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2006.07.11 エゴイスト。7
「実輔にいい話があるんだ。聞きなさい。」
「・・は?」
警戒を解かない実輔に、ここは嘘をついてもなにをしても効果がない。
なら、正直に包み隠さずに交渉してやろう。

逃がす気はない。

「実輔はこの町の高校に通っているんだな?」
「ええ。それが何ですか。」
「私は・・ご両親から聞いていないのは無理も無い。
今どんな職業についているか知らないが、
かつては共に教員を目指した仲間だった。
・・私だけが今も教師として人を指導しているからね。
話すこともない。そう思ったのだろうさ。」
実輔の瞳が意外そうに揺れました。
「教師?・・聞いたことも無い。」
嘘ではありませんでした。
教師を目指したのは半年ばかり。
あとはなんの情報も知りません。
知りたくも無い。
ただ落ちていけばいい。そうは、願いました。

「実輔はご両親が嫌いかい。」
「・好きではない。いつもなにかにおびえて暮らしてきたみたい。・・落ち着かない家だ。」
おや。少しづつですが話に乗ってきています。
樫木先生はこのタイミングを外しませんでした。

「転校しなさい。」
「は?」
「隣町に新設校が出来たのは知ってるな?私はそこの教師だ。
実輔はそこに通いなさい。」
「言ってる意味がわからない。」
実輔が声を荒げます。
つっぱっていてもやはり子供でした。
まだ感情のコントロールができていません。
それこそ・・・・樫木先生の思う壺なのですが。

「学校に近いマンションを一部屋渡そう。
そこで一人暮らしをしなさい。どうだ?親から離れたいだろう?
それにこの高校では新しい授業体勢を始めようと模索しているんだ。
実輔。成績がいいらしいな。
頭のきれる、容姿も優れた、上にたつべき人間を探していたんだ。
おまえの力が必要だ。」



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