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たまにしか更新しない自分のブログを見たら、知らない誰かからのトラックバックがありました。
趣味で始めたネットオークションの記録をつけていた日記のブログです。正直、<こんなものにトラックバックなんかつけてどうするの? >と管理人である小田原和希は画面に向って独り言。

書いたのは とおりすがり さん。
{噂のネットアイドル れおんちゃんの画像UPしたよ~ クリッククリック! http://・・}

これはエロの書き込みでしょうか。ブログには{エロトラバ}と略される、エロトラックバック。
風俗めいたものがよく飛んでくると聞いたことがありました。

和希はうざそうに顔をしかめてマウスを持つと、削除しようと画面を操作したつもりが・・うっかりクリックしてしまいました。
ういいんと開く、そのエロサイトと思われる画面。
「やば・・」
慌てて戻ろうとしたら戻れない。
読み込みに時間がかかっております、これは消したほうが早いでしょう。
しかし焦る和希をあざ笑うように・・ば~んと画面がUPされてしまいました。

それは   高校生くらいの少女の動画でした。


茶色いストレートの長い髪を細い指で揺らして、
大きなくりくりの瞳は見ているものを射抜くようにまっすぐ見つめてきます。
形のいい赤い唇から舌の先をちらっと覗かせる・・
素人さんが撮った家庭用のビデオカメラで編集されたもののようですが、モデルの顔の可愛らしさに助けられているようでした。


「年下っぽいなあ」
和希は大学生です。どう見ても自分より年下のこの少女。
しかし舌を見せる狙いすぎの仕草のせいか、とても淫猥なイメージです。水着でもないし裸でもないのですが危険な雰囲気です。さすがエロサイト。

「けっこう可愛いじゃん」
呟いた自分の言葉に驚きです!
<え 今 俺なんて?>
どくんどくん。
胸の鼓動が早鐘です!
<え?ええ?>
もしかして、この子はイケルくちですか!
和希はロリコンではなかったのですが、胸のドキドキが止まりません。
そんな自分が信じられません、動揺が全然治まりません。

<落ち着け、こんなはずはない 俺は年下には無関心だったはず >
和希は思わず口を手で押さえます。

マウスを持つ指にはガボールの新作のスカルのリングが光ります。
首から下げているのは鎖骨を飾るドッグタグ。
タイトな細身のシャツを着こなす、まさにお兄系。
顔だちも俗にいう男前。二重の瞳はコンタクト愛用。たまに眼鏡。
アッシュブラウンの髪はデジパーマをかけているので、ワックスで寝癖のようにくしゃくしゃとさせています。
美人の彼女もいるお兄系の和希は今まで年上専門。
年下には手を出したこともときめいたこともありません。

<なんだ、この衝動は>

自分が怖くなって、マウスをカチカチ動かしまくり。
どうにか消せた画面に、やっと安堵のため息をつきました。

「なんだったんだ・・あの子」
まだ動揺が残る気持を落ち着かせようと煙草でも吸おうとしたら、空のボックスから茶色い屑が落ちるばかり。
買い置きもなさそうです。
「あ~あ」
だるくなりました。
でも仕方なくコンビニに行こうかと、マンションのドアを開けました。
すぐそこのコンビニですが鍵はかけないとね。
おや。
お隣さんの部屋のドアも開きました。

<あれ 隣に人が住んでいたのか >

いつも静かなので、てっきり空室かと思っていました。
何気にちら見。

「あれ? 」
どこかで見たような・・でも違うかも。

「あ  」
髪が短いけれど、その瞳、その唇。
和希よりも背が低くて、細い体。

「そっくりさん・・? な訳ないよな・・ 」

和希の呟きに反応してこちらを見てきました。
不審そうに見てくるその顔。まるで女の子のようですが喉仏を発見!


「おとこだったの?!」

和希の叫びに反応あり。
「誰だと思ったんですか 失礼ですよ」
いいながら、にやっとしたのは何故ですか。
その可愛い顔に和希は見覚えがありました。

ネットアイドルの れおんちゃん。


→続きます。


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朝刊を取りに外に出たら、玄関前に停めている自転車のサドルが濡れていました。
なんだろ?と思って辺りを見回すと、車のボンネットも白く化粧をしておりました。

もうそんな季節なのですね・。もうすぐ冬がやってくる。

思い出のぎっしり詰まった あの季節がやってくるんだ。
寒くてたまらないけれど、白い雪にうずもれた公園を見るのが大好きです。
しんしんと・・静かに積もる雪が不安をかきたてたりもしますが・・。
(電車が止まるとか。自転車では危なくて走行できなくなるとか。明日発売の雑誌が本屋に届かないかもな~とか・・ちっちゃいな、柊さん。)

冬は 一年の終わりと始まりがあるから 好きです。


この季節は各メーカーさんがこぞって新作のチョコを発売されるので、スイーツ好きにはたまらないのです。
買い込んでばかり。
買い込めば、食べてしまう。
食べれば太る。
・・・買わなきゃいいのに、買ってしまう・・。

そういえばですね。
細~いポッキーのCMが好きだったんですが・・最近見かけなくて残念です。
新垣ユイちゃん、可愛いです!
ぴょんぴょん跳ねてて、好き。可愛い。
細いポッキーも食べましたよ♪
あまりの細さに手が止まらず、
ついつい胸焼けするほど食べてしまいました。

バックに流れる歌はオレンジレンジだったのですね。
知らなくて弟に「誰~?」と聞いたら
「あのひとたち意外考えられないでしょう。」と呆れられました。
そうだ・・耳に残るあのフレーズ。あのリズムの感覚。
言われたら納得でした(汗

目指してるところがあるので、そこにたどり着きたいと思うのです。
そのためにするべきことは・・気分転換じゃないかしら。

ブログを始めて、いろいろ思う。楽しい事、辛いこと。
でも全部今の自分の土台になりました。
願わくば今日この瞬間からも、自分を作り上げる何かであってほしい。

冬になってから書こうかなと思っていたお話があります。
でも早めに始めないと、いつ逃げ出すかわからなくなりましたので(苦笑
ぼちぼち書いてみたいです。


ここからは多分逃げないけど、よそが・・。(ぼそ

辛いことから逃げてばかりでもいけないんだよ。
関わらないといけないこともある。
でも避けたいなあ、いろいろと。
最近気がつきました。柊はチキンかもしれない(爆笑
「俺が慶太を抱いたんだ。」
向かい合ってパンをかじる蒼が、かなり照れながら言いました。
なんのこと・・と聞きかけて、スイッチが入ったように慶太の頭の中の記憶があふれ出しました。
あ、あわわ。
慶太は口を押さえて黙り込みます。
その慌てた様子を見て胸を押さえながら蒼が
「好きだって言ったの、あれ嘘じゃないから。」

まるでそれはおまじないの言葉。
顔の血行が良くなりすぎる、おまじない。
ヒートアップする体温と、あふれ出る昨夜の記憶。



「こんなの変かもしれないけど・・俺は、慶太を見てるとたまんない。どうしても楽にしてほしくて。・・ごめん。痛いでしょ・・?」
抱き締めてくる細い体。
お互いの骨ばった体のせいで正直抱き締められると痛いんだ。
でも。離れたくないと蒼が言うのです。
「離さないで。もう少し・・強く抱かせて。」
頬にかかる吐息が温かくて。蒼の舌が耳も舐めているのに気持がよくて。指が何処を触ろうとも、いやじゃなくて・・。
「好き。誰よりも慶太が好き。欲しくてたまんない。」
蒼がせかすようにお尻を撫でて、その奥を求めてきたときにはさすがに「怖い、」と言ったけれど。
「止めないで。お願い。慶太、」
止まらない指にいじめぬかれて、足が痙攣しそうなくらいな衝動を与えられて。
「膝が痛い、こんな格好おかしくない?」
「こうじゃないと入らないんだ・・我慢して?しがみついていいから、歯をたてていいから!」
噛み付いて、と聞こえてしまいました。
せりあがる体を受け止めるように蒼が挿入してきて、痛がって跳ね返そうとする腰を押さえ込まれます。
「我慢して、お願い。慶太、お願い。」
叫びだしそうな口を押さえて、蒼を受け容れた夜ーーーーーーー。


「あ。あの・・。」
慶太が困った顔で蒼を見つめます。
「俺のこと・・。」
「好き。すごく好き。」
蒼が真剣な顔つきで答えます。
「誰にも見せたくないし、触らせたくない。ごめん、俺はそんなことまで考えてしまってるんだ・・。」
どきどきします。
友人に告白されて・・いえ、そのまえにいたしてしまいましたが。

「今日から、・・一緒にここで住まない・・?」
「蒼はお願いばかりなんだから・。」
顔の赤いのがひかないまま、慶太が苦笑します。
「そんなにお願いばかりされるとかなえられないよ。たまには俺のも聞いてくれる?」
「なにかあんの?」

「下着貸してくれる?・・思い出したら気になって。」
蒼が珈琲を噴出しそうになりました。
「ごめん。気配りできなくて。」
「いいよ、そのときも自分ばっかだったからよくわかった!でも・・」

「たまには俺もよくしてね。」
慶太はどきどきしながらお願いしてみました。
もうふたりとも遅刻ですよ。学校に行くの?行かないの??


