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皆を率先して列を誘導するクラス委員が外で僕の回復を待つなんておかしくないかな。そんなに責任感のあるひとだったのか。
真夏くんはうっとうしそうに陸奥くんを見ているな・・。
「お前がいると目立つでしょ。」
「大熊くんひとりでも目立つと思うよ?」
・・確かに僕は体重が3桁だよ。でもそんなこと言わないでよ、体格のわりにデリケートなんだよ・・。
「立秋。もういいから、見に行け。」
「真夏くん・・。」
陸奥君はしぶしぶこの場所から離れていった。
もしかして陸奥くんは真夏くんのこと好きなのかな。学年2番の成績を誇る秀才で、切れ長の眼で背も高いし・・女子から人気もあるだろうに。
そんなひとが真夏くんを。
僕では勝ち目もなにもないな・・。
いや。せめて友人のひとりにでもなりたいんだけど、あの陸奥くんでさえ邪険にされているんだ。
・・僕にはなんの望みも・・。

「少し顔色が良くなってるね。」
真夏くんが微笑んでいる・・。えっ・・?
「俺もさあ。小さい頃よくバスで酔ったから。なんかほっとけなくて。」
「そうなんだ・・。」
「なんか飲む?買ってきてあげようか?」
「え、いいよ。大丈夫だよ。」
「そう?辛いときは遠慮なしよ?お互いさまなんだから。」
すごい・・なんだか大人なことを言ってる。
女の子みたいなかわいい顔して、僕にとっては今だって隣にいてくれているのが信じられないくらい輝いた存在なのに。これ以上、輝かないで。もう友人になりたいというささやかな願いさえあきらめなくちゃいけなくなるよ・・。
そう思ったら涙・・じゃなくて鼻水が出てきた。
ぐすぐすしていたら真夏くんがじっと見てきて
「風邪か?なんだか辛そうよ?」
「いや大丈夫・・。」
「待ってろ。暖かい飲み物買ってくるから。ここにいろよ。」
言いながら走り出してしまった、・・その輝きに今度こそ涙が出そうだよ。
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