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バックルームは綺麗に整頓されていますが、なんといっても狭い。
パンダには、すこし厳しい道のりです。
棚にぶつかりながら、それでもぐいぐいつき進みます。
「真夏くん!!どこ~??」
大声を張りあげます。

「パ・」
叫ぼうとした真夏の口をオーナーが手で塞ぎました。
「む~~!!」
睨んでもあがいても無駄みたい。
「もうすこし近くできみを見たいんだ」
「む~~~!!」
かなり嫌な様子です。当然ですが。
「すごいなあ、女の子に十分もてる顔なのに、ゲイなんて!」
「むうむう!!」
ゲイじゃないんですよね、そういいたい様子の真夏。
「言うことを聞いてくれたら、もっと美味しいスイーツを食べさせてあげるよ!
そうだ、もうすぐ出来立てが届く時間だから」
「・・??」
出来立てが届く??

ドガドガとブーツの底を鳴らす音が聞えてきました。
誰かが走ってきます。
かすかに冷たい風と一緒に、かいだことのある甘い匂いもしてきました。


「真夏ちゃん!!」

白いシャツにギャルソンエプロン。真っ黒いブーツ。
ネコ目のパティシエが、オーナーの襟元をつかんでなぎ倒しました。
「冬至」
真夏が驚いて呆然としているのに、冬至は祓いをするように手をはたくと当然のように真夏の髪を撫でました。
「ひとりにしておくと、こんなのばかりだって知っているのに。
ごめんね、傍にいなくて」
どうして冬至はすぐに謝ることができるのでしょう。
仕事が忙しいから会えないことは真夏もわかっていました。
だから責めたくない。けれど、寂しかった。
傍にいて欲しかった、ずっと。
真夏は何も答えずに冬至にしがみつきました。
冬至のシャツに皺が残るくらい、ぎゅうっと握り締めました。
「大丈夫。俺がいるから」
冬至は真夏のおでこにキスをすると、ゆっくり立たせました。

「冬至くん、オーナーが・・」
パンダの声に振り返ると、オーナーが土下座して誤っています。
「すみませんでした!黒木さんのお相手とは知らず!!」
冬至の苗字を知っている??
「うちのケーキを使ってくれているお客さんだけれど、ビジネスとプライベートは別ですからね、オーナー」
冬至は激することなく、淡々と話します。
それは傍にいる真夏への考慮の意味もありました。
「この子は俺のです。でもひとりにさせていたから、俺も悪い。どうか顔をあげてください」






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指についたクリームも舐めてロールケーキを完食。
スイーツを食べるときは、そこらの女子や子供と変わらずに幸せそうに笑顔をこれでもかと振りまくのに。
真夏は食べ終えた寂しさか、それともこころにひっかかるものでもあるのかアンニュイです。
オーナーはモンブランを載せたお皿を震わすほどに、興奮してきました。
「・・む?何者だ、このひとは」
立秋が店長を見て危険を察知しました。
「陸奥くん、このお店のオーナーだよ・・」
パンダが呆れています。
「そうか」
言いながら納得はしていません。
眼鏡の奥の瞳は、同類らしきものと判断している様子。
「あ、モンブランだ」
真夏が嬉しそうな声をあげました。
「本当に食べるの?すごいな真夏くん、それで太らないからいいよねえ」
モンブランを受け取ろうとしたら、お皿越しにオーナーの指が真夏に触れました。
「あ、す、すみません!」
オーナーがいきなり手を離すから

がちゃん

お皿が床に落ちてしまいました。
「あ、ごめんなさい。弁償します」
真夏が申し分けなさそうです。
「いいえ、私のほうが悪いので・・血がでていますよ!」
真夏はお皿を取りこぼしたときにフォークをつかんでしまったのです。
指から血が出ていました。
「手当てを!」
「大丈夫ですよ、絆創膏貼ればいいから」
「そんなわけには、とにかくこちらへ!」

不測の事態とはいえ。
まんまと店のバックルームに真夏を連れ込めました。
オーナーはドキドキです。
とりあえず絆創膏を探しながら、
「あの、聞いてもいいですか」
「は・なんです?」
真夏は隙だらけです。
仕方の無いことですが。
オーナーはわざと背中を向けて
「あなた、彼氏がいますよね」
「・・は?」
あれ、間違えたか?でも絶対そのはずなのに・・
オーナーは真夏の表情を見たくて、振り返りました。

