶりです。実央さん。」
黒いスーツで現れた樫木先生に顔を引きつらせます。
「なんの御用かしら・・。」
大きくはちきれそうなおなかを押さえながら・・真っ青です。
「もう耳に入っているのでしょう?そのおなかの子。私の子だと。」
「・・・・あなたが仕組んだの?どうして?どうやって?」
「ヒステリックに叫ばないでください。私とあなたの子がびっくりしていますよ。」
「・・・気持ちが悪い!!」
耳をふさいでも事実は病院からもたらされています。
本来なら選択の余地はあったのです。
でも、該当者は1名と伝えられて。着床させるなら年が若い方がいい、などと言いくるめられていました。
かかるはずの莫大な費用は、病院側から「分割でかまわない」と良心的な話をもらっていたし、なにより早く子供がほしかった。
「実央さん。ひとつ契約をしてください。」
「なぜ。」
「本来なら、そのおなかの子供は私がいただきたいくらいですが。
こうしましょう。
生まれた子供が女の子なら、私は育てたくない。あととりにならないから。
生まれた子供が男子なら。私は頂戴したいのですよ。」
「どうして?男子は藤井の家の跡継ぎに・。」
「血が繋がらないのにですか?・・さあ。悪い事はいいませんよ。
私と契約してください。
でなければ、藤井にすべてを話した上で、
子供ごとあなたをいただきにあがりますよ。
お忘れですか?私はあなたを愛しているのですよ。今も。
あなたが手に入らないなら、あなたと同じ顔をした子供をいただくまで。」
2006.06.13 エゴイスト。2
<美しいものをこの手にいれることが生きるすべて。>

樫木先生は18年前の屈辱を自分に烙印としてこころに刻み付けて、
ただ人を憎み・復讐することを目的に生きてきました。
その憎しみの感情を面にだせば、精神は自らを破壊してしまうでしょう。
人を欺くには、まずはひとのよさそうな顔をつくること。
無害な穏やかな顔をつくること。
しかも腹の中で煮えくるかえる、この憎しみを抱え込んだままで。
ひとのよさそうな表情をつくり、貼り付けたように崩さない。
詐欺師のように薄っぺらな笑顔。
催眠術師のように人を欺くことを生業としたものの立ち居振る舞い。
教科書なんてどこにでもあるものです。
悪魔の笑顔をつくるのに時間を要しましたが、そんなことは樫木先生はなんとも思いません。
これは復讐のための手段のひとつにすぎませんから。

19年前。その頃は大学生だった樫木先生はひとりの女性に出会い、その美しさに目を瞠りました。
雪を思わせる白い肌・大きな二重の瞳。華奢な体は風にさらわれそうな
程に細く。流れる茶色い巻き毛が女性の存在の華やかさを際立たせていました。
女性の名は 実央。
樫木先生は実央に告白する前に、同棲の準備を勝手に始めます。
相手に断られること・拒絶されることを予想しない、恋愛を知らない自己中心的な行動です。
学校の近くのマンションの最上階を借りて、合鍵を作りました。
その鍵を実央に渡そうと近付いたら。
実央には当然ながら恋人がいました。
美しい彼女には多少・・不釣合いな平凡すぎた男性学生でした。
「藤井」というその学生。
ひるまずに近寄る樫木先生に、正面からお断りをしました。
勿論、実央自身も。
樫木先生は信じられません。
断られた?なぜ?
あくる日も、毎日、しつこく言い寄る樫木先生を不気味がったのか。
藤井は実央と婚約して、翌年の卒業と共に入籍しました。

さすがに入籍されては言い寄れませんでした。
断られたことをようやく自覚しました。
プライドを粉々にされたよう。
どんどん沸き起こる憎しみ。
愛情よりも、もはや恨みしか持ち合わせていません。
マンションの壁をカッターナイフで切りつける奇行を始めました。

