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2009.06.06 室内の湿度・8
 杏樹は勃起した茎を両手で包んで隠したが先端が見えている。
泡だらけの指で茎をつかもうとして手が滑り、隠すどころか刺激を受けてしまった。
「うっ…」
 我慢できずに体を反らす杏樹を見て、凱は微笑んだ。

「その仕草が初々しいですねー」
 凱はシャワーで杏樹の体を流し始め「ちょっとごめんなさい」と言って股間にもお湯を流した。
すると茎の全容がすっかり凱に見えた。

「杏樹さん」
 凱はシャワーを元の位置に戻すと杏樹の正面に膝をついた。
「俺に任せてもらえませんか?」
「無理、そんなことさせられないよ!出会ったばかりなんだし、その…」
「俺のこと、嫌いですか?」
「そんなことはないよ、でもさ…」 
 杏樹は何かに気がついて顔を上げた。
「杉本くんは僕に聞いてばかりだ」
「自分に自信がないんですよ」
「そんなことはないだろう」

 麻人とはまた違ったタイプだが、涼しげな目元が印象的な眉目秀麗の男だ。
男に「綺麗」と言うのは誤用だと思うが、その言葉がしっくりくるような容姿なのだ。

「コンビニでも男気のある態度だったし、もしかしたら店長代理とか、リーダーシップを取る子だと思うのに」
「嬉しいことを言ってくれますね」
 凱は両膝をついて杏樹を見上げた。
「でも、好きな人の前では臆病なんですよ。ほとんどの男はその逆でいいところを見せようとしますけど、俺は嫌われたくないからとてもできない」
「え、そうなのか」
「とんだ奥手です」
「嘘だ…」
 携帯の番号とアドレスを持って走ってきたのは凱だった。
その行動のどこに奥手と言う言葉が似合うのか。

「じゃあ、俺に任せてくれますね?」
「え、なにを?」
「これ」
 凱は杏樹の茎をにぎるとぐいぐいと扱き始めた。
「あっ!あ、そこはダメッ!」
「キツイですか?」
「ちがっ…杉本くん」
 こらえようとする杏樹に「凱って呼んでくださいよ、杏樹さん」と凱が舌を出した。
「俺、凄くあなたが好きなんです」
 杏樹はその言葉に偽りは無いと感じた。
手コキをする凱が力を入れていないからだ。
これが麻人ならどんなに抗っても締め付けるように扱くし、下手をしたら口に入れられる。
自分をいたわって、優しくしているんだと思うと凱が愛しくなる。

「杏樹さんの、綺麗ですね。俺とは大違い」
「に・似たようなものだろう?」
「違いますよ。見ます?」
 凱がジーンズのファスナーを下げようとしたので杏樹は目を疑った。
「いっ!いいよ、そんな」
 杏樹が慌てると凱が笑った。

「照れちゃう顔もいいですねー。俺、本気で杏樹さんに惚れました」
 言いながら凱は杏樹の茎を扱き、先端から先走りが出たのを見て「可愛い」と誉めた。
まるで子供扱いだと思った杏樹は「もう離して」と凱に言う。
しかし凱は「イク顔を見せてください」と、手コキを止めない。
「こんな緩やかな手コキじゃ、イけないよ」

「じゃあ、こういうのはどうですか」
 凱は杏樹の顎を指で引き寄せてキスをした。
しかも舌を入れたので杏樹が驚いて凱の背中を叩いた。
「杏樹さん、いい香りがする」
「シャンプーの匂いだろう?」
「あなたの匂いです」
 そして凱が杏樹の腰を撫でるので、思わず「あン」とよがってしまう。

「うわ。色っぽい」
 凱が口を抑えて呆然としている。
しかも顔が紅潮していた。

「どうかした?」
 杏樹が聞くと凱は慌てて腕時計を見て「バイトの時間が迫っていた!」と立ち上がって頭を抱えた。
「あ、もうそんな時間なんだ」
 杏樹が丸椅子から立ち上がると、凱が急いでタオルで髪を巻いてくれた。
「もっと一緒にいたいんですけど、ごめんなさい。俺、行かなくちゃ」
 見るからに残念そうな凱に、杏樹はたまらなくなってつま先立ちでキスをした。
「愛してくれるなら、この先も…いや、なんでもない」
「ずるい大人だなー」
 凱は笑顔で腰に手を当てて膝を折ると、キスのお返しをした。
「俺、あなたを愛していると思いますよ。あなたのことが気になって仕方ないから」
「あ、ありがとう…」
「また来てもいいですか?」
「凱ならいいよ。いつでもいい」
 本当なら明日の早朝にでも会いたい気持ちだ。
しかしそんなわがままはとても言えない。
 スニーカーを履く凱に、杏樹は「なんか救われた気がする。ありがとう」とお礼を言うと、
凱は嬉しそうに口角を上げた。
「これでバイトも頑張れます」
「しっかりね」
 杏樹に背中を押されて凱は笑顔で出て行った。
しかし残された杏樹はたとえようのない寂しさを感じた。

 タオルで髪をふきながら明日も早起きをしようかと思い始めた。
自分のほうが凱に惚れている、そう直感したからだ。
 どうしても凱に会いたい。
さっきまで会っていたのに離れると辛いものだ。
 気持ちは十分に受け取っている、だから体を重ねたいとまで杏樹は思った。
麻人の性的暴行は許せないが、そのことは終わりにしたい。
これからは凱のことだけ考えて生きてみたいと思うのだ。


9話に続きます
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