「どうしてわかるんですか」

素直に驚いた表情に、オーナーは膝の力が抜けました・・。

「俺、ゲイに見えますか?」

「いいや、そうじゃなくて。普通の子・・よりも可愛いけれども!」
「はあ、ゲイではないんですよ。好きになったのがたまたま男で」
真夏はほっぺを擦りながら弁解のように話します。
照れているのでしょうか。
まるでネコの毛づくろいのよう。
オーナーにはなんとも愛らしく見えます。
絆創膏を渡しながら
「きみに興味があるんだ。すこしお話ができないかな」
一歩、近づいてみました。
真夏はびくっとして一歩下がります。
「変なことはしないから」
「そんなことをしたら蹴ります」
ああ、やはり慣れている!
迫られたのも初めてじゃない!
ならば  ここは強引に行っても平気かも!!

「わ!」
真夏が意外なほどの大声を上げて抵抗します。
「なにするんだ、離せ!」
真夏も男の子ですから腕の力も強いのですが、さすがスイーツのショップのオーナーは力もち。
ひょいっと真夏を抱え込んでしまいました。
「下ろせ!!」
足をばたばたさせて抵抗しますが、仮眠室に連れ込まれます。
どうしてこんな設備があるのか。
まったくもって謎のオーナーです。
「軽いなあ、抱いたら折れちゃうかな」
「折れるか!離せ!!」



「遅くない?」
パンダが心配してバックルームを覗きに行きます。
「まずいな、やはりあれは変態と見てしかるべきだったか!」
立秋がしぱーんと立ち上がると、バックルームに駆け出すかと思いきや。
「もしもーし。将軍、起きてるかい?」
携帯で誰かに話しかけていますよ。
「そんなとこしていないで、僕は行くよ!」
パンダがバックルームに入り込みます。
「真夏くん!!どこだ~?」

今、男の名前が出たな?
オーナーは自分の眼の確かさに飛び跳ねそうです。
やはりこの男子、どうも普通じゃない。
男に慣れてるのは間違いない。
オーナーは真夏の言動から目を離せなくなりました。
今まで生きてきた中で、ゲイバーでもない場所でそれらしい男子にはお目にかかったことなどありません。
ましてや自分の店でも、世間の眼を気にして
日影に咲く花のごとくひっそりと自分の性たるものを隠してきたつもりです。
(パートさんにばれまくりですが)
放ったわけでもない網にかかった男子は、そこら辺に転がる男子とはレベルが違う。
モデルでもやっていそうな器量良しです。
そんな子が唇についたクリームを自らの赤い舌で舐めた・・!
まるでお宝映像でも見たような気分。
これは釣り上げたい大物です。
まずはご機嫌を伺おう、オーナーはいそいそとモンブランを取りに席を外します。
渋皮をそのまま使って、濃い茶色のモンブラン。
これを食べて「おいしい」と言ってくれたら、そのまま聞きたい。

どこに住んでるの?
年はいくつ?
いやいや、そのまえに きみ可愛いねだ!

オーナーが妄想している間に、真夏の隣にひとり男が増えています。

「なんだあれは」

眼鏡をかけた涼しげな目元。
黒い髪が艶めくその男子に、オーナーは自分になにやら近いものを予感しました・・。

「どうしてここにいるってわかったんだ!」
真夏が迷惑そうに呟きます。
「愚問だね、真夏くん。
きみの歩く姿を見てこそ、僕の今日一日は終了するんだ。
毎日毎日きみの規則的に動く臀部とゆるやかな背中を数歩下がった後ろから眺めては、あらぬことを考えて幸せに浸ることができるのさ」
「つまり 跡をつけていたんだね・・?」
「またか!おまえはどうしてストーカー行為を繰り返すんだ!」
「それこそ愚問だ。
僕はきみに恋をしているんだよ、真夏くん。
きみが聞きたければ何度でも言うけれど、恥かしいから人前では聞かないでくれないかい」

