FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
バックルームは綺麗に整頓されていますが、なんといっても狭い。
パンダには、すこし厳しい道のりです。
棚にぶつかりながら、それでもぐいぐいつき進みます。
「真夏くん!!どこ~??」
大声を張りあげます。

「パ・」
叫ぼうとした真夏の口をオーナーが手で塞ぎました。
「む~~!!」
睨んでもあがいても無駄みたい。
「もうすこし近くできみを見たいんだ」
「む~~~!!」
かなり嫌な様子です。当然ですが。
「すごいなあ、女の子に十分もてる顔なのに、ゲイなんて!」
「むうむう!!」
ゲイじゃないんですよね、そういいたい様子の真夏。
「言うことを聞いてくれたら、もっと美味しいスイーツを食べさせてあげるよ!
そうだ、もうすぐ出来立てが届く時間だから」
「・・??」
出来立てが届く??

ドガドガとブーツの底を鳴らす音が聞えてきました。
誰かが走ってきます。
かすかに冷たい風と一緒に、かいだことのある甘い匂いもしてきました。


「真夏ちゃん!!」

白いシャツにギャルソンエプロン。真っ黒いブーツ。
ネコ目のパティシエが、オーナーの襟元をつかんでなぎ倒しました。
「冬至」
真夏が驚いて呆然としているのに、冬至は祓いをするように手をはたくと当然のように真夏の髪を撫でました。
「ひとりにしておくと、こんなのばかりだって知っているのに。
ごめんね、傍にいなくて」
どうして冬至はすぐに謝ることができるのでしょう。
仕事が忙しいから会えないことは真夏もわかっていました。
だから責めたくない。けれど、寂しかった。
傍にいて欲しかった、ずっと。
真夏は何も答えずに冬至にしがみつきました。
冬至のシャツに皺が残るくらい、ぎゅうっと握り締めました。
「大丈夫。俺がいるから」
冬至は真夏のおでこにキスをすると、ゆっくり立たせました。

「冬至くん、オーナーが・・」
パンダの声に振り返ると、オーナーが土下座して誤っています。
「すみませんでした!黒木さんのお相手とは知らず!!」
冬至の苗字を知っている??
「うちのケーキを使ってくれているお客さんだけれど、ビジネスとプライベートは別ですからね、オーナー」
冬至は激することなく、淡々と話します。
それは傍にいる真夏への考慮の意味もありました。
「この子は俺のです。でもひとりにさせていたから、俺も悪い。どうか顔をあげてください」






スポンサーサイト
[PR]

デリヘルもソープもイメクラも気に入った子がきっと見つかる
超大型リニューアル中の大好評風俗情報サイト!
Secret

TrackBackURL
→http://oasis19.blog43.fc2.com/tb.php/190-6474694c
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。