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どんな顔をして車に乗ったかわかりません。
運転手は黙り込んでるし。
助手席の真夏も俯いて。
でもとにかく・・・・・・早くふたりだけになりたいのです。
脚を組んでる真夏に「あのさあ」
「なに」
かすれる声が恥かしい。
「こんな気持でハンドル握るとは思わなかった」
言い終えると、ハンドルに捕まったまま大きく息を吐きました。
真夏は冬至の耳のピアスを見つめます。
あのピアスを見つめて揺れた夜はいつだっけ。
随分久しぶりにこうして会って。
うっかり触れたら止まらなくなりそうな衝動を互いの内に押し隠して。

「・・よし!なんとかいけそう」
冬至が顔を上げて、ふっきったようにハンドルを握りました。
「車出してもいい?」
「うん」
真夏は冬至の動揺が伝わって、落ち着きません。
頬に手を当てて。脚を組み替えます。
「ここでは触らないよ」
冬至が呟きます。
「脚、気になるけどさ」
「そうなんだ?」
真夏が脚を伸ばします・・が、あわてて脚を組みました。

「隣でバタバタしないでくれますか」
冬至が咳払いをしました。
「すご~く気になる・・」
「見なきゃいいのに」
真夏も限界なのですが。
まるで初めてのようにドキドキが止まらなくて困ります。
道路のちょっとした凹凸で車が揺れるたびに、ずきずきします。

「もう着くけど」
冬至が努めて冷静に言いました。
その声が自分でもおかしかったのか、噴出します。
「なにしてんの」
「ごめん!なんか緊張してた」
ふたりの間には何も邪魔するものはありません。
真夏も脚を組んだまま、冬至を見ています。
「離れすぎていたんだ。こんなに緊張するなんて」
冬至が車を車庫入れさせながら呟きました。
その腕と首筋に、真夏は動けなくなります。
「ほんと。離れすぎ。・・でも会えて安心した」
そっと脚を外すと車から降りる前に、
「もう離れたくないんだ」
冬至の指がハンドルから離れます。
導かれるように真夏の体が冬至に寄り添います。
「傍にいてくれないかな?」



●到着するまでのドキドキは書いたことがなかったので。
 書いていて恥かしくなりそうでした。もう心臓バクバクです~
 あなたを癒せるといいなあ。


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