なんだ、あの子は・・?
固まるオーナーの前に姿を現したのは、ここらでは有名な名家、陸奥家のお坊ちゃん。
そして真夏のストーカー。
その名を立秋と言いました。
朝と言っても、11時とかお昼近くから開始のシフト中心のバイトです。
お日様がしっかり昇ってる時間から仕事が始まります。
朝はゆっくり出来るはずが、ブログを更新しているので大慌て(苦笑

電車に乗っている間は失礼にならないよう気をつけながら、
人を眺めていたり文庫本を読んでいます。
朝(昼か)は低血圧だし今から仕事か・・の気分でピリピリしているのですが、
帰りは車のライトで浮かび上がるぼんやりした夜道とか。
高速道路のオレンジのライトとか。
たよりなげな街灯とか。
そんなものを眺めるのが好きなのです。




なんだろう・。
ひとの声よりもリアルに感じてしまうのは存在感のせいかしら。
誰が見ても、そこにあるもの。
そこにいる意味もあるもの。

声よりも確かな 息をしない建造物に、安堵を覚えるなんてどうかしているのかもしれません。
それを作ったのはひとの力だから、そんな感じ方もありだなと思いました。

でもそれは永久的ではないのですよね。
いつか朽ちるし、環境整備や何かしらの理由で壊されるものです。
そこに美学は求めないけれど、
果てがあるから惹かれるのかなあ。
ひとの命と同じで果てがある。
ひとよりも長く時代を見つめるかもしれないけれど、その建物にとっての時間は長いのか短いのか・・考え出したらきりがない。

確かなことは、時間を共有しているこの事実。
この一瞬を感じて 笑顔で今日も頑張ります。
さあ、JRに乗らなくちゃ。


キウイとイチゴと黄桃を甘さ控えたフレッシュ生クリームで包んだロールケーキをさくっと切り分けながら、オーナーは真夏にドキドキです。
どうしてこんな可愛い子が?しかもどうやら男に慣れている??
あらぬ妄想が爆発しそうですが、冷静に冷静に。
「どうぞ」
一切れにカットしたロールケーキを真夏の前に置いて、残った長さ30CMほどのホールを持ってぼんやり真夏を眺めていると
「あのう」
真夏が口を半開きにしてオーナーを見つめてきました。
「な。なんだい?」
「それがいい」
「え?」
ホールですが・・。
「お金ならあるから。そっちくださいな」
オーナーが恐る恐るホールを手渡すと、ぐっと掴んでかぶりつきました。

<え~~~~~~~!!>

唇は生クリームで淫猥に汚れていきます。
でも構わずにパクパク食べる真夏に、ドッキドキです。
「おいしいですね」
一応誉めようと思ったのか、頬にクリームを付けているままにっこり笑います。ああ、罪作り。
オーナーのハートをわしづかみにしてしまいました。

「きみ。甘い物がすきなのかい」
「はい」
むしゃむしゃと食べ続ける姿に胸がキュンとなります。オーナーは久しぶりに恋が何たるものか思い出しました。
恋とは突然あらわれるもの。
オーナーは真夏の動作を見逃せません、と言っても食べてるだけですが。
「よかったらまだまだあるよ?」
「何がありますか?俺、さっきからモンブランが食べたいんですよ」

<え~~~~!!ロールケーキ丸かじりしてるのに??>

「真夏くん。食べすぎじゃない?」
おいおい、おまえが言うなとオーナーはパンダに突っ込みたくなりました。
「ご飯が食べれなくなるよ?」
「ああ、そうね。最近鞠香が煩いんだ。野菜を食べろってさあ、あいつ妹のくせに生意気なんだよね」
「鞠香ちゃんが正しいよ、真夏くん」
パンダががっくりきています。
「冬至もそう言うんだよね・・」

声が寂しそう。

「あいつさあ、鞠香とも仲がいいの」
「家族同然だもん・・そうでしょう?真夏くん」
パンダは冬至が真夏の家で暫くご厄介になったことも聞いて知っています。
「なのにさあ」
「なのに?」
「メールもないんだよね・・」