おしまい。ありがとうございました。







絵の具で混ぜたようなきれいな水色の空です。
おはようございます~柊です。
こんな素敵な天気だと、バイトも喜んで出かけたくなります(笑

バイト先がスーパーのせいか、最近はお弁当を作らなくなりました。
ちょっと前は、弟にもお弁当を作っていたのですが・・私が早朝に起きれないのでごめんなさい・な毎日です。

おかずはハンバーグを作ったときに、わざと小さいのを沢山作って焼いておいて・・朝それを温めなおして詰めたりしていました。
生粋の名古屋人なので、エビフライのリクエストが多かったなあ。
でも下準備が・・えびの背ワタとか、尾?のあたりの三角のところを切るとか(油にいれたときにはねないように)面倒で避けたいおかずナンバー1でしたよ(苦笑

あとは甘い卵焼きです。
塩のきいたもののほうがおかずになるのに、なぜかうちは甘いのが好きです。
デザート感覚??

市販のお弁当を買うときは幕の内が好きです。いろいろ入ってるから♪



そういえば最近、エビフライを作っていないな。
お休みの日に、久しぶりに作ろうかしら。


洗面所に、真新しい歯ブラシが置いてありました。
用意がいい子ですね蒼は。
慶太は、ぼ~っとしながら歯を磨きます。
「あ、やっぱり朝ごはんの前にも歯を磨くタイプ?」
蒼が乳白色のコップを持ちながら微笑しています。
「うん・蒼は。」
「俺もそう。でも俺の親はそうじゃなくてね。起き抜けでもご飯をそのまま口に入れる人だったんだ。おっかしいな~と子供心に思ってた。」
「ふ~ん・・。」
よくしゃべるなあ・・。
学校ではクールで寡黙な感じの蒼なのに、よく笑うし話してくれる。
慶太は途惑いながらも、この蒼のほうが高感度高い!と感じます。
元々、楽しい事が大好きな慶太です。

タオルで顔を拭きながらキッチンに来ると、焼きたてのトーストと目玉焼きが並べてあります。
なぜかリンゴまでむいてある。
「早く食べよう。遅刻してしまう。」
蒼に言われて「いただきます」してトーストをかじります。
「朝はしっかり食べるんだね。」
慶太が聞きました。
「いいや?いつも食べないな。」
「へ?じゃあ。これは・・?」
「慶太がおなかすいてそうだから。慌てて作ったんだ。」
にこっと笑う蒼に、なんだか感激です。
「ありがとう!」
「そんなお礼を言われることじゃないよ・・。」
蒼はパンをかじって珈琲を飲みました。

「昨日のことだけどさ。誰にも内緒にして。」

「は・・?」

蒼の言い方に、何が昨日あったのか思い出せないことが言いづらいのです。
「・・あ、忘れてるのか?」
「ごめん、なんだった?」
「忘れてるなら丁度いいよ。気にしないで。」

気にしますよ~!そんな言い方されては!!

「蒼、なんだった?」
「いいから、ほらリンゴ食べるか?」
ウサギさんにきってあるリンゴを渡されました。
「こんなリンゴは小学生の遠足以来だよ!嬉しい!!」
「慶太の喜ぶ顔が見れて俺も嬉しいわ。あと5分で食べろよ?」
「あ、うん。」
ごまかされた感がしますが・・。
いいのかな?

「ねえ蒼。俺さあ・・昨日何かした?」
思い切って聞いてみます。
「ん?したのは俺のほうでしょ。」
「え?」
「痛くないの?・・色々と。」

痛い?
言われて見れば、実は体の節々が痛いのです。
それにだるい・・これは毎朝のことですが。
自分の部屋ではないからかな~?と思っていたのですよ、動きづらいのは。
でもそうでも無さそう。

考え込む慶太に、蒼が顔を赤くして言いました。
「抱いたんだよ、俺が。」

朝の冷え込みに、布団から脱け出すのがイヤになります。
いつまでもぬるーいお布団に包まれていたいものです。
でも綺麗なお姉さんが起こしてくれるなら起きるかも?
そんな妄想を布団と一緒に抱き締めていたら、爽やかな香りと太い声。
「慶太。起きてよ。」

は!っと眼が覚めました。

「蒼?・・なんで??」
慶太が起きたのは、蒼の部屋でした。
「なんでって。昨日遊びに来たまま寝たじゃないの。」
制服にカフェエプロン姿の蒼がため息をつきます。
「早く顔を洗っておいで。ご飯作ったから。」
言いながら慶太の髪をぐしゃぐしゃと撫でます。
「ん~~・よく眠れたみたいでよかったね。」
自分の部屋で寝てるつもりでしたが、蒼の部屋。
ということは?蒼のベッド??

「ごめん。俺がベッドを独占したんだね、」
ぼーっとしながら慶太が謝ると

「何いってんの。一緒に寝ただろうが。」

「あ。そうなんだ・・?は??このベッドに?俺と?」
シングルベッドですよねえ。

「無理。」
「無理、の意味がわからない。寝れたんだから。早く顔を洗え!遅刻するよ?」

はいはい、と返事をしてシャツを着ます。
お母さんより煩いかもしれない・・と感じながら。
シャツのボタンをかけていたら、後ろからばふっと頭に何かを乗せられました。
「そのシャツ。袖のボタンがとれてたから、今日は俺のを着ていけよ。」
「蒼の?」
蒼のつけているドルガバの匂いがかすかにしました。
「うん。いいから着ろって。」
「あれ?どうしてめがねなの。」
慶太は蒼の眼鏡姿は初めて見ました。

高校に入学してから慶太は友達が沢山出来ましたが、その中でもなぜか一緒にいるのは蒼でした。
慶太のようにおしゃべりでも、ばかっぽくもない。
どちらかと言うと、しゃべるのが面倒くさいととらえる節のあるようなタイプです。
アッシュグリーンのミデイアムレイヤーの髪に黒い二重の瞳。
背も慶太より15CMばかり高くて、すらっとしています。
端整な顔だちで背もあるから、女子がいれば相当な人気者になれたでしょうが・・いかんせん、ふたりの通うのは男子校。
慶太もブラウンベースにオレンジのメッシュを入れたミディアムウルフ
で、くっきり二重の茶色い瞳。
蒼よりも背が低いとはいえ、愛嬌のある顔だちですから目立つのですが、男子校では・・ねえ。


「いつもはコンタクトだけど、今日は入れてる余裕がなかった。」
蒼が眼鏡を指でくいっとあげて応えます。
「なんで?」
「御飯作ったから。」
「ふ~ん。でも、蒼、似合ってる。」
慶太が笑うと、蒼が苦笑して頬をつまみました。
「はやく。顔を洗いなさい。」


→新婚さんいらっしゃい。ではありませんよ・・。続くのだ。


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澄み切った青空が眩しい名古屋のお昼時です。
こんにちは~。今日は土曜日なのに、珍しくお休みをいただけました。

ならば名古屋の街に繰り出そうか!と、すこし思いましたが。

最近はめっきりヒッキー(笑

お部屋の掃除を済ませたら、即。パソパソの前におります。
インドアな柊です。

大好きな食べ物のお話をさせてください。

私は子供の頃は、母が毎食ご飯を炊いておりましたので(ありがたい・・

パンとは縁遠い生活でした。

たまにアメリカかぶれな父が(爆)厚切り食パンにバターを塗りこんで食べたい!と叫んで、
厚切りトーストにありつけましたが・・・何度も食べた記憶がないのです。

母が他界してから、毎食ご飯を炊くことがいかに大変かを身をもって知らされまして、朝昼はパンにさせてもらいました。

パンの美味しさに目覚めたのは、このせいかもしれませんが。
楽だし、甘くて美味しい。
しかし1枚では、すぐに満腹感が得られないのですよね(笑
余分に食べてしまうのですよ・・。

その頃 幼稚園に通っていた弟が、パンを食べ始めてから太りだしまして(泣
慌てて、カロリーを調べたら   きゃ~~~でした。

おやつに与えていたメロンパンの高カロリーときたら・・。
それに子供だから、ジュースを欲しがっていたのですよ。

肥満一直線。早く気がついてよかったわ。

今でもメロンパンは大好きなので食べたいのですが、半分にしております。

夜は和食メインで。しかも豆類を積極的に取り入れております。
どこかでうまくバランスをとらないと、食生活もメンタルなところに響くので気をつけています。
季節の変わり目だから、今は特に・・。











