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2009.07.02 視界良好・11
 涼真はシャワーに打たれながら唯斗とのセックスを想い、また興奮が冷めなかった。
満足げな唯斗の顔を思い出すと、体が疼くのだ。
『いい体』だなんて言われたのは初めてのことで動揺しているし、今のこの喪失感はなんだろうか。
唯斗の大きな茎を挿入されたときは痛かったが、抜かれたときに覚えたこの感覚。
そっと自分で秘部に触れると「違う」とつぶやいた。
 唯斗の茎と指がいいのだ。
そう気付いてしまうと、悶えてしまいそうだった。

「僕のことを少しでも好きなのかな」

 独り言はシャワーの音にかき消された。
そして涼真は壁に手を当てて、頭からシャワーを浴び、気持ちを落ち着かせようと努力した。
『付き合おう』と言ったのは唯斗なので、少しは期待してもいいのかもしれない。
 しかしあの男前が本気で自分を好きだなんて信じがたい。
からかってばかりだし、涼真は自分では唯斗につりあわないと思うのだ。
 まだ学生の身分なのに社会人が付き合ってくれるなんて考えられない。
だが、セックスをした。
これは愛情の表現ととらえていいのだろうかと、涼真の悩みはつきない。


 思い出せば、元は蝶々の刺青が見たかったのだが、触れられなかった。
ただただ唯斗に突かれて喘ぎ、絶頂を感じたことしか記憶にないのだが、
蝶々に触れられなかったので満たされたわけではない。
それが不完全燃焼を来たしていて、敏感な涼真の茎は起き上がってしまった。
「わ、ヤバイ」
 涼真は1人でいることに安堵して、自分の手で慌てて擦り始めた。
このままでは外に出られない・焦る気持ちが逆効果で茎はますます硬くなるばかりだ。
「どうし…」
 困惑している涼真の背後で突然ドアが開いた。

「はあっ?」
 振り返るとタンクトップにボクサーパンツ姿の唯斗が立っている。
「遅いなーと思ったら自慰するの?もったいないねー」
「な、なんで」
 動揺する涼真の側まで唯斗が遠慮なしに来てしまう。

「シャワーで濡れますよ!」
「別に構わないけど?」
 その、ひょうひょうとした言い方が涼真にはたまらない。
なにか企んでいるような、それとも誘いをかけているのかわからないのだ。

「俺のをくわえろよ。そうしたら、また手コキをしてあげる」
「そんなことを求めていません!」
「今度は蝶々に触れるだろ?」
「あ…」
 
満たされなかった想いは唯斗に筒抜けだった。

「ところでさー、涼真は蝶々が好きなの?」
「いえ、そうじゃなくて」
「俺の肌だから、触れたいんだろ」

「…断言しないでください!」
 
 すると唯斗が腹を抱えて大笑いだ。
「笑うところじゃないでしょう!」
「はー。面白いなー。素直になればいいのに。涼真は言当てられると顔が真っ赤になるんだもん」
 唯斗はバスタブの縁に腰掛ける。
出しっぱなしのシャワーが容赦なく唯斗を濡らしていくが、構わないようだ。
「涼真。イかせてみせろよ」
 足を開いて挑発する唯斗に、涼真は思わずすがりつくように抱きついた。
「熱いなー」
「僕だって熱いです」
 そして腿に彫られた蝶々に触れると、ぞくぞくとした快感を覚えてしまう。
思ったとおりの柔らかい肌だ。
「それで満足しちゃうわけ?俺が言ったことを忘れてるぞ」
 涼真は唯斗の下着に手をかけて「脱がせますよ?」と上ずった声で聞く。
「いーよ。どうぞ?」
 唯斗は少し尻を上げて脱がせやすいように配慮する。
それを見て涼真は一気に下着を下ろした。

「で・でかい…」
 すでに勃起している唯斗の茎を間近で見ると、触れるのをためらってしまう。
涼真の胸の鼓動は激しくなり、躊躇している間に茎はシャワーで濡れていく。
その雫をこぼしながらも屹立している茎はたくましく、そしてじっと涼真を見つめているようだ。

「焦らしはなしだ。くわえろよ」
 唯斗に急かされ、ようやく涼真はバスルームの床に膝をつくと唯斗の腿に手をつきながら茎をくわえる。
しかし茎が大きすぎて息苦しくなり「けほっ」とむせてすぐに口から出してしまう。
「どーしたの」
「あの、唯斗さんのが…。顎が割れそうです」
「先端から舐めればいいよ。慣れれば口に収まるから」
 慣れた様子の唯斗が憎らしい。
だが、お互い勃起していて待ったなしの状況だ。
 涼真は意を決して茎の先端を舌で舐め、そして少しくわえるとフェラを始めた。

「素直でいい子だなー」
 唯斗は涼真の髪を撫でながらフェラを続けさせる。
次第に唾液で濡れてきた茎は口から出し入れをする際に「じゅっじゅっ」と音をたてる。
その音に比例して、唯斗の茎はさらにたくましくなっていく。
「よし、いいよ。立って、壁に手をついて背中を見せな」
「えっ」
「わかるでしょ?俺も限界なんだ」
 唯斗はきょとんとしている涼真にキスをすると腕を取って立ち上がらせた。
そして強引に壁に手をつけさせ「バックもいいもんだよ?」と耳元でささやいた。

12話に続きます
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