唇に白いクリームをつけながらのアンニュイな表情に、オーナーはイチコロです・・。



古い民家を改装したなんとも和風な趣のカフェに女子高生が上がりこむ訳は、男前なオーナーさんにありました。カフェのオーナーなのに無精ひげを生やして、Vネックのカットソーにダメージ加工のされたジーンズをだぼっとはいた姿は、学校では見かけないから新鮮なのでしょう。背も高くて190CMはありそうです。優しい目元にこの背では、モデルもやれそうなくらい。女子高生が盛んに話しかけてプロフを探ります。
「彼女がいるの?」「どうしてカフェを経営してるの?」
そんな質問に苦笑していたら、カフェの戸をがらっと開けて息急ききった男子が飛び込んできました。
はあはあ、荒い息をして。走ってきたのか頬が赤くて。
オーナーを見てくるその顔が、捨てられた子犬が助けを求めるようなこころくすぐるものがありました。
「すみません、手を貸していただけないですか?」
これは由々しき事態でしょうか?
「友人が体調を崩してしまって、休ませたいのですが。ここまでひっぱるのが精一杯で」
「どうしたんだい?」
オーナーが戸の外を見るとコグマのような巨体が伸びています。
「こんなすごい子を、どこから引張ってきたの」
「公園から・・」
「この華奢な体で?・・きみも休んだほうがいいよ、ところで救急車を呼ばなくていい?」
「少し休めばいいと思うんです。意識もあるし」
額の汗を手の甲で拭い、はあ・・と息を吐く真夏。この細い体の何処にこんなコグマを引張る力があったのでしょう。
オーナーはコグマ・・いえ、パンダの様子を見ながら、真夏も気にかかります。がくんと膝をついて心配そうにパンダを覗き込む仕草は、男子とは思えない可愛らしさです。こんな綺麗な男子がいるんだなあ・・、オーナーはちらちらと真夏を見てしまいます。
パンダは、ぶうぶう呼吸をしていますし、「すみません、ご面倒をおかけして。お水をいただけますか?」と、ちゃんと話せています。
「水ね、」
オーナーがすぐに飲ませるとパンダはプハーと大きく息を吐いてゆっくり起き上がりました。
「ありがとうございます。もう平気です」
「よかったね」
オーナーはにこにこ微笑むと、膝をついている真夏を見ました。
「きみたち、中で休んでいきなさいよ」
「はい、」
真夏が立ち上がりかけてふらつきました。「あ、」
パンダよりも先にオーナーの腕が真夏を支えます。

<軽い>
オーナーは、体に電流が走ったのを感じました。

「だ、大丈夫?」
「すみません」
真夏が驚きながらも、すいっと体勢を直したのでオーナーは気づきます。

<この子、もしかして男に慣れていないか?>

この顔でこの体で、もしも男に慣れているのなら・・。

オーナーはドクドクと鼓動が早まるのを感じます。女子高生が騒ぎを遠巻きにしているのも幸いです。オーナーは女子が苦手なのです。
「何か飲めそう?」
恥ずかしながら声が震えるオーナーです。真夏は特に気づきもせずに、パンダの回復が嬉しいようで安心しきった表情です。
「珈琲をお願いします。あ、ケーキとかってありますか?」
そんな可愛い顔してケーキを所望されたら、ときめき度数が振り切れそうです。
「ロールケーキがあるけど・・」
「好物です、いただきます!」
このはじけるような笑顔はなんでしょうか?
「そこに座って待ってて・・」
オーナーは赤いソファーを指差す手も震えます。歓喜の感情を隠せません。キッチンにはオーナーしか入ることが許されないゾーンがあります。鏡の張られた一角、そこはジャニーズ系やらMEN'S EGG系な男子のポラが張られた異様な空間。