2006.10.19 向う先は。
なんやかんやと楽しく過ごさせていただいております。
今日も秋晴れの水色の空が、清清しい。
きれいな空は、ひとを前向きな気持にさせてくれますね。
これで、バイトも頑張れます。

今日の朝の「めざましテレビ」で、新しいユニットを結成された・とんねるずの木梨さんがCDを発売されたと知りました。
おお・・と感じながらも

野猿が見たかった・・といまだに呟く私です。
野猿のビデオクリップと歴史 ザ・グレイテスト・ヒッツ 野猿のビデオクリップと歴史 ザ・グレイテスト・ヒッツ
野猿 (2001/05/03)
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野猿は、好きだったのです。
裏方さんたちの頑張る姿が、とてもクールで。
それでいて親近感がわくような親しみのある雰囲気。
プロの歌い手になりきれない、素人っぽさ。(当たり前だけど

石橋さんも、このユニットにいらっしゃるときは・いつもとは違うやさしいお顔をされていたと感じていました。
気楽に構えて見えるな~楽しそうだな~と。

CDもDVDも持っております。転売しておりません(笑



昨日書き始めたお話が、あまりのエロで。
これはお引越しだな?と感じました(笑
・・・・そういうところに。


今日から、また新しいお話を始めます。
もともと用意していたほうなので。でも問題あるな~・・と思ったり。

試してみたいことは、なんでも試そう。
そんなスタンスで、おります。



2006.10.18 5階の住人。2
「試すって何をですか。」
聞きながら、カバンで体を防衛しています。
「ガード固いなあ。あはは。笑える。」
工藤さんがずいずい近寄ります。
「ちょっと!近寄らないでくださいよ!」
「誰もいないんだから。いいじゃない?」
「よくない!」
さっと指で天井を指し示しました。「防犯カメラが設置されていますから!」
「防犯・・。中村さん面白いね。」
見上げると確かにこちらをじーっと見つめるカメラがあります。
ほらほら、悪い事はできないんですよ~といいたい知世に、

「エレベーターが動かないんだからカメラも生きていないよ。」

なんてことを言いのけるのですか。
がさっとカバンを取り上げられました。「それ大事な書類が!」
「わかってる。隅に置いとくから。」
そしてカバンは投げられました。
「ひとの話を聞いていない!」
「聞くもんか。時間が惜しい。いつあけられてしまうか。」
ジャケットに工藤さんの手がかかります。
「え・・。」
ひけた腰に、がっちりとした手が絡みます。

「開くまでのスリルを楽しもうか?・・知世ちゃん。」
ひいっとのけぞる体を支えながら、ベルトを抜き取られました。
ゆるくなったパンツをずり下げられ、シャツもめくりにかかります。
動作の速いことときたら。
「やめてください!」
叫んでも抗っても、下着が見られてしまいました。
「わ。ビキニか。やらしいなあ・・くっきり形がでてんじゃん。」
「中身は工藤さんと同じものですよ!離れてください!」
羞恥心で頬を赤くしながら、撲ろうとして腕をとられます。
「元気だな~。暴れたら動くかもよ?エレベーター。」
「え?」
今動かれたら困ります・・。
パンツ丸出しでドアが開くのは勘弁して欲しい。
「ベルト返して!」
「ベルトはね~・あっち。」カバンと同じく投げられています。

「もう!」
パンツを引きずるように歩き出したら

「そんなの後にしろって。・・こっちが先。」
「え!!」
後ろから抱き締められて、動けなくなりました。
そして間髪おかずに腕が伸びて、股間を下着の上からまさぐりだしました。
「やっ・・!」
「いや?な割りに硬くなってきたね~?」
「やめてっ・・。」
「ねえ?もしかして連れ込んでた彼女のほうが攻めてたとか?ここに何か突っ込んでもらってたとか??」
何を言い出すのでしょう!
お尻を撫でると、一気に下着を下ろしました。

げげ!

慌てて隠そうとしたら工藤さんは前ではなくて後ろを攻めたかった様子。
「ん~。ローションがあればなあ。」
言いながらぐいぐいお尻を引っ張ります。
「痛い!・・やめて、ほんとに!!」
「あ~・・。いいこと考えた。ねえ、この指をしゃぶってよ。」

やりたいことをやるの。そして笑って生きるの。
そのために、壁も越えるし。頑張るよ。
最近、柊さんは毎日ささやかな楽しみを見つけて大喜びしています。
楽しいことがあれば、湧き上がる不思議なパワー。
柊、ガソリン入れ替えしましたよ。まだまだ走れます。

でもボディは変更できないから(笑
無理はできないのよ。朽ちていくのよ(爆笑

やーね。変えたいわ、マイボディ。

楽しいと括る中に、私はブログも入れています。
でも、ブログを趣味ではなくて義務と捉えて見える方もいらっしゃるのですね・・。
はじめて知りました。

ブログは、国民の義務ではなかったはずですが・・?(爆

義務と考えたら、行き詰らないか心配です。
趣味を楽しめばいいのにな~。勿体無いな~~。


この方の書かれる雰囲気が好きだな~とかで惚れこんで、仲良くさせていただいても、
自分の日々の活動メーターを100として、たまたま疲れて10を切る頃に、お話がすれ違う部分があると、妙にひっかかってしまい。

ず~っとそのことを考えていたりしています。暗。

当たり前ですが価値観とか考え方とかが違ってていいのです。
むしろ、その違いを確認できると嬉しかったりします。
「ああ。そんな考え方もあるんだな!面白いな~。」と、楽しんでいます。
色々な考え方があるのを知ることが出来るのが、ブログでの交流の良い所ですね。
皆で頑張ろう~みたいなところもあって好きです。

うう、でもあまりにも違うベクトルだと考えますね

私も言葉には気をつけなければ。よく毒を吐くし(笑

日々のことを話してくれるひとが好き。
毎日、一緒にお話している気分になるのです。
自然とその方のところに、足を運びます。

笑顔でお話できると嬉しい。
だから笑顔を忘れないように心がけているの。
時々ブログで毒を吐きますが(爆笑
気をつけます。


勿論リアルでも無償の笑顔を忘れたくない。
何でも、世知辛い世の中ですが笑顔で話しかけられたほうが・ほっとしませんか?
楽しく生きましょう~。




2006.10.18 5階の住人。
傍にいると呼吸まで聞こえてきそう。
普段、話したこともないのに。

エレベーターの脇に置かれた観葉植物のドラセナを見つめながら、中村知世は早くこの場を逃げ去りたいとさえ感じていました。
隣に立つのはチャコールグレイの色のスーツを着た2つ年上の工藤さん。
部署は違うけれど、同じ会社。
階数は違うけれど、同じマンション。
よく早朝や深夜を問わずに顔を見ます。
それは、寝ぼけているさえない顔のときもあるし。
彼女を連れ込んだときも見られたし。
情けないプライベートをよく見られているので、社内ではなるべく口も聞きたくないのです。
挨拶だけの関係でありたい。関わりたくない。
そう思っているのに、今日は朝からこうして2人で取引先を訪問。
上に上がるエレベーター待ちです。

「中村さん。」
声をかけられてびくつきます。
「今日は燃えるごみの日だったのに、出し忘れ?」
工藤さんのふちなしの眼鏡がこちらを向きました。10CMは身長の差があります。見下ろされているようで、落ち着きません。
「出しましたよ。」
「あ、いつもの時間じゃなかったんだ。」
「いつものって。」
「よく会うじゃん。マンションの下のごみ置き場でも。エレベーターの前でも。なのに社内では声もかけてくれないんだもんなあ。」
「・・プライベートと仕事は分けたいんです。」
「へえ?」

ようやく来たエレベーターに乗り込んで6階を押しました。
提出する見積書の書類の入ったカバンを抱えてため息をつく知世に
「今は彼女がいないの?」
「詮索する言い方はやめてください。」
こうして口をきくのは初めてです。
お互い、顔を見ても挨拶だけで済ませていたので。

なのに今日はどうしたことでしょう。やけに話しかけます。

「うちの部長が中村さんを気にいっててさ。近く、部署移動かかるよ。」
「あ、そうなんですか?」
「そうしたら俺とコンビ組まない?」
「はあ。」
なかなか6階に着きませんね。
「あれ?動いていない。」
階数を示すランプが1階のままです。

「中村さん。そんなに俺とふたりっきりになりたかったの?」
「違います。あれ?おかしいな・・開きもしない。」
「故障?」
「まずい、約束の時間に遅れます!」
焦る知世とは逆に、やけに余裕をみせる工藤さん。
「大丈夫、受付には俺たちがきたことを話してあるから。大事にはならないよ。それより救援を。」

「押しているんですが・・。」
応答のない非常電話。
「携帯も使えない。ま・・様子みようか。」

こんな狭いところにふたり・・?

