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 教室の窓辺にはスカートを翻しながら小鳥のように騒がしい女子が集まっていた。
ブレザーの制服を着ているが、その上からもわかるほど彼女達は大人の体になっている。
 そして隙だらけの言動だ。
スカートの丈は短いし、襟元は開いている。
なにがそんなに楽しいのか笑顔で話す声は男子のそれとは違い、甘さがあった。
彼女達を羨望の眼差しで見る男子は多い。

「どうして女子じゃないんだろう。変な性癖だ」
 ぼやく悠の側には怯えを隠せない彼の親友がいた。
「俺だったらよりどりみどりだと思うけどねー」
 悠がなにげなく視線を窓辺に向けると、気付いた女子が手を振る。
少しはにかみながらのその仕草は好感度が高い。

「悠、どうしよう?あんなことをして大丈夫なのかな」
 親友は視線も落ち着かず、肩を震わせる。
「無事に卒業なんてさせるもんか。罪を償わせてやる」
 彼の体の写真を撮ったのは悠だ。
体を見せるのを嫌がる親友を説得して、その跡が残っているうちに教師に届けたのだ。
「警察沙汰でも俺は負けない」
 頼りがいのある悠の言葉に親友はようやく安堵したようだ。
席に戻ると隣の席の女子と談笑を始めた。

 悠が力になると言っただけでも彼は心の重荷がなくなったようだ。
それを見ながら悠は、涼に必ず謝罪をさせてやると決意を固めた。
 まずは届けた写真の効果を知りたかった。
先程流れた涼を呼び出す校内放送は、写真のせいだろう。
「さて、どうでるかな」
 悠は頬杖をつきながら、そのときを待った。

 しかし悠の希望どおりにことは進んでいなかった。
事実確認で呼び出されると予想していたのに、その知らせは無い。
まさかと思い、2時間目の授業が始まる前に職員室に行くと写真はどこにもなかった。
「どうしてだ?」
 悠が目を丸くしていると背後でシュレッダーの音がした。
「は!」
 振り返るとそこには写真をシュレッダーにかける涼の姿があった。
「…この野郎!」
「とんでもないことをしてくれるなあ、小松悠。俺の遊びを邪魔して楽しいのか」
「遊びだって?」
 悠は怒りのあまりに拳を握り締めて涼に向かっていった。
しかし身長差がある、たやすく腕を絡めとられた悠は怒りが治まらずに涼を蹴り飛ばした。
「ぐっ!」
 悠の足は涼の腰にヒットした。
思わず床に片膝をつく涼に、悠はそれでも飽き足らずに頬を打ったので涼の眼鏡が落ちた。

「おまえのせいで苦しんでいる子がいるんだ。謝罪しろ」
「なにが謝罪だ」
 涼は眼鏡を拾い、すぐに立ち上がると悠に歩み寄り、いきなり頬を打ち返した。
そして体をどんと突き飛ばすと、勢いで悠は散らかった机の上に尻を乗せてしまう。
「2時間目の間は誰も職員室には来ない。教師全員が出払っているからな」
 勝ち誇ったような涼の声に、悠は寒気を感じた。
「早めに潰しておく必要がある。小松悠、楽しませてもらうぞ」
 なんと職員室で悠を犯そうとしているのだ。
眼鏡の奥の目が光を帯びていて、まるで悠を品定めしているようだ。
「こんなところで強姦したらヤバイのはあんただ」
「見つかるものか。声も出させないですれば、な」
 悠は両手首を涼に取られ、しかも口の中にハンカチを押し込まれた。
これでは声が出せないし、自由がない。
唯一動かせる足もバタバタと動かすのがせいぜいで、無力だ。
「そのにらみつける目に、喜びを感じるね」
 涼は得意げに微笑むと悠の両手首を縛りつけて完全に自由を奪った。
「さてと」
 余裕を見せる涼は悠の足を押し開き、その中に入った。
「!!」
 悠は顔色が変わった。
ボトムが触れあい、それで涼が勃起しているとわかったからだ。


5話に続きます

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