オーナーはゲイでした。
落ち葉を踏みしめて秋の風に吹かれて歩く華奢な高校生のあとを、小熊のような体格の高校生が付いて歩いています。
「真夏くん、凄いねえ。この間まで緑の葉だったのに、もう朽ちてるよ。冬が来るんだねえ~」
子供のようにはしゃいでいます。
「パンダ。寒くないの?早く帰りたい」
真夏は首にくるりと巻いたマフラーを唇に触れるくらいまで引き上げます。はあ、吐く息も白い。見ただけで寒い。
「僕は見たとおりの体格だから寒くないよ」
「?くっついてみていい?」
おお?
真夏がパンダに寄り添います、「あったかいね~パンダ!!」
嬉しそうな弾んだ声に、パンダは太っていてよかった・・!!と感激。
華奢な真夏を護るべく、手を繋がせてもらいます。
「手もあったかい!」
大喜びの真夏に負けないくらい、パンダも嬉しい。
この嬉しさ持続させたいところですが、可愛い真夏にはちゃ~んと彼氏がおります。パンダも認める猫目のパティシエ。
「そういえば冬至くんは?最近、また見かけないね~」
「冬至、忙しいみたいなんだ。全然会えないんだ・・」
寂しそうな真夏、俯いてしまいました。
これはいけませんよ、真夏の友人としては、ここは真夏の笑顔を取り戻したい!!
「真夏くん、あったかいものでも飲もうか!」
「珈琲のみたいな・・」
真夏は甘いスイーツを食べて生きている子ですが、飲み物は甘いものは飲めません。珈琲もブラックを好みます。そのほうがスイーツの甘さが引き立つからです。この子なりに考えてスイーツをほおばっている様子。しかし珈琲の苦味消しに、スイーツを余分に食べる行為に自覚がないのですが・・。
「この公園の脇にカフェができたんだ。そこに行こうか」
「へえ・・いつの間に?」
落ち葉をカシュカシュと踏みながら、公園を横切ります。
途中、女子高生の群れとすれ違い、
「あのひとかっこいいよね~」
「名前なんて?今度聞かなきゃ」
きゃいきゃい騒いで楽しそう。
「ね、今のひとも可愛くない?ね、ほら!」
「わ、ちょっと写メしたい、」
なにやら背中越しにひとが集まる気配です。
パンダは真夏の腕を掴むと猛ダッシュ。

「なにあのクマ!はやくない?」

クマじゃありません。パンダです。
「なに、どうしたの?ちょっと!」
パンダのダッシュの意味がわからなくてぶうたれる真夏の横で、ぜいぜい息を切らす哀れなパンダ。
「ま、なつくん!・・もう、すこしは、」
「パンダ?汗かいてるよ。大丈夫?」
顔を近づけておでこの汗をハンカチでぬぐってくれました。
二重の大きな瞳を間近に見れて嬉しい、息がとまりそう・・苦しい?

「パンダ?」

真夏の声が公園に大きく響きます。



冷え込んだ部屋の空気に、ひとりでいることの寂しさを感じてしまいました。
この夏あたりから、仕事に追われて大事なあの子にも会いにいけない日々です。
大事なあの子のことを思うと、頭がどうにかなりそうなのを、枕にうずめて自分をごまかしてやり過ごしてきました。
1日会えなければ、明日があるさ。
3日会えなければ、メールも躊躇。
1週間会えなければ、連絡もしづらくて。
車で飛ばせば会える距離なのに、どうしても行けない。

ごめんね。が、言いに行けない。

こんなに寒くなったのに、あの子は風邪をひいていないかな。
大丈夫かな。
元気かな。
そればかり考えているのに、珍しく動けないようで。

軽く過労気味のこのパティシエは、カーテンを閉めました。
夜空を眺める余裕がない。このままじゃ会えないのです・・。

すれ違うのが怖い。本気でほれてしまったから、離せないのに。
ため息ついて携帯を取り出します。
着信ありました。
「あり。坊ちゃん?」
立秋からの着信記録。
でも一眠りしてからかけて見よう。冬至はソファの上で寝てしまいました。

夢に見るのは、あの子の笑顔です。
早く会いに行きたいのに、今は無理なんて。

そんなひたむきなところは、大好きなあの子・真夏の影響を受けたのかな。いつも、突っ走るだけじゃない。


この仕事が落ち着いたら、会いに行く。
今度こそ。いっぱい謝るから。
許してくれるまで、抱き締めて離さないから。









バイト先でのBGMがクリスマスソングになりました。エンドレスです。
昨日は子供のように心がウキウキしましたが、先輩いわく「今日から12/25まで、ずっとこれか・・」。
それを言わないで先輩(笑

鳴り響くBGMには、定番な歌に混じってドリカムもあります。
WINTER SONGとか聞いちゃうと、ああ・クリスマスなんだね~と思います。
暖かくなりたい。
この想いだけで、クリスマスも何もかも乗越えてみたい。
妄想も始まりそうです。間抜店員、今日もバイトです。
頑張るのじゃん。