2006.06.12 エゴイスト。1
「見目さえ似ていればいい。
美しい器にどんな魔物が住んでいようとかまわない。
18年前の契約書の内容を無効にするつもりでいました。
ええ、最初から。
生まれた子供は私がいただこうと決めていました。」
10畳ほどのリビングで男が淡々と話しています。
その声に嗚咽して泣く喪服の女性とひとり分の柩。
「泣かないでください実央さん。
美しいあなたがそんなに泣くのはいたいたしくてやりきれない。」
男は女性にハンカチを差し出します。
それを横から若い男子が払いのけました。
「樫木先生。俺はあなたを許さない。」
「ほう。私のように18年も恨み続けますか?いいでしょう。
 やってみたらいい。どうせ実輔は戻らないんだし。」
「戻らないって・。あなたのせいなのに。反省も後悔もないのですか。」
若い男子は握りこぶしを震わせます。
ああ。この世は復讐は許されません。ひとを恨む事も良しとしません。
ならばこの怒り・憎しみ、一体どこで処分したら許されますか。
ああ、神様。
願わくば彼を帰してくださいませーーーーーーーーーーーー




1年前のお話です。
苔の生えた自然石の並ぶ庭園を眺めながら黒い髪の女性が微笑みました。
「こころが落ち着きます。樫木先生いかがでしょう。」
「そうですね・・。」
樫木先生。と呼ばれたのはショートカットの黒い髪の長身の男性です。
フレームのクリアな眼鏡をかけて、チャコールグレイのスーツを着ています。年は30代でしょう。
「私はあまり古風なものを拝見したことがなくて。雅なものとは縁遠い生活でしたから。感激ですよ。芽衣子様。」
「そうでしたか。教師生活も今年の春で丁度5年でしたね。ずっとお忙しい生活でしたものね・・。そろそろ・・考えてはくださいませんか?・・私のことも。」
総絞りの赤い着物を着た、お人形のような女性。
どう見てもまだ10代ですが。
「芽衣子様は本当に私のようなかけだしの教師でよろしいのですか。その若さ・お美しさからしたら・・。私なぞ・・。」
「いいえ。樫木先生。あなたでなければ。」
にっこりと微笑む大人びた女性は、庭にひとりで下りていきました。
その後姿を見ながら

   すべては計画どおりにすすめなければならない。
   これはまだ、その初歩だ。
   芽衣子様の家に入り込むこと。信用も得た。
   恋愛感情も多少はあるだろう。利用するだけだ。


   すべては実輔を手に入れるため。

「樫木先生。紫陽花がこんなにきれいです。手折って飾りましょう。」
男にどす黒い計画があるとも知らない女性は明るい声で呼びかけます。
「芽衣子様。私が。」
男は足早に近寄ると。ぱきっと紫陽花を折りました。
「まあ・・。ためらわないのですね。男らしい。」
「美しいものはためらわずに自分のものにしたいだけですよ。」

とてもいい天気の名古屋です。今日はバイトがお休みなので、
朝から掃除・洗濯・お買い物・頑張りました
すっきりしたところで・・最近停滞していたブログの更新をします。
いいお天気とはいえ、このじめっとした梅雨・・
夏前の特有の気候がたまりませんね・・。名古屋だけかしら。

さきほどジャンプ読んで、リボーンへの熱が高まっています。
暴走しそうですが・・ここで踏みとどまらないと大変だ(苦笑
ああかわいい・・バジル(え!
あの子。可愛いです!!
今日もバイトお休みなので朝から更新しちゃう柊です。
・・と言うか、転職活動もしないといけませんが。
ここでそのまま社員になれたらいいな。とか。
ここはきついな、とか日々思うことがころころ変わっています。
バイトは楽しいし。勉強になります。
いろいろなひとがいるから。

ブログでもいろいろなひとと知り合えて嬉しいです。
この出会いを大切に。
頑張りたいなあと思います。


また真夏ネタですみません。というのか冬至ネタかな。
「そうかな・・。」
真夏はまだとぼけていますが、そうですよ。大熊くんは楽しそうです。
「応援と言っても一日中忙しいわけでもないでしょう?かけてみたら。」
いま。背中を押してもらえた気がしました。
携帯をとりだすと・・ためらいなくメールを送ります。
声が聞きたいのですが、さすがに店内では恥ずかしいのかしら。
大熊くんは満足そうにまたパスタを食べ始めました。

