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ひとりでぽつん・・と美術館の外なんて寂しいな。
はあ、早く気分が回復しないかな。お茶でも飲めばいいかな、でも・・飲みたくない・・。
下を向くと余計辛い、ああ。横になりたいよ。
「大丈夫か?大熊。」
僕を呼ぶ声がする、顔を上げると同じクラスのクラス委員の陸奥くんだ。ああ!そして隣に・・真夏くんがいる!
「な。顔色悪いだろ。病院に連れてくか?」
真夏くん、きみはなんてやさしいんだ。
「真夏くん。多分、大熊はバスに酔っただけだから。きみは気にしなくていいんだよ。やさしいね真夏くんは。きみのそんなところも好きだ。」
・・?何を言ってるんだ陸奥くんは。
「うるさいよ立秋。黙ってろ!えーと、大熊くん?」
真夏君が僕の名前を呼んだ!!
「あ。はい?」
はいっていってしまったよ・・。
「薬は飲んだ?」
「う・うん。」
「ふーん・・。じゃあ、暫らくしたら回復するでしょ。」
うん、そう思うよ。ありがとう真夏くん。

「立秋。俺、ここにいるわ。」
「はあ?!」
陸奥くんも驚いているけど、僕ももう一度聞きなおしたいくらいびっくりだ。
「なぜだい真夏くん!大熊くんのことなら、大丈夫だよ。彼はほら、こんなに立派な体格の持ち主だ。すぐにバス酔いなんて直るさ、それより僕はきみとこの美術館を見て回ることをとても楽しみにしていたんだよ?きれいな真夏くんときれいな絵画を見て歩く夢を。」
「うるさい。」
・・・ええーー。怖いな真夏くん。
「大熊くんひとりでここに座っていたら寂しいだろ。気分が良くなってもひとりで美術館見て回るなんてのも寂しいじゃん。ひとりより
二人で回った方がいいんじゃない?ね大熊くん。どう?」
・・・ええーーーー!!!真夏くん本当に?
「ぼ僕は・・。」
「俺でもいい?」
あなたがいいです!!
「う・うん。」
「んじゃ、立秋、いってらっしゃーい。」
「なにを言ってるんだ真夏くん。それじゃあ僕もここに残るよ!」
「あ。そう。」

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