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思いつめると体の1部が過敏に反応してしまう、
祥軌はこのぞくぞくとした高ぶりを持て余しつつ、自らの腰を軽く叩いた。

シャワーの水しぶきが跳ねて、バスタブへ落ちていく。

するとなんだか湯船を汚したような気になり、せっかく湯を張ったのだが一気に栓を抜いた。


祥軌はバスルームから出ると、濡れた髪を乱暴にタオルで擦りながら個人の部屋に戻った。
姿鏡に映る自分は上半身は裸で、下はジーンズ姿の普通の風呂上りの男だ。
だが、表情はどうだ。
眉が上がり、神経がぴんと張り詰めている。
飢えた獣のそれのように見える。
苛立ってしまうのは行き場の無い欲情だと気付かされると、余計に行き詰る。

隣の部屋にはコノエがいるのに自慰なんてできやしない、
しかし早急に発散しないと高ぶった感情を明日まで引きずる羽目になる。

今夜はジョギングをしたほうがよさそうだ・そう思ったとき、
ドアをノックする音に驚いた。


「今、いい?」

コノエの声がしゃがれている。
祥軌は了解する前に本能からなのか「その声、煙草を吸ったんじゃないだろうな?」と言いながらドアを開けた。

「…吸ってないし」
濡れた髪の祥軌の顔を見上げながら、コノエは明らかに動揺していた。
「本当?」
祥軌はコノエの後頭部を左手で抱え込むように引き寄せ、その黒い髪に顔を埋めた。
煙草の匂いがするかと思い、嗅いだだけなのだが、コノエの息が祥軌の胸元にかかった。

それは熱を帯びていた。

違和感を覚えた祥軌は冷静を装い「吸ってないね」と言いながら手を放そうとした。
「やだよ」
細い指が祥軌の腕を乱暴につかんだ。
「こうしていてくれないかなあ」
そして自らの頬に誘導する。

「僕は祥軌サンしか信じてない。いつも僕を守ってくれているから」
祥軌の手のひらに頬をぐいぐいと摺り寄せると、迷うことなく祥軌をまっすぐに見上げた。
この瞳に対して、獣のように高ぶった己を祥軌は恥じた。

「なに、また何か聞きたいことがある?」

祥軌は極力、穏やかな声を出したつもりだった。
しかし思考は曖昧だ。

祥軌はコノエを弟のような存在と脳に訴えかけた。
幸いにも股間は起き上がってはいない。
しかしこのまま体を密着させていたら過ちを犯しかねない状況ではある。

まだ大人になっていないコノエの体は、力をこめなくてもたやすく押し倒せてしまえる。
見た事はないが、肉付きもたいしたことがなさそうだ。
そんなことを一瞬で考えてしまい、祥軌は思わずコノエの視線から目を反らした。

しかし、コノエは逃さない。
ためらっていた言葉を口に出す決心をしたようで、小さく息を吸い込んだ。


「これ、どうしてか教えて欲しい」

「これ?」


妙な尋ね方に祥軌が再びコノエを見やる。
すると、コノエは足元を指差している。

訝しげに覗き込むと、隙だらけのその唇にコノエの唇が吸い付いた。
「んっ?」
祥軌が目を瞬かせるがコノエはひるまない。
それどころか祥軌の腿に自らの固く変化した股間をこすりつけてきたのだ。

ジーンズの奥に秘められているとはいえ、生地の擦れる音がかすかに聞こえてくる。

「…あッ」

小さく喘いだコノエが、そのまま唇を離す。
そして先ほどまで自らの股間を擦りつけた祥軌の腿に両手で触れると、涙をこらえた瞳でせつなげに見上げる。
頬が上気して赤い。
唇も熱を帯びて苦しいのか、続けて息を吐き、やがて閉じなくなった。
何かを求めて、舌の先がちらりと見えている。

「僕は祥軌サンにだけ、こうなっちゃうんだ!祥軌サンは僕を好きでもないのに…」

祥軌は身をよじるコノエの腰をつかむと、唇を求め、その舌を捉えた。
互いの歯をなぞり、唾液を掬い、飲み込むことが間に合わない分は開いたままの唇からこぼした。
「…祥軌サン、マジでキレイな顔してる」
「何ヶ月も一緒に暮らしていて、今更言う?」
「こんな近くで見たことな…」
自分しか見つめていないその瞳を祥軌は独占したくなった。
その高ぶりは止められず、むしゃぶりつくようにコノエの唇を吸った。

そして唇を舌先でなぞると、コノエは快楽に浸ったのかくすぐったそうに肩を震わせる。


「ち・力が抜ける…」

長いキスで勢いをそがれたのか、コノエは祥軌の腕の中に体をだらりと預けた。

「どうした?」
祥軌が汗を浮かべたコノエの額を手でぬぐってやると、嬉しそうに目を細める。

「そこよりも、ここだよ?」
次に手が誘導されたのは、ジーンズのジッパーだ。
「ね、下ろしてほしいんだ」
しがみついたコノエが耳元でささやく。

「セックスは、祥軌サンとしたいんだ」

5話へ続きます
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