知世がため息ついたところに、工藤さんの余裕すぎる鼻歌が聞こえます。
「あのう・・。不安じゃないですか?」
「別に?エレベーターに閉じ込められるなんて本当にあるんだな~と。」
眼鏡を拭いています。
切れ長の一重の瞳。端整な顔だち。ベリーショートの黒い髪。
社内でも人気のある工藤さん。
そして、アッシュブラウンのミディアムウルフの髪に、二重の瞳。
ときどきカラコンまでしてくる黒いスーツのホスト風な中村知世。
共に男性です。

「女の子と一緒ならな~。」
「不謹慎ですよ。」
「中村さんが、こんなに可愛くても男だもんな~。」
「はあ。」
「試してみてもいい?」
「はあ??」


2話に続きます。







2006.10.16 流れ星。4
結構、大胆だったりするんだ。
ここにいるのは俺だけじゃないのに。久実もいるのに。
もしかして俺しか見えてないのかな・・?
俺のほうしか見ていない瞳に捕らわれそうなんだけど。

「別に、付き合って欲しいとかじゃないんです。ただ、俺の気持ちを聞いて欲しくて。こまらせるつもりはなかったんです。」
「困ってないよ。驚いたけど。」
俺は思ったままに答えた。
1対1で告られても、同じことを言えたかわからないけれど。
今はとにかく理真を皆の前で、道化者にしたくないから。
「え~・困ってないの?」
「久実は黙ってろよ。」
気持ちを察しろよ。
理真が真剣に告ってるなら、聞いてあげないと。
でも元々はおかしくない?
同性だし。

「あの、杏さん。杏さんにとって、俺はどんな位置にいますか?それを聞かせてください。」
今頃緊張してきたのか、声が震えている。
そんなに真剣なの?
俺のことを?
「理真は・・・バイト仲間で。」
「それだけですか、やっぱり。」
「頼りになりそうだし。ほら、昨日・・・助けてくれたから。」
「あのとき、俺は正直気持ちをぶちまけたかったんです。前から杏さんが好きだったから。
仕事を真面目にこなしている姿が、きらきら輝やいて見えるんです。
靴のこともよく知ってるから頼りになるし。尊敬してるし。
抱き上げたときに、軽くて。いい匂いがして。」
「あの。あのさ、理真?」
久実が頭を抱えてる。
それどころじゃない、不審な動きに他の連中が気づいてこっちを見てる。

「すっごく好きなんです。」

「わかったから、場所を変えて。お願い。」
「俺はかまいません。杏さんの気持ちを聞きたいんです。
言ってくれなきゃ動きません。」

頑固だったのか。
真面目だな~とは思っていたけど。
「あのう・・。バイト先でもいい?ここでは言えない。突然だったから。」
「あ、はい!待っています。」
といいながら、動かない。
やっぱり言わないと動かない・・。
呆れた俺に、

「杏さん。俺のこと、好きになってくださいね。」

自分に自信があるのかな。そんなに言い切れるものなのかな。
俺は、どきどきしてきた。
後輩・しかも同性からの告白かあ。
箱に落ちた俺を助けたあの日から始まったと思ったら、もっと前から俺を見つけていたのか。
どうしよう、すごく嬉しいんだけど。

子供の頃に、流れ星を探して一晩中夜空を眺めた日があった。
何を願おうとしていたのか思い出せないけれど、その日は流れ星がひとつも見えなくて・見つからなくて。
しょんぼりしたことだけ覚えてる。

探そうとするから見えなくて。
探さなくても、気づけばそこにあるキラキラしたもの。
「杏さんの輝いてる姿が、大好きなんです。
俺じゃあ、支えになれませんか?」

理真のまっすぐな気持ちが、俺の欲しかったものなのかな。
ここまで俺を好きと言われたら。
見つけてくれたなら。

「俺は輝いていないけど。理真と、夜空が見たいなあ・・。」

「え、俺でいいんですか!ほんとですか!!いいですよ、夜空ならいくらでも付き合います。」
そんなに嬉しがってくれるんだ。
「実は一昨日。俺、流れ星を見たんです。お願いしたんですよ~。
願は叶うものなんですね!杏さん。
これって、何処にお礼を言えばいいんですか?」

「・・知らないよ!」
顔が赤くなってしまった。
お願いしてくれたんだ、俺なんかのこと。
ああ、きみにお礼を言わなくちゃ。
でも少し待っててね。どきどきが治まらないんだ。
まともに顔が見れないや、昨日みたいに箱に隠してくれないかな。


おわり。いつもありがとうございます。











2006.10.15 流れ星。3
「あ、でもいいです。またあとで!」
理真が逃げるように走り出した。
なんだよ、あれ・・。
「どうかしたのかな。あ、あれが同じバイトの・・。」
隣の久実に紹介しようと名前を言いかけて、ひきつった。
ずっと理真の後姿を睨んでいる、そのものすごく不細工な顔ときたら・・。
「どうかした?」
「ああいうのが好き?」
「ああいうって・・?」
「今の子、絶対杏のことが好きだ!俺にはわかる。」
なにを言い出すんだ。ふざけるにもほどがある。
「いい加減なことを言うもんじゃないよ。理真は真面目な子なんだよ、そんなわけがあるか。」
「・・・真面目だからこそ危ないよ。」
今度は俺が睨まれた。
「どうして人を睨むの?よくないよ。」
「杏がわかっていないからだよ。いつも一緒にいるのに、なにもわかってくれていないんだ。」
なにをそんなに怒れるんだろう。
「・・・口にコロッケが付いてるよ・・?」
こわごわ注意したら
それを舌で舐めながら、「本当にわかってないんだね。あんな子供に捕られる位なら・・我慢している場合じゃないな。」
「なんのこと?」
「俺・・。」
じわじわと久実がからだを寄せてきた。近い、なんだろうこの嫌な感じ。
嫌な汗をかきそう、コロッケで光る口元が怖い、なんだか・・近付いてるの??
もう突き飛ばさないと、怖い!
手に力をこめたときに、

「杏さん!」

いきなり大声を出されて驚いた。
久実も水をさされたように、呆然としている。
動かないうちにさっと離れた、助かった。
「な、なに?理真、」
俺も大慌てだったけど、理真も・はあはあ息を切らせて、戻ってきた様子。
よくわからない奴がもうひとりだ。
「どうした・・?」
「俺じゃダメですか?」
「なにが?」
「俺では役不足でしょうか?」
「だからなにが??」
「・・俺、杏さんが好きなんです。」

そういうのって、少しは顔が赤くなるものじゃないの?
ふざけてるよね?そうだよね?

「あのさ、理真?」
「はい!」
元気な返事だ。バイトしてるみたい。
「俺、男なんだよね。」
「はい、知っています。」
そうだよね、知ってるよね・・昨日今日の知り合いじゃないもんね。
じゃあ、
「・・どうして?」
「なんでだか・・杏さんがすきなんです・・。気になるんです。
傍にいたくて、あの・・・昨日の件のせいじゃなくて、前から。
前からずっと、そう思っていたんです。俺じゃあ、役不足かもしれませんが、杏さんが困ったときに・・力になりたいし。
その・・なんていうのか・・すごく好きなんです!」


ブログを始めて半年以上たちましたが、今になって気づくことが多くて。
あ、そうなんだ~とか。

そうだったんだ・・とか

事の重大さを知ってから、危ないことをしていたんだなあとブルブル震えます。
無知の怖さですね。

これからは気をつけて行動しようかな~と思います。

私は2次創作も始めていたのですが、創作BLのほうで検索モードが入っているので、芋ずる式に表側に出てきてしまうのです。
お知り合いの方は、呆れていたと思います。「隠しなさいよ~」と(苦笑
思いっきり作品名も出していますしね。大汗ものです。
エロは無くても、匂いますよね(汗)

ど底辺なので、気づかれないとは思いますが、迷惑な行動には変わりがないので自重します。・・忘れないように(汗

あと、ナマモノですね。

ナマモノで創作はしていないのですが・危ない検索をかけると、私までその関係としてでてきてしまうらしくて。
手を伸ばしていろいろ遊んではいますが、
ナマモノはしていないのですよ~。
今後、もしも始めたくなったら・・間違えないようにします。
たぶん、しません・・。だってBLだけでも危ないもん・・。
怖いなあと思います。
私も知らないままに踊っていたので、かなりイタイ人でした。
慎重に行きます・・。



