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2009.07.11 視界良好・18
「ほら、起きろ。大学に行くんだろう?」
 涼真が目を覚ますと、シャツをはだけた唯斗に頬を触られていた。
「わ!」
 そのぬくもりに異常に反応して飛び起きると「あはは。元気だなー」と唯斗が吹き出す。
「唯斗さんがそんな格好をしているから驚いたんです!」
 裸のままの自分を恥じて、シーツを手繰り寄せながら涼真が反論する。
「これ?まだ着替えの途中だったからなー。いっそ裸で起こして欲しかった?」
「そ、それは困ります!」
 涼真は赤面症かもしれない、唯斗にからかわれるとすぐに顔が熱くなるのだ。
今も熱くてたまらない。
その姿を唯斗が楽しそうに眺めている。
「困る?嬉しそうだけど?」
「そんなことはありません!」
「りきんでいないで服を着たら?そこに置いておいたけど」
「あ」
 涼真は慌ててシャツをつかみ、それを羽織ると今度は下着を探した。
「あれっ…?」
「何が見つからないの」
「下着です。おかしいな…」
「ジーンズと一緒に脱いだんじゃね?」
「あ、そうか」
 助かった・と感じながらも、涼真は唯斗が自分の脱ぐ様を見て覚えていたことが恥かしい。
「いい脱ぎっぷりだよねー。いつも思うけど」
 まるで心の中を読まれたようだ。
涼真は言い返そうとして唯斗のほうを見たが、ネクタイを締める姿に見蕩れてしまう。
これが働く男の姿なのだと、ネクタイをしゅっと音を立てながら締める唯斗から目が離せない。

「どーかした?」
「い。いいえ、別に」
 涼真は下着を履くとジーンズも身につけ、「じゃあ、僕は部屋に帰ります」と挨拶をした。

「あれ。本当に大学に行くの?」
「講義が1つありますから」

「なーんだ。留守番でもさせようかなと思ったのに残念」
「…起こしたくせにそんなことを言わないでください」
 涼真がぼやくとその唇を塞がれた。
「ん!」
 いきなりのキスに涼真が戸惑うと、唯斗は相変わらず涼しげな表情で舌を入れてくる。
舌が絡み合い、唾液をこぼし、無意識に下半身を擦り合わせていると唇が不意に離れた。

「ここにいたら?」
「でも、唯斗さんは…会社に行くんですよね」

「留守番してよ。帰る楽しみが増えるんだから」
「…一方的だ」
 涼真がそれでも迷った表情をすると「焦れる?」と唯斗が聞く。
「発情期みたいだなー。このままじゃ外に出られないよ?」
 涼真は知らぬうちに息が上がっていた。
そして擦りあった下半身が痺れている。
体が唯斗を求めているのだ。

「俺は会社に行く。だけど5分だけ付き合ってあげる」
 唯斗は涼真のジーンズの中に手を入れて腰を撫でた。
「あ、そんな、困ります!」
「擦るくらいならしてあげるってこと」
「や、やだー…」
「ちゃんと立っていろよ」
 唯斗は下着の上から涼真の股間をまさぐって、擦った。
すると敏感な茎が頭をもたげる。

「苦しい!唯斗さん!」
 涼真が思い切って唯斗に抱きつくと「しょーがない子だなー」と言いながらも受け止めた。
「唯斗さん、僕…!」
「せっかく服を着たのに脱がす羽目になるじゃん」
 唯斗はそう言いながら涼真のジーンズのジッパーを下ろした。
「甘えん坊さん。時間がないけどイけるかな?」
「やだ、セックスがしたいんです!」
「こらこら」
 
 頬を染めて唯斗を求める涼真の前で、唯斗は片膝をつくと茎を取り出して舐めた。
「あっ!で・出ちゃう…」
「早すぎるでしょ。少し我慢しろって」
「唯斗さんっ」
「好きだよー?涼真。我慢できないのもわかるけど、それじゃ楽しみが半減しちゃうよ?」
 唯斗はそう言うと涼真の茎をくわえて出し入れを始めた。
「あっ、あっ…唯斗さん、唯斗さん!」
 涼真は足元がふらつきそうだった。
手コキよりも体温を直に感じるフェラが涼真を駆り立てていく。

「唯斗さん、も・もうダメ!」
「…じゃあ、出していいよ?」
 
 唯斗が茎を口から出して舌を見せた。
唾液で濡れた茎もそうだが、赤い舌が淫猥だ。
「俺の口の中に出せばいいじゃん」
「そんなことっ…できません!」
 涼真は恥かしさのあまりに抵抗したが、茎は素直だった。
再び唯斗がくわえると涼真は全身に電流が走ったような感覚がした。
「うっ、うんっ!くうう!」
 唸ると同時に体の力が抜けた。
ふと我にかえって唯斗を見ると「にがっ」と言いながら何かを飲み下した後だった。

「唯斗さん…?」

「気持よかった?俺も朝から涼真のイく顔が見れて嬉しいよ?」
「…ご・ごめんなさい!口に出してしまって!」
 すると唯斗は口を拭きながら「出せって言ったのは俺だから、いーの」と立ち上がる。
「そろそろ行かないと遅刻だなー。じゃあ、後はよろしく」
 唯斗は涼真に鍵を渡した。
「あ・あのっ!」
「それ、合鍵だから。失くすなよ?」
 慌しく唯斗が上着を抱えて「じゃあ、行ってきまーす」と出て行った。
残された涼真はしばらく動くことができず、呆然と立ち尽くしてしまった。

19話に続きます
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