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2009.03.28 劇的変化・4
 帰宅すると直が言っていた無料の動画サイトにアクセスをしてみた。
 『本日のおススメ』と題された動画には、間違いなくクラスメートの顔があった。
クリックすると盗撮されているとは知らないのか、時折笑顔を見せるのが俺には辛かった。
まるで自分を見ているようだからだ。
 この子は援助交際だから、俺よりも大金をもらっているんだろう。
 だが、こうして勝手にサイト上に載せられてしまっては、後悔しているに違いない。
甘いえさの後には裏切りがあるんだ。
 俺はどうなのかと、ゲイ専用のサイトをクリックした。
『本日更新!』の知らせとともに、喘ぐ俺の姿があった。

「いやだ!」

 反射的にサイトを閉じた。
こんなものは見ていられない、それに誰にも知られたくない。
 昨日と今日で稼いだのは16000円。
これが安いか高いかの判断さえ、動揺している俺には判断ができなかった。



「ミヒロー。今日も遅刻を免れたか、頑張っているなあ」
 校門を過ぎたところで直につかまった。
「あれ、肌が荒れているなあ。夜更かしは美容の敵だぞ」
「女子じゃあるまいし」
 しかし直の指摘は当たっている。
 俺はこの二日間、まともに眠れていないのだ。
おかげでニキビができてしまい、悩みが増えた。
「ところでさ、話があるんだよ」
 直が俺の肩に手をまわしてきた。
「なんだよ?」
 こんなことをされたのは初めてなので、すぐに手を外させた。
「無料の動画サイトのことだけどさー」
「ああ、見たよ。クラスメートに間違いがなかったな」
「見たんだ?」
「お気の毒としか言えない感じ」
 俺が溜息をつくと、直が「ふーん?」と声を半音上げた。
「なんだよ、その声」
「俺、もっと凄いものを見つけたんだ」
 そして俺の制服の袖をぐいと引っ張った。

「アクセスが一晩で1000を越えた某サイトのアイドルさん?」
「はあ?」

 聞き返しながら俺は嫌な予感がした。
まさかと思いたいが、直は腕組をして俺から目を離さない。

「あれ、本当に強姦されたのかよ」
「…!」

「顔がひきつっているぞ、ミヒロ」
「何を見たんだよ」
「おまえだよ、西田ミヒロ。おまえが犯されている動画を見たんだよ!」

 万事休すだ。
俺は何を言えばいいのか、この窮地に立たされても上手い言い逃れができそうに無い。
思わず立ち止まってしまい、顔を伏せた。
「ミヒロ、なんであんなことをしたんだ?」
 直は俺の背中を押して、歩くように言う。
「エンコーなのかよ」
「違う。…モデルだよ」
「モデルぅ?あんなことをされるモデルなんているのか?」
 直が大声を上げたので「うるさい」と後頭部を叩いた。
「人に知られたくないことなんだから、少しは察してくれよ」
「あのさあ。そうはいってもネット上にあるんだから、見たのは俺だけじゃないぞ。なんたってアクセスが1000だからな」
 俺は気分が悪くなってきた。
 まさか悪友の直に知られるとは思わなかった。
「ミヒロの名前はでていなかったけど<男子高校生18歳>となっていたな。せいぜい外を歩くときは気をつけるんだな。その手の趣味の奴がいるってことなんだから」
 直に言われなくても覚悟をしていた。
 今の所は無事だが、1人歩きはまずいかもしれないと思うのは自意識過剰だろうか?

 直は突き放す言い方をしながらも「お母さんを助けるためにモデルを始めたのか?」と聞いてきた。
「そうなんだけどね」
 俺は言当てられて余計に具合が悪くなりそうだった。
「止めたほうがいいんじゃないのかー?ミヒロがいいようにされていくのが目に浮かぶよ」
「えっ」
 直は俺の肩を叩き「たまには友人のいうことを聞けって」と言って笑った。


5話に続きます




 
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