更新は明日、どかどか行きます。
できれば二次元をまとめて、新連載に持ち込みたいのです。
いろいろ試させて頂いていますが、この時期だから特にそうかもしれないけど、あったかいのがいいですね。

書くのも読むのも。
BLだからかな。

本店も停滞しております。こちらも明日、どかどか行きます。
お時間ありましたら、覗いてみてやってくださいね♪



請われるままに伸ばした手は胸をまさぐり、そのまま吐息に流されてシャツを脱がせてしまいました。
「ここ・」
あらわになった胸元よりも、ベルトで締め付けた下半身を楽にして欲しいとねだります。
「あなたに脱がせて欲しいんです」
小鳥がついばむ様なキスをしてきました。
「早く、」
囁く声は悪魔の仕業ですか。

和希はベルトに手をかけます。
スカートは脱がせたことはありますが、いまだかつて他人のベルトを外したことはありません。
穴から外すと、そのまま手を離してみました。
ずるっと抜け殻のように落ちるかと思ったのです。スカートと同じに。
「そんなんじゃ脱げない、和希さん」
れおんちゃんは和希の両手を掴むとパンツに隠された自分に下半身に導きます。
「わ!・・熱い・・!」
ひゃっと、背中を震わせました。
「熱いじゃなくて・・硬い・でしょう?もっと触ってみてくださいよ」
ぐいっと自分の自身にこすり付けます。
「や、ちょっと!何するんだよ」
そこには小石のように硬くなった、れおんちゃんの自身が。
先がじっとり濡れています。先走ってしまったようです。
げえ。やっぱり男です、間違いなく。
でも、この可愛い顔。いやらしい腰。
なんだか熱に浮かされそう・・。

「もっと触って構いませんよ」
吐息に混じるかすれた甘い声に騙されています。
手を動かしてみると、当たる当たる。
何度確認しても、やっぱり男。
ゆっくりと頭を持ち上げたそれの感触を確認していると、れおんちゃんがしがみついてきました。
「や、和希さんたら。・・そんな焦らしたら困る」
和希のシャツをたくし上げると、下半身を押し付けながら腰を振ります。
「ねえ、ここまで来て。このままじゃイヤですよ?和希さん!」
言うが早いか。
和希の肩に噛み付きました、その行為で和希に火がつきました・・!!

感じた女の行為と、違わない・・!!

れおんちゃんのパンツをぐいっと下ろしました。
「あ、」
れおんちゃんは挑発しておいて恥かしくなったのか、思わず股間を隠そうと足を組みます。
「無理、出てるから」
和希は下着を引張ります。
「あ・・」
頬を赤くして俯くれおんちゃん。
さっきまでの勢いはどこへやら・・。

「何で顔が赤いの」
和希が聞くと

「いきなり積極的になるんだもん、和希さん。どきどきした」
下着をゆっくり下ろしながら和希が笑いました。
「ここまで来たら試してもいいかもと思って。なあ。足を・・開けよ。そのままの格好で、じっとしてろよ」


2006.11.09 青いなあ。
綿のような雲の隙間から覗く、眩しい光に目が覚める思いです。
こんなに美しい光すらも、何百年も前の光なの?
宇宙って凄い。私はどんなに小さいか、思い知らされる。

あがけるだけ、あがこう。
おかしいと思うものには近寄らない。
好きなひとには、好きと言っていられるありのままの自分でいよう。

いろいろ思うの。
リアルで人間関係を構築しなおしたので、余計に気づくこともあるのかな。
顔を見れないネットの世界だからこそ、きちんとしていたい部分はあると思っていたけれど。
これも自分定規かな。

青いなあ・。でも計算高い女になりたくないな。

常緑樹にはなれないけれど、
季節を感じてそれぞれを巡りながら、若葉を出したり枯れたり、そして再生しながら生きていくことが私にとって身丈に合う。
リアルでも、ネットでも。

毎日、いろいろあるわ。
でも見失わないわ、自分のために。
今までこうして生きてきた。これからもそう。
傍にいてくださる大事な皆様を、がっかりさせない笑顔を持続するわ。

