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2009.07.01 視界良好・10
「全部、はいっ…た」
 唯斗は涼真と皮膚を密着させ、呼吸を整えながらつぶやいた。

「どう、動ける?」
「動けません、無理です!」
 涼真は腕で顔を隠して絶叫する。
「差し込まれて違和感があるのに、どう動けって言うんですか!」
「へえ、まだまだ元気だなー」
 唯斗は「ふふ」と鼻で笑うと勃起している涼真の茎を撫でた。
「さ・触らないでください!限界なんです」
 涼真は腰を震わせながら懇願する。

「なーるほどねー。我慢しているわけだ?出せばいいのに俺に遠慮しているの?」
「汚れちゃいます…」
 言いながら涼真は顔を赤く染める。
そして「熱い」とぼやき、手で扇いだ。
 
 涼真はどうして唯斗とセックスをしているのかわからない。
隠された蝶々が見たかったのもあるのだが、だからと言ってセックスありきなのが理解できない。
 もちろん、惚れた弱みもある。
だが『抱かれたい』とは思っていなかった。
こんなに痛い思いをするなら唯斗の裸を見て、触らせてくれたらそれでもよかったとさえ感じる。
 
 秘部はじんじんと痛み、しかも挿入された茎がおとなしくない。
頭をもたげて、いつ突いてやろうかと待ち構えているのが唯斗の表情でわかる。
唯斗は唇を舐め、涼真の様子をうかがっているのだ。

「は…」
 触れ合う体に汗がにじんでくる。
こうしてじっとしているのも辛い。
 
 涼真は開脚しているところから手を伸ばして、唯斗の腿に彫られた刺青を触りたい。
あんなに柔らかそうな場所に刺青を彫るなんて淫靡だからだ。
 着替えを覗いたときは気付かなかった腿の蝶々、色鮮やかなそれは涼真を誘惑する。

「落ち着いた?」
「…何が、ですか」
「そろそろ動くよ。もう待てないし」
 唯斗は腰を揺らすと茎を抜いた。
「えっ?」
 涼真が動揺すると再び勢いをつけて茎が挿入され、抜き差しが始まった。
「あっ!あ・あ・くっ!う・うううん!」
「啼き声が猫みたい」
「や、やだ!擦らないで!あ、あああ、なんか変、くぅっ、ゆ・唯斗さんっ!」
 秘部は麻痺したのか痛みを伝えず、ただ滑らかに茎の進入を許した。
「やだ、やだぁ!」
 涼真の耳にかすかにじゅっじゅっと挿入される音が聞こえてくる。
強引に入れられたときはそんな音は聞こえなかった。
「やめて、やだ」と喘ぎながらも、なんだろうと思うと涼真の茎が先走っていた。

「どうかした?」
 額に汗を浮かべた唯斗が微笑む。
「なんか…滑らかに動くから…」
「ふーん。気持ちいいんだ?」
「ちがっ…」
 涼真は頬を赤く染めながら否定するが効果が無い。
「俺の茎に涼真の先走った精液をつけて挿入したんだよ。おかげで俺も楽チン」
「は…」
 精液が潤滑油になっていたのかと唖然とすると、唯斗が「もっと早くしても平気?」と聞く。
「わかんない…です」
 涼真の息は上がっていた。
それに今までの抜き差しで興奮を覚えてもいる。
頭がぼんやりとしてしまうが、涼真は強い光を持つ唯斗の目を見て口を開いた。

「どうせするなら…もっと強くしてください」

「聞いてみるものだなー。そそのかされそう」

 唯斗は先程よりもスピードを速めて抜き差しを始めた。
「あっ、あっ!あああん、怖いっ!」
「怖くないって。楽しいでしょ?」
「や、やだ、体を貫かれそう、あ・あっ!唯斗さんっ!あああん!」
 互いの肌がパンパンとぶつかり合う小気味良い音が聞こえる。
「や、もうっ、限界っ!」
「まだまだでしょう?まだイかせない」
「やめて、出ちゃう!イッちゃう!」
「かーわいいな。も少し我慢ね」
 唯斗は腰を振りながら涼真の胸に手を伸ばして撫でる。
「やだぁっ!」
 涼真は首を振って抗うが、敏感な乳首は唯斗を求めてしまう。
薄茶色のそれは唯斗に舐められ、吸われたいと起き上がる。
「やめて、もうやめて!」
 乳首をいじられ、抜き差しも手加減なしで擦られた涼真は「やっ、あ・アアン!」と絶叫して爆ぜた。
胸の鼓動が激しく、呼吸を整えようとするのだが唯斗がまだ突き上げてくる。
「は、はあ…も、無理…」
「結構…いい体じゃん」
 涼真はガクガクと体を揺さ振られたうえに強く突き上げられた。
「はっ…」
 その瞬間、唯斗が涼真の中で爆ぜたので秘部からとろりと精液がこぼれてくる。

「あー。ごめん。中で出しちゃった」
 唯斗は茎を抜くと涼真の秘部を丁寧に拭った。
「おなかに出そうと思っていたんだけどなー。こんなに気持ちがいいとたまんない」
「気持ち、よかったんですか?」
「まあねー。俺は凄く良かったよ」
「は…そうですか」
 涼真は秘部に指を入れられているのがわかる。
しかし抵抗せずに、唯斗に体を預けた。
「おとなしいね」
「体がだるいんです」
 涼真は汗を浮かべながら起き上がろうとして腕が震える。
このだるさはなんだろうと、またソファーに体を沈める。

「蝶々は見えた?」
「はい、見えました。…綺麗でした」
「なかなか人に見せないんだから、貴重なものを見たと思っていいよ」
「はあ…」
 唯斗が指をようやく抜いて「これでいいかなー」と言うので精液をかきだしたのかとわかった。
しかし指を抜かれただけで喪失感を覚えるとは、余程感じていたのかと涼真は自分に驚く。
恥かしさに身悶えしそうだが、よくよく思い返せば唯斗のケアに場慣れしたものを感じた。
 おそらく同性を抱いたのは初めてではないだろう。
言い寄られたのは2回目だとか言うが、セックスは勘定に入っていないなと涼真は思った。

「唯斗さん、あの…」
「ん?なに」
 涼真は『自分が何人目』と聞こうとして口を閉じた。
過去はどうでもいい、自分はこれからどう接していくのかが問題だと気付いたのだ。
涼真はゆっくりと起き上がると唯斗と目が合った。
「お風呂、入ってもいいですか」
「どーぞ。あ、一緒に入る?」
「…1人で入ります」

11話に続きます
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