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 ボタンを外したシャツではうずく体を隠しきれない、隼は懇願するように目を潤ませた。
「会社の鍵は総務から僕が預かっています。確かに誰もいませんがこんなところでするのはちょっと…」

「誰もいないならここで抱きたい」

 大貴は自制ができなかった。
隼のシャツをめくり、隠れていた胸を撫で上げて鎖骨に触れた。
「んっ」
 のけぞる隼を抱き寄せながら首筋も撫でて、そこにキスをした。

「あ、跡が残っちゃいます!」
「残るようにしているんだ」
「そんな…あ、もう、困った人だ」
 隼は大貴に吸われた首筋に手を当てた。
そして頬を膨らませて大貴を見上げる。

「僕はまだあなたのものではありませんよ」
「今日から俺のものにしたいんだ。後でなにが起ころうとも俺は瀬田が欲しい」

「…社長が怖くないんですね?」
 
 隼が思わせぶりなことを言う。
自ら社長とは関係があると告白したようなものだ。
「職を失いますよ」
「おどしたって効かないぞ。俺は本気だ」
「…男らしい。それなら僕を惚れさせてください」
 隼はベルトに手をかけてスラックスをすとんと踵まで落とした。
そして下着を脱ぐと興奮している茎をさらけだした。
「感じていたのか」
 大貴は嬉しさを隠せない、思わず笑みがこぼれてしまう。
こうなるといつものように挿入するだけでは満たされない、愛撫したいと手を伸ばすが隼は片膝をついた。
「南さんの茎を見せてください」
 そしてジッパーを下ろして大貴の茎を取り出すと、何を思ったのか靴を脱いでつま先立ちになり、
両手で互いの茎を合わせて扱き始めた。
「あ、ああん、やっぱり気持ちがいい…」
 大貴は積極的な隼に動揺したが、茎は正直だ。
すぐに勃起して隼の茎とは比較にならない大きさになってしまう。
「すご…気持ちいい、南さんたらもうこんなになっちゃって。そんなに僕が欲しいんですか」
「おまえだって、そうなんだろう?」
 大貴は顔を寄せて隼の唇を奪う。
そして舌を絡めあい、唾液を吸った。
「ん、ん…」
 隼の苦しげな声が時折耳に届くが、大貴はキスを止められなかった。
体を反らず隼を支えながらようやく唇を離すと真面目な顔になった。
「愛しているんだ、それをわかってほしい」
 そしてまた唇を重ねて焦らすように下唇を舐めて唇で挟んだ。
すると大貴の股間に何かが当たる。
キスを止めて下半身を見ると隼の茎が勃起していた。

「キスで感じるのか。幼いな」
「南さんのキスが長くて焦らすからですよ?」
 言い返す気の強さも大貴は気に入った。
「先にいかせてやる」
 大貴は自分も我慢の限界を感じているのに、隼の茎を扱いて爆ぜさせた。
そして濡れた指を隼の秘部に突っ込んで広げようと激しく指を動かした。
「あ、あ・あ、や、やだっ!」
 隼は口で抗うが、慣れているのか腰を動かす。
それが大貴には悲しく映る。
場慣れしていることがはっきりしたからだ。
 しかし社長との仲を羨んだりはしない、今日から自分のものになるなら過去は聞く必要がない。
「南さ…」
 隼が股間に擦り寄ってきた。
自分の精を大貴にこすりつけながら「たまんない…」と腰を震わせている。
隼の秘部も締め付けを始めていた。
「隼、愛しているんだ。わかってほしい」
「みな…大貴さん」
 すがるような目をする隼に大貴は「しがみつけ」と言いながらその両足を抱えた。
慌てて大貴の首に両腕をまわす隼に「それでいい」とうなづく。
そして隼の秘部に自分の茎を挿入すると、全身の力を使って突き上げた。
「いっ、痛い!や、やだ、なにこれ」
「バックよりも駅弁のほうがおまえの顔が見れて興奮するんだ」
「あ、いつもより深く入れてる!」
「入りやすいからな」
 大貴は動揺する隼をキスでなだめながら、ぐんぐんと突き上げる。
そのたびに隼が「ああんっ!」と喘ぎ、胸をこすりつける。
薄茶色の乳首が艶かしく大貴の目に映るが、今は挿入して突き上げたい・この欲望のみで動いていた。
「だ、大貴さんっ…」
 隼がまたしても爆ぜたが、大貴は構わずに突き上げる。
「も、もたない。下ろしてくださ…」
 隼ががくりと力を失ったので、さすがの大貴も慌てて茎を抜くと、ゆっくりと床に隼を立たせた。
しかし足元がふらついている。
「あ、もう…凄いんだから困ります…」
 隼は前髪をかきあげて大貴を見上げたが、突然むせて咳をした。
「大丈夫か?」
 大貴が背中をさすると「あなたが奥まで挿入するからですよ」と隼が微笑んだ。
そして力なく壁にもたれると開脚した。
「まだイけていないでしょう?来てください」
「隼…」
 誘われるままに大貴は再び挿入して今度は抜き差しを始めた。
「あ、あ、うんっ。いい、凄くいい」
 隼が喘ぐたびに大貴には力が宿る。
「あ、も・もう僕…」
 感じすぎたのか隼は心太状態で、精を放出した。
「気持ちいい…」
 
 床は精で濡れて月夜の光に怪しく輝いている。
それに構わず大貴は抜き差しを続け、ようやく爆ぜた。

「隼、俺は…」
 大貴が言葉を続けようとしたが隼にキスで口を封じられた。
「僕のことが好きなのはわかりました。セックスが気持ちいいですから」
 だが頬を赤くしながら隼は咳払いをした。
「社長と別れたら僕は仕事ができません。今の僕に社長は必要なんです」
「どうしてなんだ」
「僕が営業部のエースでいられるのも、社長が僕のとってきたどんな小さな取引でもとおしてくれるからです」
 そして隼はため息をついた。
「この関係だけじゃ、ダメですか?毎月末のようにセックスだけ…」
「セックスだけじゃないんだ。隼の全部が欲しい、だから付き合って欲しいんだ」
 隼は目を潤ませて「それは無理です」とうなだれた。
「僕も男ですから社会的地位が欲しいんです」
 その言葉に大貴は絶句した。
「情けないですか?それでもいいです。僕はあなたが好きですが、こればかりは譲れない…」
「隼、愛しているんだ。社長とは別れて欲しい」
 大貴はそれを繰り返すことしかできなかった。

8話に続きます
 
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