強くなってきたみたい。リアルのおかげ。

人と出会っていくこと。本を読んだりすることが私の強みになるらしい。

いつか土に還るその日まで。

夢をかなえていくのよ、
自分の未来も宇宙のように膨張し続けるから。



わたしは甘えているのでしょうか?27歳・OL わたしは甘えているのでしょうか?27歳・OL
村上 龍 (2006/09/01)
青春出版社

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村上龍さんの作品は、考えることが多い。
受身ではいられない。自分ならどうだ?と問いながら読みます。


次は  お話を更新です。

何を書いてもエロくなるのは自制心がきかないだけなのかしら。
どうなんだ柊。
「まだ鍵をかけていませんから。俺の部屋に行きましょう?」
すこし首を傾げて見上げます。おねだりするのが上手いです。
「あのさあ」
「ね?行きましょう?」
このままなし崩しに連れられていきますか・・?
「俺は、そんなんじゃないから。男は抱けないよ」
和希はきっぱりお断りしましたが、全然れおんちゃんに届いていないようですよ。

「気持いいですよ。きっと。試してみませんか」

にこっと笑うと、和希の腕を掴んで、ぐいぐい引っ張りました。
・・・およそ可愛い顔とはつりあわないほどの力強さ。
和希はドアの向こうに押し込まれてしまいました。

こういうところは男です。力がありました。

「何するんだよ!」
さすがにムカッときましたが、いきなりれおんちゃんはしがみついてきました。
細い体をこすりつけるように、動きます。
「あ、あのさ!」
「ん・・いい匂い。やっぱり・・感じちゃう。こんなにどきどきしているんです。ようやく抱いてもらえるんだって思うと・」
和希の首に手を回して飛びついてきました。
柔らかい髪が頬にあたります。
なんていい匂いでしょう?
女の子の使うシャンプーでしょう、まったりと甘い匂いです。
「離れろよ、俺は・・」
「抱いてください。・・気持ちよくしてください。お願い」

「抱けないよ、男なんだから・・」
まっとうな反論です。
でもでも・・
「興味はあるでしょう?俺を見てください。・・女だと思えば抱けますよ・・ね?・・ここを・・濡らしてくださいよ。もっと・・」
そっと誘導されました。
熱い・・どうして??
「なんで濡れてるんだ・・?」
「何度も言わせる気ですか。・・抱かれたくて、ずっと自分でしてきたくらいです。こんなに近くにいたら・・たまりません」

上気した頬。
はだけたシャツの隙間から、感じてしまった胸が見えました。
 
「激しくしてもいいんです。・・ずっと待っていましたから。この機会を・・。逃がしませんよ和希さん」

暦の上では立冬らしいですね。もう冬ですか、早いなあ。
いろいろ思うところがあって、悩みも深まれば冬が始まる。

悩むのはいいけれど、ストレスになるくらいなら避けて生きたいのが
正直なところです。

ここで書いてきたBLも山のようになっているので(汗
すこし お引越しをさせようかと、ひとつ新しいところを立ち上げました。
新しいところは倉庫のつもりだったのに新作を書いてるのはおかしいなあ・・(苦笑

しかもエロ。一回目からエロ。
追い出されるよ~柊さん・・。

波に乗れたら、リンクできるようにします。
今は始めたばかりなので、どこのサーチ様にも引っ掛けていません(笑




二重の大きな瞳に、まるで女の子がグロス塗ったように濡れた唇。
きらきら光る茶色い髪はデジパーマで、くるくるしてる。
しかもそれがミディアムの長さの髪だから、もうまるっきり女子。
可愛い顔だちも、和希より低い身長も、
女子ならその魅力を引き立てるのにはうってつけです。
しかし・・その喉仏。

思春期を過ぎた男子そのものではありませんか?

