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「はっきり言うね。もっときみと話がしたくなったよ。」
ああ、なんてうざいんだ。
生徒会に入らなくて本当に良かった。
なにが<生徒会できみを守る>だよ。
もともとおかしい話だと思ったんだ。

あの可愛い小町よりも、俺のほうがこの男子校では受けるなんて。
俺を受け付けたのは生徒会の会長、宮御先輩だったんだ。
ああ、なんてうざいんだ。このひとは・・。

「宮御先輩。」
「膳先輩と呼んでくれと頼んであったはずだが?忘れたのかい?」
「・・宮御先輩。お帰りください。俺はもう出かけます!」
いけない。
俺がはっきり言うたびに、宮御先輩は楽しそうだ。
なんだ、このひとは。
マゾなのか?
「ひかりくん。俺よりも、その用事を優先するのかい?」
「当たり前です。」
「先程、お母様から伺ったよ。秋田小町くんとの用事らしいな。」
「・・はあ。」
「あの子は恐ろしいな。」
「はあ?」
「こんなに可愛いひかりくんを独占するなんて。末恐ろしい少年だ。」
どうして、ため息ついているの・・。

「恐ろしいのは後輩の家に上がりこんで、長居している宮御先輩ですよ。お帰りください!」
俺はタオルを投げつけそうな勢いで言ってみた。
だけど先輩はしれっとしている。
「何の用事で来たのかも聞いてくれないのかい?」
「用事だったんですか。」
ああ、そうか。
用事だったなら無碍にもできない。
「何でしょうか?」
「今日は商店街の夏祭りだ。一緒に行こう。」

「お帰りください。」

「ひかりくん。きみと金魚すくいをやってみたいな。童心にかえって。」

ご自宅にお帰りください。」

やっと宮御先輩を外に出せた。
ああ・・・1時間もあのひとと話し込んでいた!!
おばさんはもう出かけただろうな。
あ、危ない!!
小町がひとりであの家にいる。
急がなくちゃ、小町になにかあったら。俺は・・おばさんの顔が見れない。
俺を信じて任せてくれた小町にも!!





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