とても真剣な顔で。
かちかちと打つ言葉。
本当は・・声が聞きたいのですが。
遠慮するのは・・冬至を思って。


そのころ休憩をようやく取れた冬至が携帯を出していました。
「今・・なにしてるかな。」
自分も疲れてくたくたですが、真夏が気になっています。
一日あえないだけで、どーんと寂しくなってしまうのは恋をしているからでしょうか。
不安とか相手への想いがつのったとか。
はあ。
小さくため息をつきます。
真夏のことを考えているときが幸せだったり。不安だったり。
そこに着信音がながれて、うわっと素で驚きました。
「・・・うそ。」
相手が真夏、確認して暫らく固まりました。
携帯がこんなに愛しいと思ったのは初めてでした。


「もう食べたの?」
真夏が空になったお皿をみてびっくりしています。
「早食いはよくないよ。胃がもたれるよ。」
「だーいじょうぶ。それよりデザート頼まなきゃ。真夏くんはもういいの?」
「うん・・。多分家に帰れば何かあるからな・・。」
「なんか楽しそうだね?さっそくメールの返事きた?」
「来ないけどさ。・・なんか冬至が慌ててる気がする。」
「・・なに書いたの真夏くん?」
「内緒だよ。」
いたずらっぽく笑う真夏に、大熊君もつられました。
   そのうち冬至くんが走ってくるな、きっと。
   なにをかいたんだろう?
「冬至が来たら送ってもらおう。パンダの家はどのあたり?」
楽しそうな真夏の表情が憎めない。
大熊くんは真夏も大好きなのです。

今日はとても楽しい時間が過ごせました。
真夏といると飽きません。大熊くんは窓の外を期待をこめてみつめました。


確かに運ばれてきたパスタは大盛りでした。一皿で2.5人分?フライパン1枚分?凄い湯気。いろんな匂い。
「すご・・。」
真夏は初めて見たもののように楽しそう。
パンダは豪快に食べています。
「そういえば真夏くん。最近少し痩せた?」
「そうかな。全然わからないな。」
「冬至くんが心配してたよ。学校で何も食べてないんじゃないかなって。冬至くんたら、いつもずばずば言うくせに真夏くんのことだと照れるのかなあ・・。本人にいえないんだもんね・・。」
「?」
ぱくぱくとパスタを口の中にしまいながら、大熊くんが不思議そうに真夏に話します。
「冬至くんのそういうところが憎めないんだよね。」
「そう?」
真夏は抹茶のアイスを食べながら冬至のことを考えます。
大熊くんは冬至のことも気にいっているようです。
誰にでも好かれるなあ冬至は。
「冬至くん。今日はどうしてこなかったの?」
「お店の応援だって。」
「ふうん・・。大変だね。なんかかっこいいね、」
「そう?」
「連絡したらいいのに真夏くんも。さっきから上の空じゃん。」
口の周りがミートソースに染まりながら豪快に笑います。