アダルトは携帯サイトで小説(BL)を載せていただいております。
しかしこれも自重しようと思っています。

あのう・・アダルトの掲示板はしていませんよ・・。
柊は、BLしかしていません・・。

先回のアンケート、ありがとうございました!
この場で少しでも読んでいただけるといいなあと想い、考えすぎなくらいに妄想の旅に出て、プロットが散乱しております。
今年の課題・・って。あと3ヶ月もないよ、柊さん。





2006.10.13 流れ星。2
たしか年が1つ違うだけだよね。
で、学年が1つ違って俺が2年で理真が1年。
それだけなのに敬語を使われるなんて距離を感じるなあ。

学校でも思い出してため息ついてしまう。
恥かしい所を見られたし、敬語かあ・・馬鹿にされてそう。
水色の空。雲ひとつない秋の空。
くよくよしてしまうのは秋のせいだと言ってくれない?
長袖でないと肌寒い、この風のせいだと教えてよ。
ねえ、お日様・・。
ああ、へこむ・・。
「どうかした?杏。」
友人の久実が、コロッケパンを食べながら聞いてきた。
「なんでもないよ。・それ、油っこくない?」
「あんぱん食べてる杏に言われたくないなあ。」
けらけら笑って、いきなり真顔になった。
「杏さあ。甘いものは苦手じゃなかったっけ?」
「あ、そうだっけ・・?」
「いつから食えるようになったの、菓子パン。」
「バイトの休憩時間におやつでもらってから・・食べてるなあ。」
バイトか~と久実がつぶやいた。
「なんだか楽しそうだなあ。杏をバイトにとられた気分だよ。」
「とられたって・・?」
「俺がすすめたってメロンパンを食べてくれなかったことを、いまだに覚えてるんだよ。1ヶ月くらい前だよね?
メロンパンを食べられないなんて、この甘さを知らないなんてかわいそうなやつだと思ってさ。なのにさ~・・・・バイトであんぱんもらって食べてるなんて・・ショック。」
ぽすっと頭を肩に乗せてきた。
うざい。だけど、そのままにしておいた。
大体、久実が何故ショックなのか・よくわからない。
こうしてお昼は毎日一緒に食べて、帰りも途中まで一緒。
周りに誰もいなければ、今みたいにひっついてくるし。
「バイト先に、誰か知ってるひとでもいる?」
「あ~。1年の子。」
「後輩?だれ?だれ??」
異様に食いついてきたな・・。
なんだろう、この態度・・。
「・・名前忘れた。」
「覚えてこいよ。顔が見たいから・」
調べるつもりだったのか?
ますますわからないな~、こいつ。
もしかして危ないのかな。

「杏さん、」
声に気がついた、あわてて久実が離れた。
「あ、す・すみません・。」
同じ制服を着た理真がいた。
「お取り込み中だったんですか、すみません、失礼します!」
逃げ出そうとするから呼び止めた。
「お取り込みじゃないから。どうした?学校で会うなんて初めてじゃない?」


2006.10.11 流れ星。1
つま先立てて、手をまっすぐに伸ばしても届かない。
もう少しなんだけど・・。指先がようやく・かする。
天井近くに積まれた商品の入った箱を取りたいのに届かない。
しょうがないから床に転がるダンボールを足場にしようと思って、乗ったら  落ちた。

まさに在庫商品に埋もれる。
「いって~。」
いくら靴の大きさが知れてるとはいえ、からだに角が当たると痛い。
ひとに見つかる前に、ダンボールから脱出しなくちゃ。
脚だけが箱から顔を出している状態、なんとも格好悪い。
腰に当たるのは靴の空箱みたい。助かった、中身が無くて・・。
それに誰もいなくてよかった・・と思ったら。

「大丈夫ですか!」

声がした。見上げたら、バイト仲間の理真の顔があった。
ダンボールに落ちた姿なんか見られたくないのになあ。
「あ、大丈夫。落ちただけ。」
手をひらひらと振って笑って見せた。
よいせっと、腰を浮かせたら足場が無いからずるりとまた沈んだ。

「出れますか?」

なんてことを聞くんだ、きみは。

見た目は笑顔を取り繕っているけれど、恥かしくて卒倒しそうなのに。
「杏さん。捕まってください。」
きみが腕を伸ばしてきたから驚いた。
「いいから。大丈夫だよ、」
断ったのに、今度は俺の体を埋める靴の空箱を取り出し始めた。
がさがさと一心不乱に箱を取り出しては床に投げる。
まるで発掘されてる気分なんだけど・・。
「あの、杏くん。大丈夫だから!ありがとうね。」
ようやく体がまともに動けるようになって、恥かしくてまともに顔が見れない。
ああ、とんだ恥さらしだ。
がさっと音を立てながら箱から脱け出そうとしたら、そっと抱き締められた。
「は?」
なんだろう、この感覚。
なんだろう、どうしてだろう。
どきどきしている音が聞こえるんだ・・。

「大丈夫ですか?」
きみの顔が近くて。
「なんとか出れましたね、よかったです。」
抱き上げてくれたのか・・。
「ありがとう・・。」
ちょこんと頭を下げたら、慌ててる。
「そんな。お礼を言われるようなことはしていません、それに、
このことは誰にも言いませんから!」
真面目だなあ。
こんな子が世の中にいたんだ。
恥をかいたのは俺なのに。どうして顔が赤いんだろう、きみは。
その赤いのが伝染しそうなんだけど。


バックヤードで発掘されたのは、俺自身。
きみに見つけられてから、日常が変わる予感がしたんだ。

地元の球団、中日ドラゴンズ優勝おめでとうございます。
選手の皆様、応援されたファンの皆様、お疲れ様でございます。
ようやく決まって、ほっとしました!
明日からバイト先で、優勝セールを開始します~。
皆様ぜひぜひ・・来てくださいませ。

なかなか優勝が決まらずに、私達店員は、本部から送り込まれたセール品の在庫の山に押しつぶされそうでした。
出すに出せない商品の山。みんなのストレスの源でした・・。
明日からは、みんなが笑顔で働ける。
そう思うと、忙しそうなセールも頑張れる!!

明日は早起き頑張ります~~♪
秋になると各お菓子メーカーさんから新作のチョコレートが発売されるので、嬉しいです。
見たものすべてを試したくなるので、この時期に大手スーパーとかドラッグストアに行くときは、余分なお金を持たないように気をつけております。
栗を使ったお菓子とか・・弱いです。
今だとハロウィン関係で、可愛いかぼちゃのお菓子とかもあるし。

<買っちゃダメ・・食べると太る~~。>

そうわかっているのですが・・弱いです(笑

心地よい風が、お出かけしたくなるし。
秋は、好きですねえ。
そろそろブーツも履きたいところです。


●アングラマニア。終了しました。●

おかしなお話で、すみません。書いているひとはノリノリでしたが(苦笑

訂正しながら、固めていこうかなあと思っています。


押してくださると励みになります。
透き通る炭酸水。ここから果実のような甘い香りがします。
味は甘くはありません。飲めば後味が口に苦く残ります。
まるでアルコールのようですが、これは薬に近いもの。
アングラで販売している・おはじきと同じ成分です。
飲めば記憶が飛びます。
体がだるくなります。
瞳が潤んで、ガードは甘くなるのです。
気分が上昇する中での行為は、いかがでしょうか。

大きな硝子のテーブルの上には銀の蜀台。蝋燭の明りが、笑いあう人の顔を照らし続けます。
目当てが見つからなければ、新しいひとを出会えばいい。
ひとりで退屈な時間を過ごすよりも、はるかに有意義。
磨き上げた爪が、快楽を探してうろうろしています。
アングラの店員が、ひとり、またひとりとお客に見つかり、おはじきを受け取る場面が見られます。
顎に髭を生やした青年が、まだ10代らしい女の子からおはじきを貰いました。「あと5年たったら飲みますよ。」青年は、やり過ごします。
「なーんだ。」
女の子のぶうたれた声を聞いた、通りすがりの少年が教えてあげました。
「あのひとはアングラの店長だよ。とんでもないものに声をかけたんだね。」

脚をだらりと伸ばしたまま床に座り込んでいました。
空は力が入らない体を、冷たい壁に押し当てて目覚めさせようとしています。「・・無茶。」
真樹が隣で呟きます。
「暫くは動かないほうがいいですよ。」
「そんなことを言ったって。俺はもう帰りたいですよ!」
空は汗をかいたからだが気持ち悪いと思いました。
おはじきの効力なのか、やたらに汗をかいてしまいましたので・・。
「パーティに行かないと。」
真樹が空の髪を撫でます。
「きっとあなたを一目見たいと思っているひとが沢山います。」
「俺は見たくないです・・。もう帰る。」
拒絶を繰り返す空に、真樹は堪えきれずに笑い出しました。
「なんですか?」
不審な目つきで問いました。