「ひとの顔見て、何を叫んでるんですか。失礼だなあ」
淡々と責める言い方は、場慣れしているとしか思えません。
こんな修羅場は経験済みなのでしょう。
「だって。れおんちゃんでしょう?」
和希はいまだに信じられないので、聞きました。
「ああ、ネットを見たんですか。どうでしたか?
結構、綺麗に撮れてるでしょう?」
言い終えると、あははと笑い出しました。
「こうやって、騙されるひとがいるんだよね~」

不愉快です。実に、イヤな感じです。

「すごく可愛いと思ったのに。男ってのもショックだけど。
こんなにイヤな子だったなんて、へこむわ」
和希も、はっきりそう言いました。
「女装趣味か? ひとに迷惑かけないようにやるんだな」
言い終えると、背中を向けて立ち去ろうとしました。

「まって」

「はあ?なんか用?」

「変態だと思ってるんでしょう」
「そりゃあね。まあ、でも。個人の趣味は否定しないよ。
ひとそれぞれだからさ」
騙されてイラッとはきましたが、男ならあきらめもつきます。
もとより年下っぽい。
変態のお隣さんなら、尚更あまり深入りもしたくないし。
「もういい?俺、コンビニ行きたいから」
歩き出すと

「あの!」

また声をかけてきます。
「・・なんですか?」
うざそうに振り返ると、その男子が近寄ってきました。
「うわ、なんか用?」
「・・・俺のことを少しは聞いてくれませんか?」
見上げてくるその仕草。まるで・・いいえ、思いっきり女子なのですが!
「聞きたくないし。関わりたくないんだけど?」

和希の言葉に、「う」な・・何か様子が変ですよ。
泣きそう・・?
「え?なに??」
和希も慌てます。どちらかというと、うざいから困ります。
「俺、ずっと・・あなたに気づいて欲しかったんです」

「は?」
和希は、ひいています。
この可愛い男子が、何を言おうとしているのか検討がつかなくて。
「二週間前にあなたをここで見かけて、すごく気になって・・。こんなにかっこいいひとが隣に住んでたなんて知らなくて・・」
「はあ?」
何を言い出したのでしょう?
「彼女がいることは知っています。小田原和希さん。それでも・・俺を受け容れてもらえませんか?」

「ちょっと待って?・・あのさ・・。
何を言ってるのか理解できないんだけど。
たくさん聞き返したいんだけど、まずは・・
どうして俺の名前を知ってるの?それを聞かせて??」

「郵便物を拝借しました」

「犯罪だろう!」

「このマンションの集合ポストは、誰でも開けれますから。
携帯の請求書から、あなたの名前と携帯NOを知りました。
あ、まだかけていませんよ?」
可愛い顔して、とんだ犯罪者です。
「それは警察に捕まるよ。ストーカー行為と同じじゃないの」
「だって、知りたかったんです。あなたのこと。・・とてもかっこいいから・・俺の理想の顔してる。抱かれてもいいなあ・・なんて思って。ネットアイドルしていても、今までいいな~と思うメールは無かったけれど・・あなたなら、なんて」

顔を赤くしながら言うなんて、本気でしょうか??
それにしても、もう一度聞かねばなりません。

「男子でしょう?」
「はい。もちろん」
「悪い・俺は男には興味がないんで」
「でも俺を見て、興奮したでしょう?」

は?

「そうでしょう?だから、男とわかって残念なんだ?」
なんでしょう、この挑発は。
「俺は、あなたが好みなのに。・・だめですか?」

いいもだめもないでしょう。
男には興味がないといってるのに。
なのに、このれおんちゃん。
和希の手をとり、自分の頬にあてました。
「一度試してみませんか?」

不覚にも和希の背中に電流が走りました!











3連休とは知らなかった、某大手スーパーのバイト店員です(苦笑
いい加減な生き様が伝わりますね。

偶然なのか、希望しなかったのに連休の初日にお休みをいただけました。上司ありがとう~♪

なので、明日はお出かけもしつつブログを更新します。

いつもと同じじゃん。

連休だと、きっと街にはひとが溢れてるからあまり遠出したくないのですよ。
接客業なのに、仕事以外では人ごみ苦手で(爆笑

おかしいですよね~自分でも変だと思います。仕事なら平気なのですよ。でも仕事を離れると、途端にひとの大勢いるところを避ける(苦笑

明日はお買い物に出ながら、BLのねたを妄想。
歩きながらだと、よく思いつくのですよ。
なんだろう、足の裏を刺激するからかしら?



あ。「二次元リップス。」修正しました。
初期衝動ではいけませんね~
文が繋がらない。読み返して椅子から転げ落ちそうでした。ぎゃ~




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