外観は木造でカフェのような造りのお店です。中に入ると流木が天井からつるされていて、そこにドライフラワーが飾られています。
壁には色々な和紙が貼られています。紫のかかったような色に黄色のくすんだ色を重ねたり。着物の帯のような柄を重ねたり。
女の子が喜びそうな、しっとりしたお店に。
女の子のようなかわいい男子とパンダのような大きな男子が座ってメニューを見ています。
「俺は抹茶アイスの白玉添えでいい。」
「真夏くんはパスタ食べないの?」
「俺はデザートだけでいいの。」
「んーー。俺、普通に食べていい?」
「いいよ?何食べるの?」
・・おや?指が三本・・メニューの中の写真をさしていますよ。
「3つ?」
「うん!みんなおいしそうだもん。」
真夏は少しびっくりしましたが、大熊くんの食欲がほほえましいと思いました。豪快に食べるところが見たいな。期待もします。
「じゃあ、すみません。注文お願いします。」
大熊くんが3種類のパスタを注文しました。ウエイターさんは慣れているのか驚きもせず。
「生麺でよろしかったですか?」
「もちろん。」
「・・パンダ、もしかしてここの常連?」
「うん。俺が来るとね、何も言わなくても大盛りが出て来るんだよ。」
「すご・・。」
真夏は自分もどこかに通って、何も言わなくても大盛りのスイーツがでてきたら嬉しいな。なんて思います。
常連さんになったら言わなくても通じる。いいなあ。
梅雨入り前のお天気のじめっとした空気。
ああ・気分まで重くなりますよ。
授業がやっと終って、学校の前の商店街を抜けてだるそうに帰宅するのは真夏と大熊くん。
「こんな日は冷たい水饅頭でも食べたいな・・。」
真夏の頭の中は相変わらず甘味、スイーツ。
季節を問わない傾倒ぶり。
いつもは冬至が学校に迎えに来てくれて差し入れをくれるのですが、今日から冬至は姉妹店に応援に出かけたので残念。
「俺おなかすいた・・。」
隣の大熊くんが、これまた季節を問わない空腹を訴えます。
「何か食べて帰ろうか。」
真夏は商店街の中の飲食店を思い浮かべます。
カレーのチェーン店・牛丼・カフェ・少し離れたらファミレス。
いろいろありますが。
どう考えてもどこも水饅頭はおいてませんよ。
「パンダは何がたべたい?」
「そうだな・・。デザートも食べたいから・・あの店に行こう。」
真夏に気をつかったのか、自分も食べたいだけか。
とにかくデザートも充実したパスタ専門店にふたりは向かいました。
2006.06.05 ずるいひと。
バイトから帰宅途中で思い出したのが
「ずるいひと」を書いていたなあ・・と。
今、私がすこし凹み気味なのはそれかな・・と自分で書いたもので気がつきました。
老いては子に教えられ。。かな?なんか違うぞ。
おかげでだいぶ回復してきました。
明日はもうすこし明るいのが書けたらいいな。あしたはバイトお休みだし。
なんて考えながら・・おやすみなさい。
おはようございます柊です。
かなりまったりした書き物でした・・いろいろ試行錯誤しています。
夜仕事から帰宅した皆様に。お茶でも飲みながら読んでもらえたら嬉しいな。・・こればっかり(笑

次は明日かなー?どうかな。今からバイトなので帰宅してUPできるかな?
今後ともよろしくお願いします。
本気で爽やかなBLも書きたいのです。
あんな凄いエロをUPしておいてなんですが・・。
6月ですからね、じめっとせずに。からっと爽やかなお話も。
広げていこうと考えています。

次は・・また後日のUPになります。
またよろしくお願いします
真夏の奥から流れる自分の分泌物を目で追いながら、荒れた息を整えようと深呼吸。
冬至は額の汗をぬぐうと真夏を抱きしめました。
「痛かった・・?ごめんね乱暴にしちゃって。」
真夏は頭が割れそうなぐらぐらな感覚に目を瞬かせて。
「だいじょうぶ・・。」
ちいさな声で。
「冬至我慢させすぎてごめんね・・。」
細い腰が冬至に密着しています。
白くくびれた曲線を見てしまうとまたお願いしたくなります。
「今度は・・怪我が治ってからね。」
真夏に先に言われてしまいました・・。


鞠香はしっかり昼寝をしていて、お兄ちゃんの行為に全く気がつかなかったようです。
冬至が作ったアイスクリームをぱくぱく食べています。
「冬至くん。次は何を作ってくれる?」
無邪気に聞いています。
「何がいい?そろそろ怪我も治りそうだから、帰るのが先かも。」
「えー!ずっとここにいたらいいじゃん。」
「そういうわけにもいかないのよ鞠香ちゃん。」
そうそう。
次はきかれてしまうかもしれませんからね。