「このまま離れたくないなあ、なんて思ってしまったんです。あなたが面白すぎて。」
「・・明日もお店で会うでしょう。」
「そうなんですけどね。何故だろう?俺は、自分が思っていたよりも・・空が好きみたいです。」
言いながら肩を抱き締めました。
真樹から、自分の匂いがしてきて頬が赤くなります。

「ずっとこのまま、傍にいてくださいね。」
真樹が絡めた指にキスをしました。
「気が向いたら、名前で呼んでください。待っていますから。」



「似合わないねえ、アングラの連中にこんな明るい場所は。」
店長が炭酸水を飲みながら呟きました。
「地下のモグラは、眩しい場所にあこがれるけれども、もっと身分相応な生き方をしないといけないねえ。」
アングラの店員のひとりが、上の階を指差して店長に教えます。
「真樹と空なら・・。」
「いいんじゃないの、おはじきのおかげで記憶に残らない行為だし。そこから恋でも生まれたら、祝福してあげようか。」


二酸化炭素があふれ出す地下の街。陽の光をもらえない日影の町の下に繁栄している地下の街。
何もかもを隠す闇の中。蝋燭を消せば、すべてを隠す闇の中。
隠せる思いがありますか。
乱したいひとがいますか。

媚薬で記憶が飛んでもいい。目覚めたときには傍にいたい。
その気持を知るものだけが販売を許された、アングラのおはじき。
代金は、お気持をいただきます。


  おわり。




覚えがある体温。その肌。温かな手がシャツの中に潜っていきました。
抵抗できずに体を任せてしまうのは、快楽が欲しいからでしょうか。
だんだん、息が荒くなります。請われるままに、脚が開きます。
「いい子ですね、」
容赦なく愛撫する指に翻弄されていきます。
「そこはっ・」
吐き出すように叫ぶと、身をよじります。「ここでしょう?」
優しい微笑を浮かべながら、強く握ります。

「さっき覚えました。」

真樹が攻めて行く度に空が壊れていきます。誰かに聞かれたり、見られたら恥かしいのに。
声がどんどん大きくなってしまうのです。
真樹にしがみついて立ち居地を確保していますが、膝が折れそう。
つま先で体を支えているのです。しかも容赦ない攻めが快楽の波に、空を押し込んでいきます。
「お願い、もう無理!」
訴えたのと同時に、真樹の手の中で破裂しました。白いものが真樹を濡らします。
「・・もっと触りたい。」
「も。やめて・・。」
息も絶え絶えの空のパンツを下着ごと、すとんと落とします。
「誰かに見られる!」
思わず手で隠そうとしますが
「見せません、誰にも。俺だけのものですから。」
真樹が空の唇を吸います。そして、またおはじきが押し込まれてきました。
首を振って吐き出そうとしますが、飲み込むまで唇を離しません。
こく・・・っと飲み込んだら、体がふらつきました。
「言ってください。もう言えるでしょう?・・もっと欲しいって言いなさい。」
真樹が空の首筋を舐めながら命令しました。


ウエッジソールがフロアーを揺らします。手錠をぶら下げた少年が、ずつと誰かを探しています。
「アングラの店員見なかった?」
「知らない。」
「皆、探してるんだよ。見かけたら、ものにしてる。」
「入り口で見たよ、ふたりで来てた!」
誰かのその発言に、どよめきました。
「店員同士でくっついたのか?つまんねえ!」
「ひきはがせばいいのさ。俺だって、あの子がいいんだ。」

フロアーにはおはじきを楽しむ男女の姿が目立ち始めました。
いつもより過激な求め方に、お互いが興奮している様子です。
女の子がマシュマロをくわえて、そのまま男の子の唇に届けました。
舌が追い返します。それでも女の子がまた押し込んで。

唾液で濡れたマシュマロが、床に転がります。

開始の合図はありません。互いに相手を探すゲーム。
香水の匂いが充満して、呼吸すればむせまくり。
綺麗なあの子は、今どこにいるのやら。
ピアスが光ります。靴音が高らかに鳴り響きます。後には退けない快楽へ落ちていきます。
アングラの店員は他のお客に混じっているので、常連さんでも見つけにくいはず。
名前も教えないくらいですし。


空と真樹は、誰にも騒がれずにホールに入りました。
お客が流れ込む会場とは逆の方向にあるエレベーターを使い、会場を見下ろす3Fゲートに向いました。
硝子張りのゲートから、真下でうごめくお客を確認します。
「すごい人ですね。」
「毎回、増えるんですよ。みんな退屈から抜け出したいんです。愛したい人。愛されたい人。快楽か地獄かわかりませんが。」
真樹はピアスを確認するように耳朶を触っています。
「痛いの?」
「いいえ?落ちていないか心配で。俺は不感症みたいなんです。ピアスがどこかに落ちても、それに気づかない性質なので。」
真樹が自分のことを話すのは初めてな気がしました。
空は、まじまじと真樹を見つめます。
「空さん?どうかしましたか。」
「なんか・・長押さんが近くに感じます。」
「いつも隣にいるじゃないですか。」
「そうなのですが。今は、前よりも近い感じ。」
空の言い方が素直すぎて、真樹がびくっとしました。
頬が熱いのか、手の平で押さえています。
「・・あなたには、かなわないなあ。」
そっと空の顎に指をはべらせて、
「キスがしたくなりました。」
「・・ここで?止めてください。・・そうでなくても、お客に見つかったら・・集まりそう。」
「堪えきれないですよ。」
「1回だけ・ですよ?」
その膨れ面にも、真樹は嬉しくてたまらないようです。
そのまま唇を重ねて、そっと舌を割り込ませました。
途端に拒絶するように空の体が反りましたが、慣れたものです。
逃がさずに抱き寄せます。
「・・受け止めてくださいよ・・。」
「や、」
「イヤじゃないですよ。ここまで来て、」
そっと空の腰をなぞります。
「長押さん!」
「そろそろ 真樹って呼んでくれませんか。あなたにはその権利があります。」
そして再び重なる唇。
空は気がつきました。今、おはじきを飲まされました・・。

「長押さん、困ります。」
無理やり離した唇から漏れる吐息と、ささやかな抵抗。
「1個じゃ、もうあなたには効かないでしょう。もっと飲みませんか?」
「・・もっと飲んだら、どうなるのです?」
「先ほどのような失神では逃がしません。」


絵の具の色をそのまま塗りつけたような派手な色。
赤や緑の色をしたマシュマロが、ガラスの瓶に詰められています。
赤ん坊の握りこぶしくらいの大きさなので、普通のものよりもやや大きいサイズです。
お客はそれを一個づつビニール袋に入れてもらって、おはじきと一緒に持ち歩きます。
そのまま食べても勿論、甘くて美味です。
でもお客の間では、おはじきを使った後や、その最中に使うことが流行っています。使い方は人それぞれ。
皆がおはじきをアングラで手にいれました。
さあ。お月様が夜空にエスコートされて輝く夜に、パーティが始まります。

地下の通風孔がまるで呼吸をする生き物のように働いています。
二酸化炭素が充満している地下から、ひとがぞろぞろと地上に上がってきました。
闇から蘇ったもののように、他者の生気を求めて地下から出てきます。
行き先は駅。どこまででもない切符を購入して改札をくぐります。
駅のホームから直結した、大きなホール。
普段は、なぜかいつも工事中の看板を掲げて、人を寄せ付けません。
このホールが口を開けるのは、パーティの開催される日だけです。
重厚な鋼の扉の前には、グッチのサングラスをかけた用心棒が3人立っています。
ここでチェックを受けて、晴れて入店が許可されるようです。

無粋な太いチェーンをしたお客は、お断り。
金の大きな腕時計をしているのなら世代が違うので、これまたお断り。

体温を感じさせない鋼のドアの向こうには、かつてないパーティが始まるのです。
香水の匂いが染みてきます。肌にうっすら汗を浮かべるほどにおはじきを飲んだお客が、お目当てのひとを探しています。
フリーセックスの時代は終りました。
その時代を求めている世代も入店不可です。このパーティでは、セックスが目的ではありません。
あくまでも<告白する勇気のないひとの背中を押す>。
でも頬が赤くて、息も絶え絶え。艶かしい視線を送るものに、手を出せないものはそうそういないでしょうね。

「あの店員さんは?」
アナスイの新作の香水をかけすぎた女の子が色めきたっています。
折角入店できても、お目当てがみつからなければ今日は無駄足ですから。
「茶色い髪のほう。」
どこかで誰かも叫んでいます。
「どこにいるんだい?俺はこの日をずっと待っていたんだよ?だって、あの子は未経験なんだろう。カンでわかるんだ。」
青年が店員さんに尋ねています。
皆がアングラの店員と、仲良くなりたいようです。名前もわからないけれど、おはじきの形をした媚薬を販売するお店の綺麗な店員さんなら、お近づきになりたいと思うのは当然かもしれません。


