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そのドアが開くまで、晴矢の頭の中はセックスでいっぱいだった。
『ようやくやれる』と、まるでさかりのついた獣のように切迫していた。

しかし、利玖が静かに開けたその先には生活感のない空間が広がっていたのだ。

開け放たれたままの各部屋のドアから、垣間見える部屋の中も整然としている。

思わず眺めたキッチンも鍋1つ置かれずに輝いていた。
まるで手付かずだ。

「…モデルルームを見に来たみたい」

「へえ?つまらない家でしょ。晴矢の部屋はどんな感じ?」

「まず、雑誌を平積みしてるし。服も…クローゼットに入れずにハンガーにかけて」
話しながら靴を脱ぎ、手招きされるまま家にあがる。

「だらしないから、よく母親に怒られる。うるさいからほおっておくんだけど」
「でもシャツは毎日アイロンをしっかりかけているよね?」
「え?」

利玖は晴矢の正面に立った。
目線を合わせるのはたやすいと言わんばかりに口角を上げると、
晴矢の下腹部に手を触れた。
そしてゆっくりと胸へと手で擦りあげる。

「襟も立ってる。皺も見つけられない。いつもちゃんとしているんだなと気付いてた」
指は晴矢の体の線を確認しているようだ、
手のひらで胸を押すとたまらず晴矢が呻く。

「ちゃらちゃらしている奴は不潔な印象があったんだけどね」
「…不潔って言いたいの?」

「晴矢は清潔感がある。だから、気に入ったんだ」
利玖は晴矢の上着のボタンを外して脱がせると、シャツをまくりあげた。
「こんなに、興味を惹かれるとは…思わなかったけど」

そして晴矢のへそにキスをし、舌先で舐め始めた。
ただでさえ敏感な部分だ、しかも利玖が腰をつかんだまま吐息をかけるので、
晴矢は身が持たずに膝をがくんと折ってしまう。

「ちょ、ちょっと…たまんないんだけど!」
「そうみたいだね、これが僕の喉に当たってるし」
そう言いながら利玖がボトムの上から晴矢の勃起した男根を撫でるので、
ますます窮屈になる。

「固い。…ねえ、まだ大きくなりそう?」
「酷なことを聞くなあ、同じ男だろ?…き・きついって!」

「そう?」
利玖は「ふふ」と微笑み、わざと先端を指で突く。
「あ・あのなあ!」
頭に血がのぼった晴矢はジッパーを下ろし、ぐいと自らの男根を抜き出した。
それは頭を突き上げ、怒張している。

「こっちは待ったなしなんだよ、わかっていないかもしれないけど」
勢いで利玖を床に押し倒し、馬乗りになると荒々しくネクタイを緩めた。
「もう…逃がさない。俺がつかまえた」

慣れた手つきで利玖の頬を撫で、覆いかぶさろうとすると利玖が両手で胸を抱いて隠す。

「なんのまね?」
苛立ちを隠さず晴矢が聞くと、
「…自分で脱ぐ、脱ぎ終わるまで、キスしててよ」

「なに言って…」
「脱がされるの、嫌いなんだ」
「…脱がすのは好きなんだ?」
「そうだね、裸を見たいから。…僕は安くない、覚悟しなよ?晴矢」

この期に及んであと1歩が許されない、
晴矢は「もう!」と叫ぶと両手を床につけ、無理な体勢を強いられながら利玖の唇を吸い、
舌を絡めていく。

『どこまで焦らせば気が済むんだ、こいつは!』

晴矢の男根が利玖の制服にこすれて余計に気持ちは高ぶる。
そんな中で荒い息を吐きながらもなお、利玖は自分で脱ごうとしている。

視界に入るのは徐々にあらわになる肌だ、
乳首はシャツに隠れて見えないが、驚いたことに利玖はベルトにも手をかけてボトムをずらした。


「も、いいよ。お尻浮かすから、膝まで落として」

操られたように晴矢がボトムを下ろすと、利玖は慣れた様子で足をばたつかせ、それを脱ぎ去った。

「あ、パンツも…脱げばよかった。濡れてて気持ちわる…」
利玖は首を振りながら下着に手をかけるが、そこに晴矢は指を重ねた。
「俺も、脱がすほうが好きなんだ」

「や…」
小声で抗う利玖にかまわず一気に下ろすと濡れた股間があらわになる。
ようやく許されたという達成感がみなぎり、晴矢は手を伸ばすと小穴に差し入れて抜き差しを始めた。

「くっ、ううん!…やあっ!ん、もっと…」
「ゆっくりなんて、できない」

「ちが…。激しくして…いいよ?」
脇をしめて口元に指をあててはいるものの、しかし潤んだ瞳が欲情していた。

「ねえ、もっと…触って」

股がじわりと開き、そのとき汗で濡れた腿が晴矢に触れた。
溶け合うような感触に晴矢の体は痺れてしまう。

『この体が欲しい』

我慢のきかない男根を携えている晴矢は駆り立てられたまま指を荒々しく動かし、
利玖のかすかな悲鳴を聞いた。

そして間髪おかずに自らの男根を挿入し、
腰の動きだけで突き上げて利玖の反応を見た。

圧されている利玖は体を反らし、腕を頭上にあげて指の先で床に触れている。
ぴんと張り詰めた皮膚が艶かしく、伸ばした腕のラインが淫靡だと晴矢は思う。
そして時折伏せる瞳が背徳を知らせ、半ば開いたままの唇から見える歯列の白さが際立った。

「クゥウウン、ううん!は・晴矢っ…あ、ん…して、もっとして…」

紅潮した頬に汗を流しながら、
利玖は貪欲に晴矢を求め続ける。
まるで限界がどこなのか知りたいかのようだった。

「だめ、まだ・イッちゃだめ…、ん、まだして?ん、んっ・あ、んー!」


晴矢はずっと肌の触れ合う音を聞き続けた、
そしてねだる利玖に溺れ、このまま氷のように互いの体を滴り、溶けてしまいたいとさえ願った。







晴矢は耳に響く聞きなれない携帯の呼び出し音で目を開けると、
重い体を揺り動かしてゆっくりと起き上がった。

床の上で寝たせいか頭が痛く、やたらと首が凝っている。

ふと隣を見ると制服の上着を体にかけた利玖がかすかな寝息をたてていた。

しかし、携帯が鳴り止まない。

「どこで鳴っているだー?」
首を押さえながら周りを見渡すと、どうやら玄関に置いたままのカバンからのようだ。

だが明らかに自分の携帯が呼び出しているのではない、利玖だ。

探り出すのをためらっていると「…間が悪い」としゃがれた声がする。

「…ほおっておいて、それ。ちょっとうるさいけど」
利玖は「ふわー」とあくびをし、晴矢と同じく首を痛めたようで「んー」と首を押さえた。
だが、何を思ったか晴矢の顔を見上げて口を開き2秒ほど動かなかった。

「やっぱり僕は間違っていなかったな」

その不敵な微笑がなにを指しているのか、晴矢は見当がつかなかった。
ただ、鳴り止まない携帯の呼び出し音が気掛かりではあった。



7話へ続きます



夏と題しておいて、もはや季節は残暑だなあと気付いて寒気がしました。

いつも読んでくださってありがとうございます、
感謝しています。


もっとさくさく書ける様に某所で毒を抜いてきたつもりが、
毒を持って帰ってきていました あれー?




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