     おしまい。エロでした・・。
そんなかすれた声で言っても無駄ですね・。
冬至は真夏を自分の胸元に押付けて抱え込みました。
むぐむぐ・・と声が出ません。
ぷはあ、と大きく息を吐くと冬至が辛そうな声。
「・・真夏ちゃん、じっとしててよ。もう・・このままイクの嫌だよ俺。真夏ちゃんの中で果てたいの。」
冬至の指が真夏の中へ。つきん・と衝撃が真夏の中で走ります。
「と・・。」
冬至の胸で真夏が暴れます。
「・・・噛んでいいから。」

冬至は指を増やします。真夏の中で自由がきくのを確かめると
真夏の体をすこしずらします。
「とうじ・・。」
不安そうな真夏に舌をからめてキスを繰り返します。
「真夏ちゃんも耐えられないでしょ・・鞠ちゃんにはあとでなんとでも言うから。俺が・・言うから・・。」
自身を真夏の濡れた中にもぐりこませました。
「アっ・・あああ・・ああ!!」
続く突き上げてくる振動に真夏の声が高くなります。
「んぐっ・・。んんっ!」
冬至は今日は全く容赦しません。ぐんぐんと突き上げてきます。
この熱さで真夏は自分が串刺しになっているような感覚さえ覚えます。
声を出さないように、自分の両手で口を押さえても、もれまくり。
冬至のもたらす快感と振動。真夏はがくがくです。
揺れる真夏の瞳に冬至はもちませんでした、早めに果てました。
「脱いで・真夏ちゃん・・。」だいぶ息が上がってきました。
真夏も自身を撫でられていて息が上がって頬が紅潮しています。
「ん・・待って・・。」気持ちよさそうに腰をきゅっとひねります。
くびれた腰を冬至が支えます。
「真夏ちゃ・・。」
冬至に快感を与えられながら・・その動きに吐息で答えながら、真夏はTシャツをやっとの思いで脱げました。
途端に冬至の舌が胸の突起をつついてきます。
「・・んん・・、ああ、はああ。」
息を殺して刺激に耐えます。
もう・・ほんとうなら声を出したいところですが。
くちゅん、ちゅっ。冬至の舌の音がいやらしく聞こえてきます。
「とうじ・・もう・・声がでちゃう。」
我慢していた冬至の性欲が一気に真夏をなで上げます。
自信はもうすっかり冬至の指に翻弄されて。
勢いを増して、最高潮に達しようときりりと立ち上がっています。
ああ、できることならこのままでイキたい。冬至の手のひらで受け止めて欲しい・・。息が苦しい、もう・・もう無理。
「真夏ちゃん・・。」
なんと冬至が真夏自身を銜えました。
「ええっ、やめて・・なんで?」
真夏の問いに答えずに冬至は口の中で真夏をさらにしごいていきます。
「ああああ!」
追い詰められる。
腰から湧き上がるこの快感。
「いや、いやあ!」
口では否定しても腰はぐんぐんと冬至を巻き込みます。
のけぞる胸元。
冬至の熱い舌が・・軽く歯を立てられて・・真夏は放ちました。
「・・んっ・・はあ。」
どきどきがとまりません。
「冬至・・飲まなくていいから・・だして・・。」でも冬至は飲んじゃいましたよ。
「冬至・・。」
真夏が驚いていますが
「真夏ちゃんもいつも飲んでくれてるじゃない・・。俺の・・。」
冬至は熱に浮かされたように真夏の熱い奥の場所を探します。
「待って!冬至、そこは嫌。お願い、声が・・。聞かれちゃう・・。」
冬至が交通事故に巻き込まれて怪我をしてしまい、真夏の家に転がり込んで数日が過ぎました。
一人暮らしの生活では何かと支障があるだろうから。と真夏のお父さんが配慮してくれたのです。
真夏の家族と仲良く過ごせて・・それはいいのですが・・冬至は近頃ため息をつくようになりました。

