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「家を出ても構わないよね」
大事な跡取り息子にそんなことを言われて、お父さんは言葉を失いました。
「真夏?どうした、なにがあった。悩みがあるのか?語り合おうじゃないか」
「悩みはない。語ることもない」
お父さんは困惑気味です。
「おまえは宮元の家を継ぐ長男だからな?素行に気をつけなさい。
何処かのお嬢さんを騙していないだろうな?
貢がせたりしていないだろうな!?」
「ホストじゃあるまいし」
真夏は自分の服をキャリーケースにがんがん入れていきます。

「お兄ちゃん!何処に行くの?鞠香寂しいじゃん!」
可愛い妹が大騒ぎです。
「鞠香、ごめんね。おまえが養子を貰って、この家を継げ」

「なに!!真夏、おまえは・・誰と住むんだ?!」
お父さん大爆発です。
「鞠香はまだ小学生だぞ!
この子が成人するまで、あと何年あると思うんだ!こら真夏」
お父さんが真夏を思いとどまらせようと頑張ってみますが・・

「ごめんね」
真夏は笑顔でドアを開けました。
「じゃ、また帰るから」
「・・なんだそれ」
お父さんが玄関で放心していると、鞠香がベランダで叫んでいます。

「冬至さんだ!」
冬至が車を横付けして、出てきました。
鞠香を見つけて手を振ります。

「黒木くんがいるのか?あの子に説得してもらおう、真夏のやつ・・」

しかし鞠香とお父さんが見たのは、冬至の深々とした お辞儀でした。
「荷物を運びます」

「く、黒木くん、真夏のやつが!」
「はい、大丈夫ですよ。お父さん。真夏ちゃん、家に定期的に帰るだろうし」
「何処のどんな女に騙されて・・いや、騙していないか心配なんだ。
相手を知らないか?誰と住むのか知っていたら教えてくれないか」
お父さんは、可愛い真夏が心配です。

「俺です。すみません」

「あ。黒木くんか」
「あ・・・そうなんだ」

「なんだ真夏のやつ!黒木くんなら同性だから大丈夫じゃないか。
そういうことを言わないとねえ、親としては心配でねえ」
同性でも・・
「冬至さん、お兄ちゃんとおそろいなの・・?その指輪」
鞠香が気がつきました。
「うん。クールでしょ」
「クールだけど・・・え?指輪のおそろいって、アリなの?」

「アリですよ」
冬至が笑顔で近づきます。
「お兄ちゃんを預かります。ごめんね、鞠香ちゃん」
囁くと鞠香の頭をなでなでして、出て行きました。

「お友達同士なら安心だ」
何も知らないお父さんを放って、
鞠香が慌てて靴を履いて後を追います。
大事なお兄ちゃんが、大好きな冬至に取られたのです。
「やだやだ、お兄ちゃん」
引きずるような走りかた。涙がこぼれて今にも転びそう。

車に荷物を積んでいた冬至が気づきました。
「真夏ちゃん」
後部座席にカバンを入れていた真夏が呼ばれたのに気づくのと同時に、
お尻に鞠香が飛びつきました。
「わ!」
真夏がそのまま座席に倒れこんで車が揺れます。

「このまま鞠ちゃんも、もらうか」
冬至が苦笑しています。
真夏にしがみついて離れない鞠香です。











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