「そろそろ起きてください。」
真樹の声で、飛び起きました。
「・・・え?」
服をきちんと着ていました。あれは・・・夢だったのでしょうか。
「長押さん。」
「はい?」
真樹の微笑は変わりません。
いつもと同じに、優しすぎるくらい。
「パーティに行くのですか。」
「ええ、あなたもですよ。俺の傍から離れないでくださいね。見失いたくないのです。」



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快楽にうごめく声を掻き消すクラシックが流れます。
地上は夕暮れの風景を映し出す時間です。しかしここは地下。
風景は変わらず。風も通りません。

おはじきを買い求めるお客で賑わう地下の雑貨屋、アングラ。
店員さんが忙しそうです。でもどこか楽しそう。
お店にとって、忙しいのは何より喜ばしいことですからね。
しかし、さっきからおはじき担当の真樹と空の姿がありません。
「ねえねえ、いつものひとは?」
「あの茶色い髪の子は?名前を聞きたいんだけど。」
常連のお客が騒ぎ出します。
「黒い髪の子に攫われたのかな?」
「なんだよ、店員同志で。いいとこどりかよ。」
「あの子、パーティに来るんだろうね?」

「行かせますよ。」
にっこり笑った髭のある青年が、意味ありげに応えました。
「店長は、ふたりの行方を知ってるの?」
「知りませんよ。」


いや、と首を振っても体は刺激を求めていました。
真樹が舌で濡らしていく体は、唾液の光で目覚めていきます。
何かを掴みたくて震える指先を真樹が受け止めて安心させます。
吐く息の荒い空の全身を撫でて。隅々まで触って。
張りのいい腿を持ち上げると膝を折らせて抱え込みました。
何もかも見られている空は、落ち着きません。
「空、すごく綺麗。」
「・・んなこと、無い。」
「もっと綺麗にしてあげます。」
自身の先を挨拶するように入れてみました。
異物感に抵抗する空の上に圧し掛かって、そのまま押し込みます。
喉元までこみ上げる衝撃に、空がのけぞりますが、真樹は一向に力を抜きません。
ぐいぐいと、空を動かします。
かつてないほどの痛みに貫かれて、息が苦しい。
熱のある体は衝撃を幾分緩和しているはずですが、それでも真樹の容赦しない入り込み方に頭が痛くなるほど首を振りました。
誰かに見られたら恥かしい、どうしよう。
そう想えば思う程、体はなぜか反応していきます。
さっきよりも緩い。
まだまだ大丈夫。
空の先走りで濡れた真樹の下半身が見えました。
「うぐ」
咽たようです。
「な・・んですか、それ。」
真樹も汗をかきながら苦笑です。
「だって、・・・・・・・!!」
空の視線で気づきました。白く汚れた自分を見てシャツを脱ぎます。
<もっと見せましょうか?>
そういわれた気がして、空の鼓動が早まります。
「これはいわば名誉の負傷ですから・・。ね?あなたは・・もっと酔いしれてください。揺らしますよ・・。」
綺麗な真樹のからだがシャツの隙間から見えます。
でもさっきとは角度の違う責め方で、空の声が高くなります。
「ここ・・でしたか。・・ああ、誰にも・・触らせたくないな・・。」
自身を突上げながら、空の感じている自身を握ります。
そして嬲るように手でしごき始めます。
「俺のものですよね・・。そうですよね、ここまで待ったんですよ・・。まだいかないでくださいね、俺、もっと・・。」
空には真樹の囁きが聞き取れません。
ずっとずっと真樹のなすがままでした。
空が失神するまで、真樹は動きを止めませんでした。



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素足にロンドンブーツのマネキンが、また服を脱がされています。
黒い服の次はピンクのサテンのロリータドレス。
ここアングラは、ポリシー無し・面白ければなんでもあり・なお店です。
照明できらめくサテンのドレスも、すぐに買い手がついて脱がされそうですが、店員さんは自分では動けないマネキンの頭からドレスをかぶせました。
腕を通したら案の定、店員さんはお客に声をかけられました。
おや?服が欲しいのではなさそうです。
手錠をかけた金髪の女の子が、きらきら光る爪で・おはじきを差し出しました。店員さんは、微笑して首をふります。
「仕事中ですから。」
断られて女の子は恥かしそうです。
「あなたもパーティに行くんでしょう?」
「そうですね、またあとでお会いしましょう。」
女の子は安心したようです。店員さんの顔を脳に記憶するようにじっと見つめてから、立ち去りました。


アングラの店内ではほかにも怪しげな行動が見えます。
腰まで伸びた長い髪のお嬢さんが、おはじきをひとつ舌に乗せました。
「まだ店の中じゃん。」
そのお嬢さんのお友達らしい女子がたしなめますが、お嬢さんは半笑いで舌を丸めておはじきを口の中に入れてしまいました。
「あ~あ。」
見ていた男子が笑いました。「どうにかなっちゃうぞ?」
お嬢さんは、こくっと飲み込みました。するとだんだん頬が赤くなってきました・・・・・。



お店の裏にいる、空にも同じ現象が起きていました。
頬が赤い。まるで茹でたみたいに、赤いのです。
「熱いでしょう?」
真樹が囁きます。
耳まで赤くなってきた空が、熱にうかされたように頬も上気しています。
「ど・・ゆこと。」
「もう戻れませんよ。可愛いなあ・・。その瞳、この体がずっと欲しかったんです。」
脱がされたシャツの行方は知れません。
空は明りの下で自分の肌が露出していることに恥かしさを覚えます。
そして、小刻みに震えています。
「どうしました?震えていますね。怖いんですか?」
「じゃなくて・・。長押さ・・。」
「いつもの声じゃないですね。そんな声も出るんですか。知らなかったなあ・・。」
そっと眠れる胸の突起にキスをします。
そのまま細くした舌でえぐるように舐ると、真樹の唇からも耐えかねたように雫が零れます。
「・・・・!」
声を殺す空、息も荒くなります。
「ねえ・・越屋さん・・。」
「な・・ですか?」
「空さんって呼んでもいいですか。今だけでも。」
「・や・・です。」
空の動揺が伝わらないのか、真樹は空のベルトに手をかけます。
「やめて・・長押さんっ。」
「ここがきついでしょう?」
すばやく手をすべりこませると、その熱さを確かめます。
「ほら。」
「そんな・・やめ。」
体が熱くてだるいのです。うまく動けません。
手を伸ばしても、真樹に遮られてしまいます。
「触らないでくださいっ・・」
「気持いいでしょう?もっと動いていいのですよ。さあ、動いてくださいよ。見たいんです、空のもっと欲しがる顔を。ここももっと見せて欲しいし。ね?・・そう、動けるじゃないですか・・。」
言いながら空の臀部をなぞり、ずるりと脱がせます。
「なげ・・。」
「あなたも欲しいんでしょう。あげますよ、俺を。」
ぎゅっと手で空の自身を握ると、刺激を繰り返します。
耐え切れずに声をあげる空に合わせて、店内からBGMが聞こえてきました。
普段はBGMが流れないアングラですが、どうしたことでしょう。
しかも耳に慣れないクラシック。
「もっと気持ちよくしてあげますよ。そろそろ、どうにかなる頃でしょう。・・おはじきはいかがですか?もっと舐めますか?」
赤い舌の先でちょんと舐めて空の苦しげな表情を確かめると、そのまま下から舐めあげてきます。
「そこは・・。」
「じっとできませんよね?感じるままに動いていいのですよ。」



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きゅっと締まった腰に巻きつく皮紐。
ベルベットのミニスカの裾は網タイツと同じレース柄。
ややふっくらで触りたくなる腿に黒いガーターが見えます。
爪にはラインストーン。つま先を丸く包むフリルレースのヒールアップ。
いつもよりも過激な格好のお嬢さん方が目立つアングラです。

「どんなパーティなんでしょうねえ。」
空が半分呆れています。真樹はその表情を見るだけで楽しそうです。
「越屋さん、忙しいからよそ見しないでくださいよ。お客さんがいくら綺麗だからって、困りますよ?」
「すみません。」
「ふふふ。本当に素直ですね。越屋さん。」

真樹は腰にチェーンを巻きつけた男子に、注文どおりのおはじきを渡しました。「よい夜をお過ごしください。」
いつもとは違う言い方です。パーティのことでしょうか??
空は聞こうかどうしようか迷いました。聞いても教えてくれないでしょうし。視線が泳ぐ空を見て、真樹はにっこりしました。