「どうかした?傷が痛む?」真夏が心配そうに見つめると。
「・・お寺さんにいるみたい・・修行僧の気分・・。」
どうしたのでしょう?壁にもたれかかって力をなくしています。
「・・こんなに近くにいるのに。真夏ちゃん抱けなくて・・なんか禁欲生活なんだよね・・。」
「冬至、そんなことで悩むの・・?」
呆れていると、膝をついたまま猫のように真夏に近寄ってきました。
真夏の唇を指でゆっくりとなぞります。
「同じ男だからわかるでしょ・・。もうこらえるの大変なの。同じベッドで毎日寝てるくせに抱きしめるのが限界。・・もっと触りたいの。真夏ちゃん抱きたいの。」
こんなストレートに言われては・・。でも限界なら・。
「・・声・・出さないように・・すればいいかな。」
「俺は・・真夏ちゃんの声も聞きたいの。ああ、もう・・今日、部屋に帰ろうかな。真夏ちゃん・・。」
言いながら真夏の唇を吸いました。
髪を撫でながら狂おしいように唇をちゅっと重ねて求めていきます。
「あ・・冬至、待って・・。ねえ・・!」
「とまんない・・。」
冬至の手が真夏の腰に触れます。焦らされた後のように、いつになく性急です。慣れた体温は真夏の皮膚を刺激します。
どきん、とします。
「だ・だめだよ、まだ鞠香がうちにいるんだから・・。」
妹に聞かれては困りますよね。
どきどきしながら、冬至の強引な手をどけようとします。
「あん・真夏ちゃん・・いい子だから、この手を離して・・?ね・よくしてあげるから・・ほら、こことか・・。」
冬至の手が真夏の熱を覚えた場所にするりと入り込みます。うっすらとした茂みをかき分けるようにしなやかに手を服の中で動かします。
「ここ・・。」
真夏の起き上がる自身をそっと撫でます。
「や!いや・・。冬至・・お願い。」
快感に気がついているものの理性が働きます。首を振って・・逃げようと懇願します。
「もう待てない。ごめん真夏ちゃん・・よくしてあげるから・・ね・・。」
息が上がってきた冬至は真夏のTシャツをめくりあげました。





2006.06.01 わあ嬉しい。
この暑い中、ブログを読んでくださってありがとうございます。
たくさんの方に来ていただいて嬉しいです!
  柊のもうひとつのブログと人数変わらない・・です。凄く嬉しい

暑いのに・・・暑いネタですみません
アイス食べたいです・・。でもあれは食べると太るのよね・・。
職場で太るのまずいので・・。
できればあと2KGは落したい、うまい棒食べながら言うことではありませんが・・。

明日もブログ更新大会。今日はひとばん反省会(爆笑
まあ・・いろいろ失敗したので。
きちんと反省して、また進みます。
毎日楽しく生きていくの
お世話になっている方のところで「BL占い」なるものをやらせていただきましたら。
  柊は  眼鏡の鬼畜な先輩らしいです・・。
  そして「攻め」らしいです・・。
がーん!かわいい感じでうたってきたのに(爆笑
どSじゃん・・憧れの!!

まあ・確かに妙なお話ばかり書いていますし。
・・なんか自分でもわかる気がします。

今日の名古屋は30度でしたよ・・暑いわよ。
エアコンかけずにがんばって、
 ここで1本。 
 ライブドアさんで1本。
 楽天さんで1本書いたからたいしたもんだ。と自分でほめてみた。
 人間、追い込めばやれますね(笑
こんにちはです。一気にUPしました・・。
一日のひとコマ をテーマにしてみました。
あまり深く考えずに進みましたが・・どうなんだろう。
いつもみたいな感じかなあ。

今は長いおはなしを書くテンションではないのでSSがいいかも。
いろいろ試しながらすすめていけたらいいなあ。

ではでは。また次のお話で会えたら嬉しいです。
「なにを驚いてるんだ?」仁田、おまえの言葉だよ。
「俺は・・そこまで求めていないよ。」
上づいた声を気にしながら否定した。
「ふうん?つまんないな。」
仁田は缶をゴミ箱に捨てた。
俺も今捨てられたのかな。
「それでも抱きたいといったら?」
え?
「・・・考えるよ。」
「やっぱり余地があるんだ。ふふ・そんな性格してるから彼女は心配だ。」
乗せられてる。そう気がついた。

