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夜空が見守るなか、公園をさくさくと歩く男子たち。
先を歩く二人連れを見張るように目を光らせる男子を、呆れた顔で見ている太めの男子。
「ねえ陸奥くん。僕たちはお邪魔だよ。帰ろう?」
「パンダくん、何を言っているんだ!
目を離したら木陰に隠れてナニをしだすかわからないんだ!
まったく、うちの将軍は手が早いんだから」
「・・付き合っているんだからいいじゃないの。
それに冬至くんも寒いから、外で変なことはしないよ」
「それもそうか!」
立秋も寒かったようです。
「将軍の乗ってきた車の中で待っていよう!」
我先に駆け出しました。
「陸奥くん、僕も」
パンダもついていきました。


「全然会えないうちに、冬になっちゃったね」
冬至が落ち着いた声で話しかけました。
「夏のお祭り以来かな」
真夏も責めません。
ふたりの吐く息がぼわんと夜の景色に消えていきます。
「連絡もしなくてごめん」
「いいよ、もう会えたから。
俺さあ、冬至に会いたいと思ったの、離れてからなんだよね。
いつも傍にいてくれていたからさ。
当たり前だと思ってた。
なのに急に会えなくなって、声も聞けなくて。メールも来なくて」
「あ、真夏ちゃん?」
「冬至が俺の中で大きな存在だって、よくわかったんだ」
真夏は涙を堪えます、でも鼻がぐすぐす言いそうです。

ふと冬至の足が止まりました。
「・・すごく照れる」
冬至が呟きました。
「大好きな子に、そんなことを言ってもらえるなんて。
一生のうちに一度でいい、もう俺はこれ以上は何も望みません」
冬至は真夏を抱き締めました。
「くるし、」
「我慢して!・・もう傍から離れたくない」
冬至から甘いスイーツの香りがします。
真夏の大好きなスイーツの香りです。
真夏は瞳を閉じました。
自分がスイーツ好きであること、そして冬至がパティシエなこと。
すべてが結びついて出会えたことを感じます。
祝福するように瞬く星空に感謝したくなりました。

伝わる鼓動、体温。
ふたりを見守るように静かな公園。
「・・寒い」
真夏がムードぶち壊しの本心を言いました。
「帰ろうか」
冬至も寒かったみたいです。
手を繋ぎながら車に戻る途中で、冬至は真夏にキスをしました。
「・・真夏ちゃん、口の中が甘い・・」
「珈琲飲んで無いな、そういえば」
「そうだ。・・いつも珈琲の味がしたんだ。ああ、そっか」
ふたりはキスも久々だったことを思い出しました。
そして顔を見合わせて笑いました。

「なんだい、ふたりで楽しそうに!!」
鍵がないので中に入れず、外で待っていた立秋が怒っています。
「パンダは?」
「帰ったよ。・・真夏くん、この寒空に寂しくたたずんでいた僕に対して、なんのねぎらいの言葉もないのかい」
立秋は手をぶんぶん振り回して抗議していますが、真夏は相手にしません。
「はいはい、坊ちゃん。開けましたよ~。
送りますから乗ってください」
「当然だよ、将軍!」
走り出した車の中では3人でわいわい。
助手席の立秋は後ろの真夏に振り返ってばかり。
でも真夏は缶コーヒーを飲みながらパンダに電話。
冬至が運転しながら笑い出す始末です。
真夏の電話が終ったのを見計らって
「真夏ちゃん。明日も仕事だけど、メールするからね」
「うん」
こくりと頷く真夏に、
「だから泊まっていかない?」
「・あ」

「ああ~~??こら、将軍!僕もいるんだよ!!
どういう誘い方だ、まったく!
よしわかった。僕も泊まろう。それなら許す」
「俺が許しません。坊ちゃんはお帰りください」
「将軍!最近反抗期かい?
だいだいね、真夏くんには僕が先に目をつけていたんだよ」
「ええ、見張ってくれてありがとうございました」
「将軍~!」

繁華街はクリスマスの装飾です。
イルミネーションきらめく通りに、目を奪われます。
「将軍も忙しいんじゃないのかい」
立秋が心配してくれました。
そこがこの男のいいところなのです。
「忙しい時期だけど。ぜったい真夏ちゃんの笑顔を守ります」
きらめく笑顔に立秋も笑い出しました。


おしまい。

いつもありがとうございます!

いよいよ年の瀬 12月です。
気ぜわしいけれども、楽しくいきましょうね~!





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