「おはじきが足りないから補充しましょうか。」
「あ、はい。手伝います。」
真樹の後について店の裏口に回ります。
金魚鉢に入ったおはじき。昨日みたときよりも増えているように思えます。誰がここに補充しているのでしょうか。
そういえば店長にお会いしたことがありません。いつもお店には来ないのです。・・よくわからないことが増えてきました。ひとつも教えられていないから、わからないことが増えるばかり。

「そういえば、俺はおはじきの意味も教えてもらっていませんよ。」
「俺も今日まで我慢していたんです。越屋さんに教えたくても、今日じゃないといけなかったから。」
真樹は訳のわからない返答をしてきました。
散々はぐらかしてきたくせに、今日じゃなきゃなんて。どんな意味があるのでしょう。
「よくわかりませんよ。」
「わかるようにしてあげます。でも覚悟してください?」
「なにをですか?」
「もう戻れませんよ。この味を覚えたら。」

にっこり微笑んだ真樹が、舌の上におはじきを乗せました。
ぺろりと舌を丸めて口の中にしまうと、空の顎を指で寄せます。
「な・・んですか。」
いつもとは違う真樹の仕草から、妖艶な空気が漂いました。思わず震えます。
「・・。」
そのまま真樹が唇を重ねてきました。そして舌が割り込んできます。
抗わずに受け容れてしまうのは何故でしょう。
空は、真樹にいつも触れられてきたから抵抗を感じないのです。
代わりに胸がどきどき・・鼓動が聞こえそうなほどに早鐘を打ちます。
真樹が空の口の中を余すことなく舌で舐めて絡ませるから・・それはいつ止むともわからない、長い長い愛撫でした。
唾液を何回か飲み込みました。それでも唇から少し、つつ・・と零れてしまいました。真樹の指が拭います。その濡れた指が、空のシャツのボタンを外し始めました。



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地下のアングラは、最終電車が発車する午前0時を待たずに一日の営業を終えます。
遅番の真樹と空は店のシャッターを閉めると、慌てて帰宅の途につきます。
星が瞬いています。樹木さえ眠るような静かな夜に、真っ黒い服の2人が早歩きで駅に向います。
途中、キャミソール姿の金髪のお姉さんが近寄りましたが振り切ります。彼女は売春婦です。逆門には風俗の取締りが甘いようで、同じような女性がうろうろしています。たまに若い男性もきょろきょろしています。逆門では男娼も当たり前。なんでもあり。
「捕まって、電車に乗り遅れないでくださいね。」
キャスケットで顔を隠した真樹が空に声をかけます。
「こんな風に。」
真樹がぎゅっと手を握ってきました。互いの細い指が絡み合います。
「・・手は握らないでしょう。あのひとたちは。」
空は絡み合う指を見ながら、真樹の手の暖かさに驚きました。
冷たそうなひとなのに、温かいんだ。
その表情を見て真樹は指に力をゆっくりこめます。離さない様に。
「そうですか?俺なら越屋さんの手を一番に握りたいです。」
「売春婦は、そんなことはしないんじゃないですか・・。」
「おや、もう捕まったことがありますか。」
「ありません・・。」
「それはよかった。あなたが汚れるのは困りますからね。」
駅の改札まで手を繋いだまま早歩きです。
「じゃあ、また明日。お疲れ様です。」
ようやく離された手。
お互いの帰る方向が違うので、改札を抜けたら違うホームへ行くのです。空は急に手が冷たくなったような錯覚を覚えました。



常緑樹が陽にきらめく東の正門とは違う陰鬱な日影で覆われた逆門。
今日も天気がいいはずですが。暗くてわかりません。
今日も遅番でした。空が真っ黒のブーツを履いて逆門へ向うと、昨日よりも駅にいる人が少なく感じました。
いつもなら、個性的な格好をした人々でざわつく時間です。
こんな日もあるのかな。
空が早歩きで地下に降りていくと後ろから声がしました。
「おはようございます。昨日よりも早いんですね。」
真樹でした。今日もキャスケットを被っていますが、履いている靴がロングノーズで、よそいきな感じがしました。
「おはようございます。長押さん、その靴で仕事をするんですか?」
「ええ、今日は仕事帰りに、もうひとつやることがありますから。この靴では立ち仕事はきついのですが仕方ありません。」
もうひとつ。なんのことでしょう。
見つめる空に、また微笑します。
「越屋さん。そろそろ教えて欲しいのですか?」
挑発的な言い方ですが、そんな言い方でもどうせ教えてくれないやと空は予想します。
「なんのことです。」
すこし膨れた顔です。
「おや?かわされましたね。そんなところも好きだなあ。」
真樹は楽しそうです。
ふたりで地下に続く階段を下りていきます。
息苦しい。だんだん酸素が薄くなるのがわかります。「今日は・・何があるのですか。」
「ふふ。やっぱり知りたいですか?」
階段を下りると、地下には人がうようよしていました。奇抜な格好をしているもの。スーツ姿。皆入り乱れています。この人数では酸欠間違いありません。
「なんですか、これは。」
「今日はパーティですからね。」




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自分のことだから、まっすぐに走れたのです。これからもきっと、そうなのです。こんな不器用な生き方しかできませんが・・。

最近、いろいろ考えていたことがあり。いくら考えても脱け出せない思いを抱えていました。
どうしてこの景色を見ているのかすらわからなくて。
自分には合わないものを揃えていたのかもしれないとさえ、考えていました。

先日、バイトがお休みの日に自転車で遠出しました。
ペダルを漕いで漕いで・・たどり着いたのは、子供の頃に住んでいた実家のあった場所の近くでした。
もうそこには実家の跡はないけれど近所の風景は変わりませんでした。
今のこの時代に、煙突のあるお風呂屋さん。力強く黒い煙を上げていました。
狭い車道、駐車場の無い商店街。
記憶のなかに眠らせた灰色の街は、今も息づいていました。
国道と県道に挟まれたこの小さな町は、車1台が通り抜けられる<大通り>が抜け道です。
相変わらず車が狭い道を走り抜けて。子供たちがランドセルを背負ってその間を小走りで抜けていく。危ないのですがそうしないといつまでも渡れない道です。横断歩道はありません。
「せわしない(落ち着かない)」とおじいちゃんが評した町でした。

ああ。私はここに帰りたかったんだ。
失くしたすべてがここにあって。
私ひとりの稼ぎでは到底取り戻せないことを知りながら。
一生かけてもこの手に戻したい温かな思い出の残るこの土地を。
私はどんな手段を使ってでも、この決してキレイではないこの町に帰ってここで一生を終えたいと思っていたのです。

そのために無い脳みそをフル回転させて慣らしてきたのに。
当初の気持を忘れてどうするんだ。

迷ったら原点に戻れとよく聞きます。
戻る場所はここしかない。
電線が空の風景を邪魔する。煙が空を覆う。それでも毎年、桜が咲く。

あの町の風景を書いて。取り戻したくて。私はずっとあがいているのです。
求めていたのは、安らぎかもしれない。
あの<せわしない>町に、涙が出るほど焦がれていたのです。

失くした家族の思い出は、いいことばかりじゃないけれど。
私には、草場の影で見守る親を安心させる義務がある。
いつかは帰るんだ、あの町に。
そのために肉を削り骨も断つ気持で走ってきたんだ。

おかしいですよね、無線LANな時代に、にょきにょきと生えている電信柱。黒い電線。雀が舞う水色の空に、おばあちゃんが気まぐれで営業するタバコ屋さん。

アングラな風景に執着した理由は、ゆるぎないこのこころにありました。



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2006.10.01 珈琲ゼリー。
バイト中に「凄く雨が降っていますよ~」と教えてもらって思わず、
「帰りにセブンイレブンで珈琲ゼリーを買いたかったのに、なんだかブルーだ。」と呟いて失笑を買いました(笑

今日の夜は珈琲ゼリーを食べよう!と朝から決めていたのですが、雨が降るのにわざわざコンビニに立寄る気になれなくて。
柊さんはおかしな生き様です。

太ることを考えなければ。いや、太っても構わぬとしたら。
デザートバイキングに行きたいです(爆笑
食べ続けたいです、スイーツを。
それほど甘い物がすきなのですが、砂糖は体を冷やしてしまうので冷え性の私にはよろしくないのです。
あ。珈琲もそうですが、これはやめられません。カフェインなしには生きられません・・。
食べると冷える砂糖たっぷりスイーツ。
食べるとおなかをこわす(事実)スイーツ・・。
うう。それでも食べたいスイーツ・・。
許されるなら(自分の許せる範囲ですねえ)
スイーツ食べて一日過ごしたい。
これが夢に見る贅沢な一日の使い方なのです。

夢で終らせたほうがよさそうな・・(笑


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来ていただけるとは思いませんでした、恐縮です(汗
日参してもよろしいでしょうか、感激で指が震えております。

アンケートありがとうございました♪新しい企画を始めました。
お声を大事に生かしてがんばります。


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