「彼女は嫌いじゃないよ。でも仁田は気になる。・・んだ。」
「俺はときどきでいいよ。ま、そのうち。体あけといて。コーヒーのお礼と思って。」
コンビニで口説かれるとは思わなかった。
でも缶コーヒーで、こんなに距離が縮まったのは嬉しいというのか・・。
「お前が財布を落としたとき、凄いチャンスだと思った。喉が渇いたのは毛糸のせいだけじゃない。これでも緊張したんだよ。」
くくっと笑った仁田に気が緩んだ。
遊ばれてるのではないんだ。そう確信した。
「ずっと俺を見ていたお前に。ようやく話ができるんだと思って。」
「・なんていおうと思った?」
聴いてみたくなった。
「俺のこと好きでしょ?って。」ああ、そうか。

「抱いてもいい?って。」
「は?」
「あれ?まだ許してくれないのか。ふうん?時間かかりそうだな。ま、いいか。」
仁田は腕をぐうんと伸ばして、大きく伸びをした。
「だからセーターを今頃から編み出したんだな彼女は。」
仁田の言葉で自分がひとにこころを開いていない気がした。
時間かかるって、そういうこと?
「俺は性急だからね。覚悟して。」

「仁田。俺を好き・・?」
唐突に聞き返していた。
「?ああ。好きだよ。面白いから。それに俺はお前の顔も好き。そのでかい目。猫みたい。」
淡々と話されると現実じゃないみたいなんだけど。
それにほめられてるのか、けなされてるのか、よくわからない。
「前から仁田は気になってたんだ。」
遊ばれてる気もして思わず告ってしまった・・。
「へえ?」
興味深げな顔つきになった。
「・・ようやく告白する気になったか。」
え?
今なんて・・?
「市井はいつも俺を見てるからさ。多分そうなんだろうなーと。」
他人事みたいに言うけどさ・・。
「で?どうしたいの。」
「どうって。」
「付き合いたい と言うなら受験が終るまで待って欲しい。俺は器用じゃないから、おまえと付き合いながら勉強はできない。おまえと遊びたいとか、そんなことで悶々とするのはまずいから。」
「・・そこまで考えてるのか・・。」
すこしひいた・・。
「友人になってほしいなら お断り。俺もお前が好きだから、特別だから。」
「じゃあなんていえばいいのか。」
「んーーー?そうだな。」
缶コーヒーを飲み終って、その缶を指でこんこんとはじく。
その音がここちいい。

「今は、たまにセックスができれば十分かな。」
 「・・・・はああ?」
駅前のコンビニに入ると仁田がいた。
「あれ。」
「ああ市井。お前も喉が乾いたのか。」
手に缶コーヒーを持っていた。
「お前の彼女?暑苦しいものを編んでいたな。見ているだけで汗がでた。」気づいていたか。
「まだ夏にもなっていないのに。」おれも愚痴を言った。
「女はわからん。」
仁田はレジに向かった、「おごらせてよ、さっきの分で。」
あわてて声をかけたら、「じゃ、ありがたく。」
今度は受け容れられた。

「急いでるって、喉が渇いていたのか。」
さっさと飲んだ仁田にたずねた。
「そう。あの毛糸のおかげで。」
毛糸のおかげで俺は仁田と話ができた。彼女、GJ!!
「俺はあんな気持ちはわからん。自分だって暑いだろうに。おまえのために暑いのこらえてもくもくとあむんだ。・・はー。気が遠くなる。」
「まあね。」
「惚れられてる余裕?あの彼女はかわいいから大事にしろよ。」
仁田が、にっと微笑んで立ち去ろうとした。
「あのさ仁田。」
気になることがあった。それ以外は特に用事もないんだけど、呼び止めた。
「なに?」
「俺のこと知ってたの?苗字呼んだじゃん。」
「ああ・・。前から知ってたよ。俺これでも会長だし。」
あ。そうか。
「おまえのこと好きだし。」
は!?

