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 凱の返事に杏樹は体が熱を持ち、疼き始めた。
こうして抱かれているだけでも息が苦しくなる。
愛情が募って、求める想いが高ぶりセックスをしたくてたまらないのだ。

「鍋、火を止めなくちゃ…」
 凱が杏樹を床に下ろそうとするが、まるで子猫がじゃれるように杏樹は凱にしがみついている。
「杏樹さん、ちょっと待ってくださいね」
「待てないよ、すぐにしてほしい」
 首を振る杏樹に凱は「困ったお兄さんだ」と微笑むと頬にキスをしてゆっくりと指を離させた。
 床に下ろされた杏樹は上気していてきちんと座れずにしなだれた。
そしてただ顔を上げて凱を見ている。
体が火照って仕方が無い杏樹はシャツの裾を引っ張って起き上がった股間を隠した。
しかしこの苦しい状態を強いられるのは辛い。
指先もそうだが、腿もこの欲情を隠せずに震えている。
 
 そうとは知らずに凱はカレーの鍋の火を止めて振り向き、杏樹の姿に驚いた。
「…わ。待たせてすみません」
「凱、もう我慢できない」
 杏樹は目を潤ませながら自分でシャツを脱ぐとベルトに手をかけた。
そして股間を隠しながら下着を脱ぎ去ると、いよいよ気持ちが高ぶりすぎて頬に涙がこぼれた。
「来て欲しい」
「杏樹さんっ」
 凱は床に両膝をついて杏樹を抱き締めた。
しがみつく杏樹を受け止めながら、凱は片手で杏樹の靴下を脱がせた。
「足まで綺麗って、反則です」
「焦らさないで、本当に辛いんだ」
 全裸の杏樹の股間がいつの間にか濡れている。
凱が腿を撫でると「ウッ」と杏樹がうめき、とろとろと液体をこぼす。
それをぬぐった凱の指は精で濡れた。

「杏樹さん」
 凱は右手で杏樹の股間を撫でて、左手で胸を揉んだ。
すると乳首がすぐに起ち、杏樹はたまらず腰を揺らす。
「吸って、早く」
 杏樹の期待どおりに凱は乳首を口に含み、舌先で舐めると吸った。
しかも股間をなぶる指を止めない、やがて先走った杏樹の茎からまたしても精がこぼれる。
「うっ!んんー!」
 外は体を反る杏樹を寸でのところで左手で支え、腕に抱えると杏樹を開脚させた。
「恥かしいよ」
 濡れた股間から床に精がこぼれていく。
「我慢させすぎてすみません」
 凱は杏樹の秘部に指を入れて具合を伺った。
すると杏樹はその指を締め付けてくる。
「ん、これじゃない。もっと大きいのが欲しい」
「杏樹さん、俺ももう限界です」
 凱は素早くジーンズと下着を下ろして勃起した茎をさらけ出した。
そしてわななく杏樹の足をつかむと、勢いよく挿入した。
「アッ!凱、凱ー!」
「はあ、締め付けてください、俺、昨日よりも奥に進みますよ?」
「いやだ、奥なんてっ」
 杏樹は抗いながらも腰をひくつかせて凱の茎を誘って奥に進ませていく。
それは快楽を求める本能だろう、杏樹は瞼を閉じながら凱に体を揺らされていた。
「あ・あ・あ…く、ううん…」
 首を震わされながら杏樹は感極まったように喘ぎ始める。
その声は猫の鳴き声に似て、甘く凱を煽った。
「すご…杏樹さん、昨日よりも進める」
 たしかに杏樹はまるで貫かれるような感覚を覚えた。
目を開けるとすぐ近くに凱の顔があった。
「じゃあ、もっと。もっとこっちに来て」
 杏樹の願いどおりに凱は茎を押し込み、互いのヘアーと睾丸が触れ合った。
「んっ!くるし…」
「杏樹さん、もう止まれません」
 凱は強く突き上げると素早く抜き差しを始め、杏樹は「あ、あんっ!」と叫んだ。
「や、やだっ、ゆ・揺らされる!」
「杏樹さん、好きです。もっと俺を見てください」
「見てる、見てるって!」
「愛しています、だから…だから俺と。くっ、うん!はあ、杏樹さん…」
 急にぐったりとした凱に驚いて杏樹が背中に手をまわすと「すみません」と小声がする。
凱が先にイってしまったのだ。
「はあ、なんか…持ちこたえられなくて」
 杏樹は物足りなさを感じたが、自分は3度も爆ぜていたので疲労感が残る。
「もしかして、おなかがすいているから?」
「あ、はい。…すみません」
 正直な凱に杏樹は微笑むと再び抱き合った。
「僕も愛しているよ。後でまた、してくれる?」
「もちろんです、そのつもりですから」
 凱の自信ありげな態度に杏樹は顔が熱くなった。
セックスに溺れたのは否めないが、それも愛情を感じるからだろう。
杏樹は処理をしてくれる凱を見ながら指を噛んで興奮をおさえた。
凱が触れると押し出されるように精を放出してしまうので、それをこらえるのに必死だった。
 そしてお互いが服を着ると、凱は杏樹を見て「どうしようかな」と言い出す。
「満たされていないって感じですね」
「おなかがすいたからだよ」
 杏樹は見破られて恥かしく、嘘をついてごまかした。


 2人はカレーライスを食べながら色々な話をした。
「俺ね、この時期に忘れられない思い出があるんですよ」
「へえ?」
 凱は「あまり面白いことじゃないんですが」と前置きをして「去年の父の日のことです」と切り出した。

――凱は父の日にブランドのポロシャツを買い、父に渡すときに言葉を間違えたそうだ。
「気持ちだけなんだけど」
 照れくさくてそんな言い方をした凱に、父親はこちらを向かずに「気持ちだけならいらない」と言った。
そのとき凱は箱を持った手が震えだした。
バイトをして初めてもらった給料で買った父親へのプレゼントは日の目を見ることができなかった。
 一部始終をを見ていた母親は「もらっておきなさいよ」と父親に言ったが、
「気持だけって言うんだぜ。そんなものいるか」と不愉快そうにぼやいたのだ。


「どこが言葉を間違えたんだよ?」
 杏樹はスプーンを持った手を下ろして凱に聞いた。
「照れくさくて『気持ちだけ』って言うのはありなんじゃないの?」
「俺もまだよくわからないんですけどね」
 凱は「ふふ」と噴出しながら杏樹を見た。
「子供なりに『お父さんいつもありがとう』のほうが伝わったんじゃないかなと思うんです」
「あ。そうかー。そういうものか」
 杏樹は言われてみれば月並みだがそのほうがベストだと感じた。
「だから、これからは言葉を間違えないようにしようと思ったんですよ」
「へえ」
「遠まわしな言い方をしないで、直球勝負で」
「直球?」
 杏樹がなんのことかわからず首をかしげると凱が口角を上げた。
「好きな人には『好き』って、ちゃんと言うこと」
「あ、そうなんだ…」
「これは愛だと思ったら『愛している』って伝えること」
「んっ?」
 杏樹は喉につまらせそうになって慌てて水を飲んだ。
「大事な気持ちは言わなくちゃ伝わらないですよね」
 凱はきちんと杏樹の眼を見て言った。
「…ありがとう。僕も凱が好き、いや、愛しているよ」
 言いながら照れた杏樹は「暑いねー」と言いながら手をひらひらさせながら顔を煽った。

13話に続きます
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