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「杏樹さん、俺、絞り取られそう…」
 凱は杏樹の中を突きながら、髪を乱してもなお欲しがる杏樹に心を奪われた。
突き上げると「くうっ・ん!」と喘ぐくせに、急に秘部を締め付ける動作に場慣れしたものを感じる。
しかし杏樹の慣れた仕草を壊すかのように凱は腰を揺らし、激しく杏樹を駆り立てた。
「あ、あん!あ・あ・あ・や、やだっ、じわじわとくるっ…」
 杏樹は自分の茎がまた爆ぜたと知り、頬を赤くして身をよじる。
「やだ、く、ううん!凱、凱っ!」
「色気ありすぎです、杏樹さんっ」
 そうつぶやくと凱は「ぐっ」と声を押し殺して杏樹の中で爆ぜた。
秘部から茎を抜くと、同時に精が流れてくる。
それは泡を吹いたようにぷくぷくと溢れ、杏樹の腿を汚していく。

「杏樹さん、拭きますからじっとしていてくださいね」
 凱はティッシュを持ち出して杏樹の秘部の周りを拭くと、穴に指を入れて掻き出した。
「やっ!…な、なにをしているの」
 杏樹は相手にここまでされたのは初めてだった。
あの麻人は拭いてくれはしたが掻き出さなかったので、なにかの拍子に下着を濡らした事は多々あった。
「ここ、綺麗にしておかないと大変ですよ」
「そ、そうなの…。ん、んー!」
 杏樹は口に両手をあてて声をこらえるのに必死だ。
いまや完全に凱の虜になっているようだ。
どこを触られても感じてしまい、素直な茎はまた勃起してしまった。

「可愛い」
 凱は微笑みながら杏樹の顔を見る。
「年上の人に可愛いなんて失礼かもしれませんが、すみません、凄く可愛いです」
 そして秘部の中に指を3本も入れてかき回し始めた。
「やだっ!も、もう無理!」
「あ、どうしよう。俺も…かなりきちゃって」
 凱は杏樹の体に圧し掛かると片手で胸を揉み、乳首を指先で突いた。
「ん!」
 のけぞる杏樹を見ながら「止まれない…」と凱はぼやく。
「止まれないです、杏樹さん」
 そして秘部から指を抜くとまた茎を挿入して大きく腰を振った。
「あ、あん!に、2回も?や、やだ、凱!」
「すみません、もう火がついちゃって」
 凱は暴れる杏樹の乳首を舐めて甘噛みした。
「あっ…ぞくぞくする」
 杏樹が「はあ、」と息を吐きながら凱の髪をつかんだ。
「も、止めて?僕もおかしくなりそうなんだ」

「おかしくなって、いいですよ?」

 凱は腰を振り続け、互いの肌がぶつかり合う音を聞きながら「んっ、んっ」と荒い呼吸をする。
先程よりも強い調子で突き上げられて、杏樹はよがりながら開脚して凱を受け入れた。
「さっきよりもいい感じ」
 凱はだんだん小刻みに腰を震わせてきた。
「凱、んっ、あ、どうにかなっちゃう…」
「俺も、です」
 そして「ううんっ!」と吼えて凱は再び爆ぜた。
杏樹は汗を浮かべた凱の頬を両手で包み「凄くよかった」と甘い声でささやいた。


「時間は大丈夫?」
 寝転がりながら杏樹が聞くと「走れば間に合います」と凱が笑顔を見せた。
急いでシャツを着ている様子を見ながら、杏樹はもっと2人でこの夜を過ごしたかったと思う。
しかし凱には仕事があるのだ。
「今度はデートしましょうよ」
 凱の意外な提案に杏樹は驚いた。
「杏樹さんのこと、もっと知りたいんです。だから行きつけのお店とかを紹介してください」
「いいけど…まるで恋人みたい」
「俺はそう思っているんですけど、え、違うんですか?」
 凱が杏樹の顔を覗き込むので杏樹は顔を赤らめた。
「あ、そうですね。ちゃんと言わなくちゃ」
 凱は「んん」と咳払いをして膝を折り、杏樹に視線を合わせた。

「あなたを愛しています。俺と付き合ってください」
「僕で、いいの?」
 杏樹は思わず聞き返した。
昨日まで麻人の玩具扱いを受けていた身だ、それなのに凱に愛してもらえるのが信じられないのだ。
「僕なんか汚れているのに」
「汚れていません」
「昨日赤い跡を見たから知っただろう?僕は昨日まで、愛の無い…」
 すると急に凱が杏樹を抱き締めた。
「凱?」
「過去になにがあろうと、杏樹さんは俺のものです」
 その穏やかな言い方に、杏樹の涙腺はもろく崩れた。
しゃくりあげる杏樹に「あれ、泣かないでくださいよ」と凱が杏樹の頬を撫でてキスをした。
「俺があなたを守ります。だから付き合ってくださいね」
「うん」
「これからは自分の身を自分で守ることはしなくていいんです。俺が側にいますから」
 杏樹はそれを聞いて「かっこいいね」と微笑んだ。
「…凄く照れました」
 そう言いながら凱は杏樹を強く抱き締める。
「言い慣れていないもんね、だから素直な気持ちが嬉しい」
 杏樹は凱にいつまでも抱かれていたかったが、時間が迫っていた。
「…ごめんなさい。俺、もう行かなくちゃ」
「そうだね、ごめん」
「じゃあ、行ってきます」
「行ってらっしゃい」
 杏樹は手を振って送り出すと、急に寂しさがこみ上げてきた。
「我慢、我慢だ」
 閉めたドアに寄りかかりながら、その冷えた感触が心地いいと杏樹は思った。
しかしシャツしか身につけていない半裸状態なので、急に恥かしくなりバスルームに逃げ込んだ。
バスタブにお湯をはりながら、杏樹は幸せと寂しさを交互に感じる。
「はあー」
 凱ともっと2人で過ごせる時間が欲しい。
そんなことを言い出したら凱が困るのは目に見えているので口には出せないが、本音だ。
 湯気の上がるバスタブにもたれながら、杏樹は何も無い天井を見上げていた。
昨日は2人で入ったせいなのか、今日はバスルームが広く感じられる。
「また、早く会いたい」
 呟きながら杏樹はシャツを脱いだ。


12話に続きます
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