「俺?」
「うん。面白そうなやつだなーと思って。彼女と一緒にいるくせに、ちっとも楽しそうじゃない。彼女はそんなおまえにやたら気を使ってる。なんだこの関係・と思ってみていたんだ・前から。」
前・・?
いつだ?いつだ?
「さっきもそう。暑いのがまんしてお前のためにセーター編んでる彼女に対してお前は顔もみようとしなくてさ。俺ばっか見てたろう。」

頭から冷水をあびせられた気がした。

「面白いなーと思ってた。」
ふふ。と仁田が笑った。
黒髪のベリーショート。毛先をワックスでちょいちょいと動かしていて、時間のかかりそうなスタイリング。
あの髪型を見て、自分も髪を切ろうかなと思った日があった。でも切らなかったのは、自分の頭の形に自信がないから。
ベリーショートは頭の形がでてしまう。きれいなら髪形もきまる。
「あ・生徒会長じゃん。」
今頃気がついたのか・・と言うか、お前は黙って編んでいなさい。
貰っても着れなさそうな。セーターになるのか不安なそれを。
生徒会長をしている仁田は俺たちに気がついていない。
さっきから携帯を見ている。
あの携帯はどこのだろう。真っ白で・・仁田の爽やかなイメージにぴったりだ・・。
仁田とは同じ学年だけど口を聞いたことがない。
接点がないんだ。
部活も違うし。クラスも違うし。共通の友人もいない。どこに住んでいるのかも知らない。でもこの地下鉄に乗っているなら帰る方向同じなんだな。初めて知ったけれど。
・・やっと電車が駅に着いてくれた。「じゃ、」手を軽く振って彼女を電車に残して降りた。
ふううううううう・。
やっと一息つけた。
「市井。財布落としたぞ。」
ぎょ?
あわてて振り返ると仁田が俺の財布を持っていた。
「あ!ありがとう。」
お礼を言うと、さっと差し出された。
「一割おごるよ?」
「そんなのいいよ。俺、急いでるし。」
じゃあ、といわれてしまった。
さっさと遠ざかる背中を見つめてしまった。
地下鉄の中で彼女が毛糸を取り出した。今は梅雨のいり。・・なにその暑苦しいアイテムは!
「なにしてんの・・。」声もひきかけ。
「今から編まないと冬に間に合わないの。」
今からー?一体どんなにでかいものを作ろうとしているんだ、この娘は。
「市井くんにセーター編んであげるからね。」
「無理するなよ・・。」
そう。俺はお気に入りのナンバーナインのセーターで十分だ。編むなんてやめてくれ、手編みは昔からなんだか女の情念が編みこまれているようでとても怖いんだ・・。
しかも・・赤い毛糸って。なに!
「赤いセーターなんだ・・。」
「そう。可愛いでしょ。」
ならお前が着なさいよ。
ああ・・お願いだからそんなのやめてよ。
みているだけでこんなに不快指数が急上昇。やけにむかむかしてくるよ。喉も渇いた。もう・・帰宅する前に駅前のコンビニに寄ろう。冷えた飲み物買おう・ああ神様お願い。この電車を早く駅に着けてくださいな。もう無理。隣をみたくない。
「市井くんて身長どのくらいだっけ。」
そういうことは編みだすまえに調べてよ・・。もうわかった。これはまともなセーターにもなりそうにないぞ。
「182CMだよ・・。」
声に怒りを落さないように気をつけながら教えてあげた。
「顔小さいからもっと背が高くみえるね。」
「そう?」
ほめてんのかけなしてんのか、この娘。
ため息つきそうな俺の視界に、同じ学校の制服を着た男子が映った。
だれだろう?
知り合いだったらなんか恥ずかしいな。そう思って顔を見ようと体の向きを変えた。横顔を見て気がついた。
<うちの生徒会長じゃん・・。>

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