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いつもなら照れて言えないことだった。
嫌われるのが怖くて、口に出せないままここまで来たんだし。
でもこの懐かしいいお祭りが俺を応援してくれた。
蝉の声が聞こえる。
子供たちの下駄のからころする音。
リンゴアメの甘い匂い。
あの頃とは違うから。
あの頃よりも。

そばにいたいから。

「俺をどうしたいの。」
小町が聞いてきた。
怒っているわけでも、困った様子でもなくて。
<今日の晩御飯なににする?>みたいな聞き方で。
「どうしたいって・・。よく考えていなかった。」
「そばにいたいんでしょう。今でもそうなんだけどさ。
俺のそばには、最初からひかりしかいないのに。
これ以上、どうしたいんだよ。」
小町の言うことはもっともだ。
俺もよくわからないけれど、でも。でも。

「小町が好き。これは伝えなくちゃと、ずっと思っていたんだ。」

「最初からそうじゃん。ひかりの初恋は俺でしょう。」

小町が平然としている。確かにそうだけど。初恋は小町だけど。
「そのままなんだ。そのまま、実らないまま、ここまできてるんだ。」

すれ違う親子連れに聞かれてもいい。
指を指されても構わない。
俺は、どうにかして伝えたい。わかって欲しい。

「俺も好き。」


そばにいた子供の水風船が地面に落ちて、ばしゃんっと割れた。
「あ~あ~。ちゃんと持っていないからよ。」
お母さんが笑いながら子供をなだめる。
後ろからは大人の威勢のいい声。
「金魚すくいはこっちだよ~!お兄さん、やっていかない?」


「え。」

「ひかりが好き。」


こころのなかで、花火が破裂した。
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