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 煌の脳裏には以前仲間に見せられたハメ撮り動画の画像が浮かぶ。
しかもそれは公園での堂々としたセックスで、男の上に女性がまたがって喘ぎながら腰を震わせるものだった。
 胸をあらわにしてスカートもまくりあげている女性に男が突き上げて続けている。
騎乗位と言うセックスの体位は知っていたが、それを初めて見たので驚いた記憶がある。
 なぜか女性に興奮を覚えない煌は、その動画しか見たことがない。
しかし世の中にはさまざまな体位があることは知っている。
エロ本でも、スポーツ新聞でもネットでもそれくらいの情報は流れているからだ。
意識しなくても目に入るので覚えてしまうのだ。

「エロいことでも考えている?」
「はっ!」
 匠に声をかけられて煌は冷や汗をかいた。
それは緊張しているからで、まるで頭から水をかぶったかのように滝の汗を流していた。
「汗、拭きなよ」
 匠がタオルを渡してくれた。
それを使いながら煌は落ち着かない。
タオルから匠の香りがしそうだからだ。
「これくらいで汗をかかれては困るなー。園芸部に向いていないや」
「俺はバスケ部だよ」
「お。言い返した。いいねー、ちゃんと言えるじゃないか」
 そんなことを言われて煌はようやく今まで反論していなかったことに気付いた。
言い返そうとして言葉を噛む事は多々あったが。
「自分の思う事はちゃんと言わなくちゃね。黙ってやり過ごしたら相手には伝わらないから」
「そうだね」
 煌は仲間に参加しないと言えなかった事、カオルを酷い目に遭わせてしまった事、そして匠にフェラの続きをしたいと強引に言えなかった事を思い返した。
 別に勇気の要る事ではなかったのに、言えないのは度胸が無いからだろう。
煌はようやく気付いたが、時すでに遅しだろうか。
それともまだ間に合うのか、やり直しができるのか。

 匠は考え込む煌を見ずに植えた花の根元がぐらついていないか点検を続けている。
そして枯れた葉をむしったり、虫を駆除したりして手のかかる作業だが楽しそうだ。

「頭がよくても世間を渡る術がないんだな。ま、そんなところも面白くていいけどさ」
「面白いって…」
「ん?」
 匠が顔を上げて煌を見た。
「面白いってなんだよ。俺はいつでも真面目に生きているつもりなのに」
「言い方を間違えたね、ごめん。僕は煌が好きだからさ、どうしても興味が湧いてしまう」
 そして「ふふ」と笑った。
「馬鹿にしているつもりはないよ。気分を害したなら謝る、ごめん」
「あ、いいよ。そこまでは思っていなかったから」
 煌が慌てて弁解すると匠が「男らしくていい」と言い出した。
「なにを思ったのか知らないけど、この数分で煌が変わった気がする。あ、もしかしてセックスができるから?」
「や、そ・そうかな…」
「あはは。やっぱり興味を持ってしまう。ところで煌は女子が嫌いなの?」
「いや?興味はないけど、嫌いではないな」
「ふーん。それなのに僕としたい?」
「好きだから・だよ」
「いい顔」
 匠は煌を見つめながら「僕の言うとおりにしてごらん。大丈夫、愛しているから」と小声で言った。

 
 時計が17時を指すとどこの部活の子たちも帰り支度を始める。
匠も軍手を外して「そろそろあがろうか」と言い出した。
2人そろって手を洗いながら「教室は施錠されるから校舎の裏側かなー」と匠がぼやく。
「なんのこと?」
「セックスする場所。校内は無理かなー」
「あるよ。ある、バスケ部の部室とか!」
 煌は自信を持って薦めたが、匠が鼻を押さえている。
「汗臭そうだなー」
「じゃあ、園芸部の部室とか…ダメ?」
「植物に見られながらのセックスか。悪くないね。じゃ、先に行って。僕は鍵だけもらってくるから」
 
 匠は職員室で鍵を預かり、理由として部室の掃除をあげたらしい。
「1時間で片付けますからって言ったからね」
「そうなんだ」
 セックス未経験の煌にはどの程度の時間がかかるのか想像ができない。
「余裕でしょう」
 しかし匠は鼻歌を歌いながら窓のカーテンを閉めてシャツを脱ぎ始めた。
「煌は脱がなくていい。ほら、床に寝なよ」
「う、うん」
 言われるままに固い床に寝転ぶと、なんと匠が馬乗りになった。
これは騎乗位ではないか。
「な、匠…これって」
「僕を触りたいんだろう?遠慮しなくていいよ」
 そして煌の腕を取ると、自分の胸に押し当てた。
「撫でて」
 言われるままに恐る恐る撫でると乳首が立った。
「揉んでもいいよ」
「匠、これを摘みたい」
 煌は匠の薄茶色の乳首に触れた。
「いいよ。好きにしなよ」
 かすれた匠の声に、早くも煌は体が熱くなってしまった。
「摘んで、ひっぱって。吸ってもいいけど遠いかな?」
 匠は前のめりになって胸を煌の口元に近づけた。
煌は興奮してしまい、乳首を指で挟むとぐりぐりと扱き、そしてそれを口に含んだ。
小さいが固くなっている乳首を舌で舐めて、そして吸った。
「うっ、うん!」
 匠の喘ぎが聞こえ始め、煌は夢中になってきた。
乳首を吸ってはもう片方の乳首を指で扱く。
そしてそのまま体に舌をはわせておへそのまわりも舐めた。
「ほ、本当に初めて?」
 匠が改めて聞くほど、煌は愛撫に夢中だ。
「跡をつけてもいい?」
「いいよ」
 匠がうなづくと煌はなんと乳輪を吸った。
そこには赤い跡が残り、匠は目を丸くする。
「こんなところにされるの、初めてだよ」
 そして姿勢を正すと自らボトムを脱ぎ、下着姿になった。
「煌のを先にしないとね。1時間しかないから」
 匠は煌の股間を撫でて「固い」と微笑みながらジッパーを下ろし、茎を取り出した。

8話に続きます

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