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駅前のコンビニに入ると仁田がいた。
「あれ。」
「ああ市井。お前も喉が乾いたのか。」
手に缶コーヒーを持っていた。
「お前の彼女?暑苦しいものを編んでいたな。見ているだけで汗がでた。」気づいていたか。
「まだ夏にもなっていないのに。」おれも愚痴を言った。
「女はわからん。」
仁田はレジに向かった、「おごらせてよ、さっきの分で。」
あわてて声をかけたら、「じゃ、ありがたく。」
今度は受け容れられた。

「急いでるって、喉が渇いていたのか。」
さっさと飲んだ仁田にたずねた。
「そう。あの毛糸のおかげで。」
毛糸のおかげで俺は仁田と話ができた。彼女、GJ!!
「俺はあんな気持ちはわからん。自分だって暑いだろうに。おまえのために暑いのこらえてもくもくとあむんだ。・・はー。気が遠くなる。」
「まあね。」
「惚れられてる余裕?あの彼女はかわいいから大事にしろよ。」
仁田が、にっと微笑んで立ち去ろうとした。
「あのさ仁田。」
気になることがあった。それ以外は特に用事もないんだけど、呼び止めた。
「なに?」
「俺のこと知ってたの?苗字呼んだじゃん。」
「ああ・・。前から知ってたよ。俺これでも会長だし。」
あ。そうか。
「おまえのこと好きだし。」
は!?

「俺?」
「うん。面白そうなやつだなーと思って。彼女と一緒にいるくせに、ちっとも楽しそうじゃない。彼女はそんなおまえにやたら気を使ってる。なんだこの関係・と思ってみていたんだ・前から。」
前・・?
いつだ?いつだ?
「さっきもそう。暑いのがまんしてお前のためにセーター編んでる彼女に対してお前は顔もみようとしなくてさ。俺ばっか見てたろう。」

頭から冷水をあびせられた気がした。

「面白いなーと思ってた。」
ふふ。と仁田が笑った。
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